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臓器移植

どうして日本では臓器移植が広まっていないのでしょうか? ドナーカードが普及してないからですか? 調べたのですがいまいち分かりませんでした… 詳しくご存知の方教えてください!!

  • tan2
  • お礼率27% (46/166)
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • inoge
  • ベストアンサー率45% (510/1116)
回答No.3

なんと言ってもドナーが少ないからです。ドナーが少ない理由は肉体への執着ともう一つ、国内の議論に脳死に対する十分な合意形成が出来ていないからでもあります。 他国の場合、キリスト教があるといっても肉体への執着が無いわけでもないのです。(ドラマ「ER]でもドナー家族の葛藤と決断の苦しみが描かれるシーンがあります。) 制度としてドナーカードが運転免許とセットの事実上強制になっていたり、一定の書式と基準をクリアすれば家族への同意確認が十分でなくてもドナーとして成立するところもあります。これでいけば日本の制度より数が増えるのも当然です。  日本でこれをやったらマスコミに袋叩きにされるでしょう。マスコミの中に根強い批判的スタンスがある、何か有ったら叩こうと待ち構えている状態です。そのため、日本の脳死ドナーの条件はきわめて厳しいものになりました。それでも初期の症例ではドナーの主治医は痛くも無い腹を探られ、専門家からみたら極めて不当な批判が多数マスコミを賑わしていました。 また、腎臓や角膜など脳死でなく心臓死でも提供できる臓器もあるのですが、脳死移植が始まってからこちらの宣伝やマスコミの扱いがおろそかになって結果的に減ってしまったという敬意があります。ドナー=脳死というイメージが広がりすぎたのです。こちらは脳死の問題とは別個におおいに増やせる余地があるはずです。 そして、臓器移植ネットワークの維持費は基本的に移植の際の手数料に依存しているので、ドナー不足からシステム不足という悪循環に陥っています。(公営ギャンブルからの補助金が不景気で激減したこともありました)

その他の回答 (6)

  • mota_miho
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回答No.7

No.6 です。補足です。 回答は、いわゆる「脳死患者」からの臓器移植についてのものです。

  • mota_miho
  • ベストアンサー率16% (396/2454)
回答No.6

いろいろな考え方がありましょうが、私には生きている体から臓器を取り出すなんてとても考えられません。(回復する可能性がないにしても) 世の中には、わたしのように思っている人が多いということではないですか。  

  • heigawa
  • ベストアンサー率59% (13/22)
回答No.5

仏教には色心不二(心と体は不二である)という考え方があります。 これに対してキリスト教では心と体は別の存在です。死後の肉体はゴミと同様です。テレビドラマERの中で、死亡した幼児の体を使って、救急隊員たちが気管内挿管の練習をしているシーンがありましたが、日本では到底考えられないことです。それこそ、(日本では)逮捕されかねません。 かれらは、死後の肉体はギャベッジ(ごみ)と等しいと公言します。 こうした、宗教が背景にある身体感の違いが最大の理由ですが、多くの臓器移植の関係者は、こうした点に無知であるか鈍感であるように思われます。

  • OldHelper
  • ベストアンサー率30% (743/2462)
回答No.4

ある講習会で聞いた話ですので、事実確認はしていません。 日本の法律が脳死を人の死と認めていないからだそうです。 臓器移植は心停止前(脳死時点)に取り出さないと移植に適さない臓器が大半だそうです。 ところが「脳死」で心臓を取り出すと、医師が殺人罪で逮捕されるそうです。 本人がドナーカードを持っていて、家族が同意していても、心停止までは手が出せないそうです。 結果、移植できる臓器は角膜など限られたものになってしまうそうです。 わたしは全臓器のドナーカードを持っていますが、法改正されることを願っています。

  • Sombart
  • ベストアンサー率16% (45/267)
回答No.2

 臓器移植という治療法を実現するには、いろいろな壁があります。  その壁を、一つ一つ壊して道を付けていかなければなりません。  つまり、「どうして広まらないのか」という問に対しては、いろんな壁がまだまだ立ちふさがっているからだ、という複合要因による答えになりますね。  ドナーシステムが整備されていないのも理由でしょう。別にカードという代物だけの問題ではありません。例えば、日本の文化として、死体にも魂の臨在感を覚えるというものがあるので、死体にメスを入れることに抵抗があるという壁もあります。これは、肉体と魂を分離して考えられるキリスト教文化圏とは極めて巨大な違いです。  また、単純に臓器移植という治療法自体に対する世間の認知の度合いも壁でしょう。  純粋に技術的な面から見ても、マッチングシステムの不備や機能不足もありますし、移植手術というもの自体の成功率や拒否反応への対処技術もまだ十分安全とは言いにくいものがあります。  制度面から言っても、死体の輸送システムや摘出体制の不備、移植手術を行なうための医師やスタッフのスタンバイ体制の不備、機器設置体制の不備もあります。輸送に関する法整備も不十分で、例えばヘリで緊急輸送するなどということはできません。  あと、医師が進んでやりたがる治療法になっているかというと、そうでもありませんしね。難しいしアフターケアにかなり手がかかる割に、それほどお金にならないようです。

  • aya-pi-
  • ベストアンサー率30% (258/834)
回答No.1

先日まで、日本で一番多くの移植を行っている病院に入院していました。 私もその事が気になり、看護士さんに尋ねたところです。 ドナーカードをお持ちの方は結構いらっしゃるみたいです。しかしながら移植となるとご家族の同意が必ず必要になり、同意が得られないというのが現実だそうです。突然や苦しまれた方々がほとんどなので、脳死状態でも「これ以上は苦しめたくない」と判断されるそうです。 法律を改正しない限りは増えないように感じました。

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