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レンズの決定

noname#11476の回答

noname#11476
noname#11476
回答No.1

なぜ一度レンズ1で集光させるのかが不明なのですが、レンズ2の焦点距離を求めたいのですね? 今、レンズ1の焦点距離をf1、レンズ2の焦点距離をf2とします。 また、レンズ1面での平行光の半径をr1とします。 問題は、特に難しいことはなく、レンズ1の焦点の像をファイバ端面に結像させるだけですから、レンズ1の焦点からファイバ端面までの距離をLとすると、 L = f2a + f2b ----(1) 1/f2a + 1/f2b = 1/f2 -----(2) ここで、f2a = レンズ1焦点からレンズ2主点まで、f2b = レンズ2主点からファイバ端面まで。 が成立すれば良いわけです。 上記は未知の変数が3つなので、一つ消去できて、2つの変数の関係式が成立します。 さて、ファイバの開口数NA以下で光を入射しないと、無駄になってしまいますから、その関係式を作ります。 レンズ1よる開口数をNA1とすると、 NA1/sqrt(1-NA1^2) = r1/f1 ここで、r1 はレンズ1に入射する平行光の半径です。 が成立します。レンズ2に入射する光のレンズ2面での半径r2は、 r2 = r1 * f2a/f1 が成立しますので、 レンズ2によるファイバ側のNA2は、 NA2/sqrt(1-NA2^2) = r2 / f2b = r1 * f2a / (f2b * f1) -----(3) が成立します。 さて、レンズ1が既知、r1も既知として考えていますので、 r1, ff, NA2はわかっていますから、この式は、f2aとf2bの関係式となるわけです。 すると、先ほどのレンズの式(1),(2)と組み合わせれば、f2a, f2b, fは求まります。 (f,f2a,f2bの3つの変数に対して3本の式がありますので) レンズ2での焦点サイズがファイバ径に対してどうなるのかについてですが、 入射光源が理想的な平行光線の場合は、レンズ2によるスポット半径Rは、 R = λ/ (2 x NA2) となります。(λは波長) つまり、最終段のNA2でのみ決まります。 この大きさと比べればよいでしょう。 なお、実際に使う場合には、「収差」が問題となりますので、そちらの検討も必要になります。 (これは更に詳しい条件などを考慮して、更に場合によっては手計算ではやってられないほど面倒になることがあります) では。

2daisuke2
質問者

補足

この計算の場合,ファイバーのコア径は関係ないのですか?レンズ1のスポット径を約1mmと仮定して,倍率を考えるというのは,おかしいのでしょうか?物体距離s,像距離s"とした,近軸レンズの公式 f=m(s+s")/(m+1)^2から,ファイバーのNAが有効と思われる,レンズ2の有効径を考えていました. それから,f1が既知と書かれていますが,レンズ1,レンズ2共に何も分からない状態なのです.焦点距離をこの辺の距離にしたいという希望はあるのですが,そんな考えの元にレンズ1は決定!なんてかんがえていいものなのでしょうか・・・. なんだか初歩的な質問ですみません. mickjey2さんが,光学関係でお勧め!という参考書があったら,教えていただけませんか?

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