インピーダンスについて

質問

車に自作スピーカーを積んだりして音を楽しんでいますが、インピーダンスが今ひとつ分かりません。
現在、アンプ側が4Ω、スピーカー側が8Ωなんですが、特に不具合もおこらなそうなのでそのまま使っています。
しかしどうも気になるところなのですが、具体的に両者のインピーダンスが違うと、どういうことが起こるのでしょうか？

回答No.4

JT190 · ベストアンサー

詳しく説明するとキリがないので、ごく簡単に。

「アンプ側が4Ω」というのは
「インピーダンス4Ω、またはそれ以上のSPが使用出来ます（使用出来ることを保証します）」という意味。

「スピーカー側が8Ω」というのは・・・そのままの意味です。

したがって、「アンプ側が4Ω、スピーカー側が8Ω」の組み合わせは全く問題ありません。

***以下蛇足***

ところで、インピーダンス整合については誤情報が「非常に」多いですね。
家庭用の一般オーディオ機器では殆どの場合、入出力間のインピーダンスは「不整合」です。例えば、

ライン入出力間の場合
・出力インピーダンス：1kΩ前後（が大半）
・入力インピーダンス：10k～500kΩ

パワーアンプ～スピーカー間の場合
・出力インピーダンス：0～1Ω
・入力インピーダンス：公称2～16Ω、実測1～50Ω（概略値。周波数によって異なる）

オーディオの場合「電圧伝送」しかしていないので、上記の通り「整合は不要」なのです。
（スピーカーでさえ、定電圧駆動が前提の設計となっています）
したがって、（整合は取らずに）単に
「ローインピーダンス出し、ハイインピーダンス受け」
しているだけですので、お間違いなく。

例外的にインピーダンス整合するケースとして
・FM、TVのアンテナ：75Ω
・ADのMMカートリッジ：47kΩ
・ADのMCカートリッジ：数百Ω（カートリッジによって異なる）
・プロ用機器の一部：600Ω
がありますが、あくまで「例外」です。

回答No.3

ドジスケ（@122610）

スピーカのインピーダンスは周波数によって大幅に変化します（少なくとも１桁、モノによっては２桁）。
公称インピーダンスは規定に従って表示しているものに過ぎません。
アンプはこれに対応できるように設計されているので特殊な場合を除き、そんなに神経質になることはありません。
もちろん能率、歪の点でマッチングしていることはベストなので真空管ＡＭＰ等設定できるものは合わせてください。

回答No.2

chie65536

http://ottotto.com/sound/09/imp.htm
このページにインピーダンスについての説明と、インピーダンスの不整合が起きた場合の説明があります。

とっても判りやすく解説されてます。

参考URL：

http://ottotto.com/sound/09/imp.htm

回答No.1

ken_dosanko

インピーダンスが合わないと信号が歪んだり、出力が異常に小さかったりします。信号の波形が変形したり、信号のエネルギーが跳ね返されたりして、正しく入力されません。

マイクの端子にライン出力から音楽をいれたときを考えてみるといいですよ。音楽らしいことはわかるが、ガリガリ、バリバリいって、まったく聞き取れないでしょう。また、マイクの出力をライン入力にいれたときは、いくらボリューム上げても信号が聞き取れませんよね。
それが、インピーダンスの不整合です。