小沢一郎氏の出方

質問

前原執行部がほぼ壊滅状態になりつつも、小泉総理は衆院予算委員会で「民主党も過ちを認めて、反省すべきは反省し、これを糧として国民の信頼を得られるよう期待している」と答弁、永田議員への国会での除名懲罰動議発動を「死刑宣告に等しい」と発言し慎重を期すよう指示、そして自民議員に対しても「襟を正して答弁するように」と激を飛ばしています。

小泉総理としては任期中は御しやすい前原体制が続くと思っていたでしょうから、今回の不祥事は４点セットと共に総理にとっても意外な展開で、なるべく死に体前原執行部が継続する方向で持って行きたいと思っているのではと私は観測します。しかし自民党の動きがなくとも前原執行部が自壊する可能性も高いです。

ところで本題ですが、すると注目されるのはやなり小沢一郎氏の出方ではないでしょうか。権謀術策に長け、しかも政策ポリシーを持っている小沢氏は、実は私は好きなタイプの政治家ではないのですが、ここまで転落した民主党を救済するには、政界再編を信条とする小沢氏の動きが重要になってくると思います。この小沢氏が今後、民主党にどういう態度を示し、小泉政権・ポスト小泉政権に対してどういうカードを切るか観測できる方がいらっしゃたらご教示頂きたいと思います。

回答No.5

noname#16526 · ベストアンサー

自民党が前原体制の方がやりやすいのは事実だと思いますが、もともと前原代表の任期は九月までなので小沢氏としては今すぐに前原降ろしをせずに九月の代表選まで待つと思います。
問題は健康ですね、以前から小沢氏は健康せいで代表を辞退している部分も多いと思います。党首になると総選挙期間中は全国を飛び回って演説したり、睡眠時間が数時間しか取れなかったするので小選挙区で戦うにはこれに持つだけの体力が必要ですから今度の代表選も健康と菅氏が代表選に出るかどうかによって変わってくるのではないでしょうか。菅氏と代表選争って負けてしまっては後がなくなるので菅氏が支持してくれるがポイントで、健康が心配な時には菅氏が代表で小沢氏は幹事長をやるかもしれないですが、今の段階では予測出来ないですね。
また小沢氏がどのようなカードを切るかわからないですね、もともと突拍子もない戦術をする人ですからね、ただ細川政権後は戦術を仕掛けるも後手後手に回って失敗しています、ただ喧嘩が強く腕っ節が強いので選挙にはこの喧嘩強さが自民相手に出れば良い方向に行く可能性はあります。
それと小沢氏が自由主義から社会民主主義的な平等主義に変わったのは今までごった煮政党だった自民党が完全に自由主義に舵を切ったので同じことを言っても票は政権党の方に流れてしまうので、それを読んだ小沢氏は社会民主主義的に変わったのでしょう、小泉氏やアメリカ型の自由主義はホリエモンのような少数の大金持ちを生む一方で多数の低所得者も生みます、いわゆる格差社会ですが、負け組の人に対してもっと平等になるような格差が少ないのような社会民主主義的な政策を小沢氏が打ち出せるかどうかにかかっているでしょう。負け組は数の上では勝ち組よりはるかに多くいますので、これらの人たちを惹きつける政策を出せば勝てる可能性は十分あります。
それと小沢氏は民由合併時はよく自民党を倒した後にもう一回政策本位の政界再編を言っていましたが、最近は自民党を倒して民主党政権を作ることしか言っていません、これは民主党が今から政権取ったとして自民党の政官財の癒着をなくすには民主が最低数年政権を持たねばなりませんから、そうすると早くてあと５～６年はかかりますから６０代半ばの小沢氏は年齢的に自分が出来るのは自民党を倒して民主党政権で日本を変えるとこまでだとわかったからだと思います。
いずれにしても知名度とカリスマ性は今の前原体制よりはずっとマシだと思いますし、むしろ小泉任期満了後の自民党は自分で支持基盤を散々壊して来ましたから今のような票をずっと集められるかも疑問ですね。

お礼

小泉総理は劇場型政治で自民党の支持基盤を自ら壊し、将来の二大政党制の畑を耕したとも評価できるでしょう。小泉路線がポスト小泉後も維持できるとは到底考えられません。自民党のアンチ小泉も回復の兆しがありますから。

小沢氏自体は、菅氏など別の人物を党首に復活させて、相変わらずの黒幕政治を続けるかもしれません。この人はリーダーというよりフィクサーという言葉が似合う人ですからねえ…。

回答No.4

ipa222

健康の不安を抱える小沢は、最後のチャンスと思いながら、何度も二の足を踏んで党首になることを逃してきました。
党首になるためには、極左勢力とも手を組んでいるわけですから、さすがに次は動くでしょうね。

タイムリミットは参議院選までです。
参議院選は、族議員を選ぶ選挙ですから、改革派よりも労働組合よりの抵抗勢力が党首の方が都合がいいのです。

前原をとりあえずレームダックにしながら、自民党総裁選びの様子を見て、秋あたりに動くと思います。

参議院選が2007年夏です。

政策としては、特に目新しものは無いでしょう。
本来の自由主義的主張は抑え、党首になるために迎合した極左勢力の顔色を伺う政策になると思います。
地方公務員を増やせとか、国税庁と社会保険庁を合併しろとか。

お礼

豪腕小沢の真骨頂ですね。ポスト小泉を叩き、守旧派の裏を引いて自民党を攪乱し、無節操公明党を揺さぶり、ぜひ国政に最後のご奉公をして頂きたいものです(笑)。

回答No.3

xxx674

小沢氏の最終目的は、今の民主党を政権政党にするのでは無く、自民党を解党または過半数割れに追い込んで、今の政党では無い２大政党による日本の政治を実現させたいのでは、と思います。

ただ、今回の一件で、今の小泉自民党には、もう打つ手は無いでしょうね。
しかし、海部政権後の総裁選出のシーンでもそうだったらしいのですが、挙党態勢が出来たり、周りの相当数の人間から推されれば、小沢氏は立候補すると思います。

ズバリ、彼の主張は、民主党が一度政権を執って、自民党を下野させることに尽きると思いますので、小泉さんやポスト小泉の政策とは、相当違った政策を全面に押し出して闘うのでは無いかと思います。
また、公明党をもう一度、野党側に引き寄せる様な政策を出してくるのでは無いかと思います。

今の自公では、あまりにも強力過ぎますからね。

自らの持論は第一なのですが、最終目的の為には、手段は選べ無いのでは、と思います。

お礼

小沢氏は権謀術策に長け、公明党は無節操極まりない政党なので、今はダメでも将来的には、自民党守旧派へ裏から手を回したり、仰るとおり、公明党を巻き込む戦略をとってくるかもしれませんね。

回答No.2

biwako1215

小沢氏は確かに親分肌でまとめるでしょうが、
一般にはあまり人気がないので、彼が党首に
なったら、今より民主党は凋落すると思います。

なんていうか、彼のこれまでの行動を見ると
天下国家に身を投ずるという高邁な思想が
見られないので、あまり信用ができないと
思われています。

小沢氏の今後の政治姿勢に掛かっているのでは
ないでしょうか・

回答No.1

ricanmuri

政治は詳しくありませんが、小沢はもう年でしょう。　今更出てきても
誰も指示しないと思いますよ。　それに彼の手法はもう古いし・・・・。