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レンズの決定

noname#11476の回答

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noname#11476
noname#11476
回答No.2

>ファイバーのコア径は関係ないのですか? 入射した光が完全な平行光で、十分収差の小さなレンズを使う限り関係は無くなります。 というのも、レンズ1での集光点は、レンズ1のNAで決まる回折限界まで絞られるからです。 更に、ビームプロファイルがガウシャン形状のものだと、何枚レンズを通っても、最終段のレンズでのビームサイズと焦点距離のみで焦点のサイズは決まります。 >レンズ1のスポット径を約1mmと仮定して,倍率を考えるというのは,おかしいのでしょうか? レンズ1でのNAが極端に小さいために1mmになっているとすれば、倍率を考えるまでもなく、NAを合わせ込めば自動的にスポットサイズの小さなものが得られます。 (NAが小さい光線のNAを大きくすると言うことは、レンズ2は像を縮小することになるからです。) それ以外の理由で、レンズ1での実際のスポットサイズが1mmの場合というのは、光源自体が平行光でないか、レンズに非常に大きな収差があるかのどちらかですね。 この場合は、サイズで合わせ込むのか、NAで合わせ込むのかを選択しなければなりません。 トレードオフの関係になりますので(NAを小さくするとサイズは大きくなる)、うまく行くと、NAを合わせ込むとサイズも収まるということになりますが、ダメな場合は全部の光を取り込めない可能性も出てきます。 なお、もし余裕があるのであれば、NAは小さめの方がファイバー中でのロスを最小限に出来ます。(特にマルチモードファイバの場合) >それから,f1が既知と書かれていますが,レンズ1,レンズ2共に何も分からない状態なのです.焦点距離をこの辺の距離にしたいという希望はあるのですが,そんな考えの元にレンズ1は決定!なんてかんがえていいものなのでしょうか・・・. なぜ、一度集光する必要があるのかという理由次第なのでなんともお答えできませんが、実際に系を作る場合には、極端にレンズ1、2の焦点距離が小さくなったり(レンズの有効径に対して小さすぎると収差の除去が困難になります)、全長が長すぎて配置できないなどと言ったことがない程度にすれば良いかと思います。 >mickjey2さんが,光学関係でお勧め!という参考書があったら,教えていただけませんか? 光学と一言に言っても非常に幅が広いので、お答えしにくいのですが、光学を専門としている人であれば以下の本は、定評があり、誰でも一度は手にしたことがある本です。 「光学の原理」 (M.Born,E.Wolf / 東海大学出版会) 主に、物理光学、幾何光学を取り扱っています。 「光エレクトロニクスの基礎」AMNON YARIV/丸善 レーザ、非線形光学を主に扱っています。 どちらの本も、やや難解で専攻する大学生以上を対象とした本ですが、光学を志す人であれば大抵持っている本でもあります。 では。

2daisuke2
質問者

お礼

2度に渡ってありがとうございました.解けました.

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