• ベストアンサー

AMPからADPは主にどこで合成されるのでしょうか?

ATPがエネルギーの通貨で、ミトコンドリアの電子伝達系で作られるのはよく分かっています。でも、ここではADPからATPの合成ですよね。AMPからADPへの合成は、主にどこで作られるのでしょうか? ATPはエネルギーを使ってADPになると、すぐにリン酸をくっつけてATPになるんですよね。AMPになるまでエネルギーを使うことは、あまり無いのでしょうか? 気になりだしたら気になってしょうがありません。 ご回答よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

<AMPからADPの合成は、「ここで合成する」と決まった場所がないということで  それを行うアデニル酸キナーゼの分布で調べると 良いでしょう。  クラミドモナスのべん毛にも分布しています。  これまた生物屋流の(化学屋さんからひんしゅく物の) 考え方からみると、栄養成分として細胞に同化される ATP材料は、アデニンかアデノシン程度。そこから ATPまで合成するわけですから、その酵素は細胞質 基質やミトコンドリアクリステに分布する。と考えた 方が妥当だと思います。要は、細胞のどこにもある。  ただ、最初のご質問の筋収縮でAMPまでエネル ギーを使うかと言えば、ミオシンATPアーゼは、 ADP迄ですし、ダイニンや、キネシンも、AMP まではいかないはずです(基質特異性?)。  よろしければ、ヌクレオチドの合成 代謝 ATPアーゼ 等のキーワードで調べられると、よりいろんな知識が得られると思います。

CYP2C9
質問者

お礼

何度もありがとうございます。 AMPからADPの反応は大学でも習いませんでしたし、結構マニアックなのですね。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

<AMPからADPへの合成は、主にどこで作られるのでしょうか?  もっと最初から考えると楽かも・・・窒素同化して、 核酸作る過程でそれがあるかもしれません。 <AMPになるまでエネルギーを使うこと  おっしゃるように、沢山エネルギーを使う場合です。 尿生成の時、シトルリンとアスパラギン酸を一時的に くっつけるシンターゼ(アルギノコハク酸シンターゼ) 等で起こっています。  さっきのように見方を変えれば、DNAポリメラ ーゼが、ATPをAMP(ヌクレオチド)に変え、DNAに組み込んでいるとき、それが起こると 解釈できる?  それ以上に、核酸に組み込むためのウリジンやシチ ジン・グアニジン・チミジンを高リン酸化するとき、  ATP+GMP→AMP+GTP としてるようで す。まずはここらでお調べください。

CYP2C9
質問者

お礼

ありがとうございます。 AMPからADPの合成は、「ここで合成する」と決まった場所がないということでいいのでしょうか。 激しい運動により、ATPがAMPとなった時、 AMP+ATP=ADP という反応があり、ADPになれば電子伝達系でATPになれます。 AMPはあくまでも核酸としてお仕事するのがメインで、ATPが働きすぎてAMPになった場合にりん酸をもらってADPになって、ATPになり働きに行く。こういう流れでいいのでしょうか。

  • sn-o-wman
  • ベストアンサー率10% (22/207)
回答No.1

一般に生体ではAMPまではいきません。 死後はどんどん進行して「うま味」ができます。

CYP2C9
質問者

お礼

ありがとうございます。 AMPがIMPになって旨味がでてくるということですよね。

関連するQ&A

  • ATP・ADP・AMPについて

    ATPをADP(とリン酸)に分解してエネルギーを発生させるというのはよく聞きますが、ADPをAMP(とリン酸)に分解してエネルギーを発生させるというのは聞いたことがありません。 ADP→AMPというのは行われないのでしょうか?また行われないのならばどうして行われないのでしょうか? ATPは「アデノシン-P~P~P」となっているのでATP→ADP→AMPとやればより多くのエネルギーを発生させられるように思うのですが。

  • ATP合成について

    ATPの合成について質問があります。 動物がATPを合成する経路として、クエン酸回路や電子伝達系等がありますが、いずれもADPとリン酸からATPを合成していますよね? 例えばクエン酸回路の反応経路はミトコンドリアのマトリクスにありますが、ATP合成の原料となるADPとリン酸はどのようにして確保しているのでしょうか? (1)ミトコンドリア外部でATPが消費された結果出来たADPやリン酸が、何らかの方法でミトコンドリア内部に運ばれる (2)ADPとリン酸を高エネルギーリン酸結合でつなげる際、ミトコンドリア内部でATPが消費され、その結果出来たADPとリン酸を使い回している (3)上の二つを兼用している 候補としては上の三つしか思い付きません。 ご存知の方がおられましたら、なるべくわかりやすい言葉で、ご教授お願いしますm(__)m

  • ADP AMP

    液クロのスタンダードとして、ADPとAMPを購入したいのですが、探すことがせきません。ATPは見つけました。「アデノシン2リン酸」、「アデノシン1リン酸」以外の別の名前で載っているのでしょうか?

  • ADP,AMPについて

    ADP、AMP無機のリン酸が解離する時のエネルギーを調べよ。という内容の宿題が出ましたが、答えが全然分かりません、誰か教えて下さい。

  • 光合成

    高校生物の範囲で質問です。 植物が光合成を行うとき最初、光エネルギーで水を水素と酸素に分解して残ったエネルギーをATPに変換すると習ったのですが、細胞内においてATPを生成する役目を担っているのはミトコンドリアではないのでしょうか。 葉緑体がグルコースを生成して、そのグルコースからミトコンドリアがATPをつくると思っていたので、困っています。後で自分なりに調べてみて分かったのは、葉緑体内でつくられたATPはグルコース生成のために使われる?だそうです。しかしだとしたらミトコンドリアでつくられたATPを使わないのはどうしてなのでしょうか。 ご回答いただけるとありがたいです。

  • ADP→ATPの反応は吸熱ですが

    ADP→ATPの反応は吸熱ですが 化学の授業で化学反応はくっついたら発熱と習った記憶があります。 化学結合をするとその結合エネルギー分だけエネルギーが低くなり 発熱反応であると。 この法則に従うとADP→ATPは無機リン酸がくっつくので発熱反応だと 思うのですが、なぜ吸熱反応なのでしょうか?

  • 酸化的リン酸化と電子伝達系

    酸化的リン酸化と電子伝達系はどう違うのですか。電子伝達系のことを酸化的リン酸化というのでしょうか。また、膜タンパク質の複合体がATPを合成するのは電子伝達系に含まれますか。

  • わかりますか

    生物の好気呼吸の電子伝達系のところで質問です。 電子伝達系では38ADPが38ATPになりエネルギーが生まれるということは聞いたのですが 38ADPはどのようにして生じるのですか? 内膜と外膜との水素イオン濃度が~ みたいなのは聞いたのですが よくわかりませんでした。 お願いします!!

  • ATPの運搬

    ミトコンドリアのマトリックス内で合成されたATPは、 「ADP-ATPトランスロケーター」というアンチポート系によって、外に運び込まれるそうですが、それではミトコンドリア内膜と外膜の膜間スペースにATPが蓄積されるだけのような気がします。 いくつか教科書を調べましたが、マトリックス内で合成されたATPが細胞質へ出る過程がよくわかりません。 よろしくおねがいします。

  • ATP合成に必要なプロトン量論

    私が高校生の頃は(1990年代前半)、ミトコンドリア内膜の運搬によるロスを無視した場合、 1分子のグルコースから2 ATP, 2 GTP, 10 NADH, 2 FADH2が合成され、 NADH + H+ -> NAD+ + H+ + 2 e- 1/2 O2 + 2 H+ + 2e- -> H2O の間に介在する電子伝達系の過程で、 3 ATP (FADH2由来だと2 ATP)が段階的に合成されるので、 最終的に38 ATPが得られると教科書に堂々と書いてありました。 しかるに現在は化学浸透圧説が定説となり、電子伝達系では、 NADH-ubiquinone oxidoreductaseで4 H+、 ubiquinone cytochrome c oxidoresuctaseで4 H+、 cytochrome c oxidaseで2 H+、 合計10 H+がミトコンドリア膜外に排出され、 そのプロトン駆動力でATP synthaseからATPが合成されると説明されています。 問題はそのATPを合成する際に必要なプロトンの量ですが、生化学の教科書によって答えがまちまちです。 3 H+/ATPだとすると、グルコースから合成されるATP量は41.3分子となり、 4 H+/ATPだとすると、グルコースから合成されるATP量は32分子となります。 現時点でATPシンターゼがATPを合成するのに必要なH+の量論は解決しているのでしょうか? 解決しているとして、そのことについて書かれたreviewはありますか? いずれかの質問への回答を御願いします。