• ベストアンサー

イオン結合の強さ

u6hyの回答

  • ベストアンサー
  • u6hy
  • ベストアンサー率35% (5/14)
回答No.4

 えーと、少し「極性」や「結合」という言葉の使い方に混乱がありませんか?  イオン結合の場合に働く相互作用は静電引力(クーロン引力)です。ここまではいいと思います。  次にその静電力ですが、この力の強さは距離だけではなく、場の誘電率にも依存します。この誘電率が真空中と水中でかなり違うので(78倍くらい)、働く引力の強さも当然かなり違ってきます。  この高い誘電率の原因は、水分子が大きく分極していることです。  水中に電荷、たとえばNa+のように正電荷をもったイオンがあるとすると、当然その周りにある水分子は負に分極している酸素原子をNa+の方に向けて並びます。すると、これらの水分子によってNa+の電荷が遮蔽されることになり、他の粒子が感じる静電力は弱まります。これがミクロに見た場合の説明です。

ru-ru7
質問者

お礼

なんとなくわかりました。ありがとうございました。

ru-ru7
質問者

補足

つまり、解答としては、水中だと陽イオンの電荷は酸素原子によって遮蔽され、陰イオンの電荷はは水素原子により遮蔽されるため、陽イオンと陰イオンに働く静電引力が弱まるから。これでいいんでしょうか?

関連するQ&A

  • イオン結合について

    高校生です イオン結合の「陽イオンと陰イオンがクーロン力で結びつく結合」のイメージがよくわかりません なぜだか共有結合とかぶってしまって混乱します。 原子どうしが静電気のような引力で隣り合ってくっついているだけっていうことですか? わかりやすいイメージの仕方があったら教えてください。

  • イオン結合でできた物質って原子ですか?分子ですか?

    イオン結合によってできたものって、原子ですか?それとも分子ですか? イオン自体は原子ですよね。 教科書には、「陽イオンと陰イオンがイオン結合によって規則正しく非配列した固体をイオン結晶と呼ぶ」とありました。 でもそれって(例えば)NaClがたくさん集まって結晶になるわけですよね。NaClひとつだとなんなのでしょうか? 分かりにくくてすみません。よろしくお願いします。

  • フッ素分子の結合解離エネルギーについて

    フッ素分子の結合解離エネルギーについて フッ素分子、これの一価の陽イオン、陰イオンについてフッ素原子がp軌道に電子を5つ持っていることから考えるとこれらの結合解離エネルギーはどのようになるかという問題が出されたのですが、どのように児考えたらいいのかわかりません。僕は、反結合性軌道に入る電子の数が少ないものほど小さいと思ったので、エネルギーが大きい順は、陽イオン、フッ素分子、陰イオンだと思ったのですが、あっているのでしょうか?

  • イオン結合と共有結合

    基本的な質問で申し訳ないのですが、イオン結合と共有結合の違いが分かりません。 定義的にはイオン結合は「陽イオンと陰イオン間の静電気的引力」で共有結合は「価電子を互いに共有してるもの」と違うのは分かるのですが、私にはどちらも「原子間で電子を出し合っているもの」で同じように感じてしまいます。

  • イオン結合の物質について

    塩化ナトリウムなどのイオン結合の物質は水中ではどうして分離(電離?というのでしょうか)するのでしょうか。 クーロン力によってくっついている。言葉を換えればクーロン力によってイオンとイオンの問が一定の距離を保っている訳ですが、単純にその間に水分子が割り込んできたと考えてよいのでしょうか。 くわしい方宜しくお願いします。

  • 陽イオンと陰イオンの組み合わせ

    教科書によく、陽イオンと陰イオンの表がのっています。イオンの価数の帳尻が合えばその物質は現実に存在するのでしょうか。(その物質がイオン結合であるか、共有結合であるかは別として)たとえば3価の陽イオンであるアルミニウムイオンと、2価の陰イオンである炭酸イオンを組み合わせたAl2CO3(炭酸アルミニウム?)は存在するのでしょうか。 どなたか教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

  • イオン結合

    イオン結合でわからないところがあります。 塩化ナトリウム ナトリウムが一個の電子を放出して、塩素が一個受け取りイオン結合する 一個のナトリウムイオンの周囲に6個の塩化物イオンがイオン結合で結ばれて存在し、また同様に一個の塩化物イオンの周囲に6個のナトリウムイオンが存在する。 自分で図にかいてみました。 ここで疑問があるのですが、一個放出して一個受け取るならば、ひとつにつき、ひとつしか結合できないのではないでしょうか? なぜ、6個もひっつけるのですか? 教えてください。

  • イオン結合と共有結合

    イオン結合の定義は陰イオンと陽イオンとの静電気力によって引き合って出来る結合で、 共有結合は電子対を共有して出来る結合とかいてます。 でも共有結合の例のようなところでHClが用いられている。 塩化水素はH+とCl-とイオン結合ではないんですか? それを考えると、塩化水素は共有結合とイオン結合の両方に適用するんではないんですか?? この辺の詳しいところをぜひ教えてください。

  • イオン結晶の共有結合性について

    イオン結晶の共有結合性について質問です。 原子間の電気陰性度の差が小さいほど共有結合性が大きいというのは何となくわかるのですが、、 イオン結晶において陽イオンの大きさ(半径)が小さいほど、また、陰イオンの半径が大きいほど共有結合性が大きいというのがよくわかりません。 参考書には、H+は大きさが非常に小さいので電子を引き込む力が強大であり、結晶中でH+としては存在しないというように書いてありました。 イオンの大きさと電子を引き込む力はどんな関係があるんでしょうか。 どなたか教えていただけたら嬉しいです。

  • 化学の結合の質問です。

    陽イオンNH4+と陰イオンCl-の結合でイオン結合になるようです。 これらはすべて非金属元素の結合です。 では、陽イオンH+と陰イオンCl-の結合で陰イオンになるのでしょうか? これらも非金属元素の結合です