• ベストアンサー

JR通勤電車への幅広車の導入が遅れたのはどうしてですか?

現在では関東のE231系、関西の207系に代表されるように、通勤電車でも幅広車が当たり前になりました。しかし特急・急行型車両は新幹線が出来る前から幅広車体を導入していましたし、小田急などの私鉄でもかなり前から幅広車を導入していました。一体何故JRだけが通勤型電車の幅広車導入に遅れをとってしまったのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • syu181
  • ベストアンサー率31% (72/231)
回答No.4

小田急車は裾が絞ってあるので幅広にみえますが、従来の車と比べて5センチほどしか広げていません。 231系では10センチほど広がっています。 まだ国鉄時代を引きずっているところもあるでしょうから、幅広車を導入するという発想に行き着かなかったというのもあるでしょうね。 余談ですが、他社との乗り入れをしている線区では、基準が異なるために駄目なところもあります。 東京メトロではJRよりも建築限界、車両限界共に小さいので、231系の幅広車は乗り入れできません。 乗務員室のステップの手すりが基準に引っかかるという話を聞いたことがあります。 ですから東西線乗り入れ用の車両は231系でありながら、従来車と同じストレート車体の231系800番台となっています。 JR東日本で新しく作った検測車で491系がありますが、検測するにあたってどうしてもメトロ線内に入らなければ行けない駅があります。 ところが491系はメトロ車の限界を超えているために、特例として徐行での乗り入れとなっているそうです。

higashitoh
質問者

お礼

丁寧にご教示頂きありがとうございました。491系にメトロ線内を通らないと行けない駅があるとは驚きです。

その他の回答 (3)

回答No.3

鉄道従事者です。 輸送力増強させる方法として、 ○編成を長くする ○線路を走る電車の本数を増やす ○車両の幅を広げる ・・・などあります。 編成を伸ばすのは、よく工事風景を見られる事もあり大変そうに見えますが、実は、電車の幅を広げる方がもっと大変なのです。 電車のすれ違い、駅ホーム、トンネル、信号機の位置、鉄柱など・・・ 幅を広げると、全線でその全てを手直ししなければなりません。 「他社より遅れてしまった」、 ・・・というより、電車の幅の基準を変えるという作業は、そうそう出来る事ではないのです。 ホームを伸ばす方がまだ、容易なのです。 JRは国鉄から移行後、コツコツ人知れずにやってきて、最近になってやっと、車体幅を広げられる環境が整ったのです。

higashitoh
質問者

お礼

そうだったのですか。JRも遅れをとったわけではなかったのですね。丁寧にご教示頂きありがとうございました。

  • pirako
  • ベストアンサー率48% (20/41)
回答No.2

やはり製造コストの問題が大きいかと思います. 私鉄と違って数百両・千両単位の通勤型車両が必要な旧国鉄やJR(特に東日本)では 如何にして製造費用を安く抑えるかが重要課題です. だから205系・209-0系までは(技術的には幅広車体で造れても)低コストな箱型車体. その後の209-500系では,4ドアになった近郊型(E217系)と共通の構体を使うことで 近郊型車両の新製も含めたトータルでみればより安く造れるようになり, ようやく通勤型を幅広車体にするようになりました…という流れなのでしょう. まぁ国鉄時代の場合,最大乗車率300%とも言われた通勤ラッシュへの対策に 車体幅を数cm広げて収容力を上げたところで焼け石に水だったのかもしれませんが.

higashitoh
質問者

お礼

丁寧にご教示頂きありがとうございました。

回答No.1

質問者さま こんにちは 以下は私の考えでしかないのですが、 国鉄(現 JR)の場合  優等列車 → サービスを良くする。  普通列車 → 普通(書き方がそのままですネ(笑)) という考え方があり、それに対して私鉄の場合  国鉄には負けない!→国鉄に比べてサービスを良くする。 という考え方をもっていた。 国鉄の場合 特急車両は普通車両に比べて、快適にしないと・・・ということで、(空調、騒音、広さ)など差別化を図った。 特に空間という面から書きますが、 鉄道車両の(快適さ)という面について、広い空間を実現するに当たり (車両限界)に収めるには、下部を窄(すぼ)める必要がある。 ということは、車体を曲げる加工が必要で、手間がかかり車両製作費がアップする。 普通列車用は製作コストをかけたくない。 で結局、 101系タイプ (長年にわたり国鉄型通勤電車の規格となったもの) 181系タイプ (特急電車の元祖。広い意味では広幅電車の車体制作方法の基礎) と2分された。 (注:ここでの(2分化)の意味は車体を曲げるか、曲げないかの意味です。近郊型、急行型とかという意味ではない。) 国鉄は一度規格化(通勤型、近郊型、急行型、特急型)してしまえば、 大きな設計変更はコストアップする要因なので、なるべくしたくない。 で結局、長期にわたり通勤電車は(101系電車タイプ)となりました。当然、設計変更は最小限に抑えたいし、おまけに通勤電車はラッシュ時間帯に車両数を設定しているから、大勢力となりました。 もともと通勤電車は大量にありましたし、あの厚みのある鋼体は保守すれば長々と持ちます。 単に「JRだけが通勤型電車の幅広車導入に遅れをとってしまった」 訳ではなく、「増備する必要がなかった。」というのが本筋なのかな? と思います。 ただ、どんなに車体が持っても、電装品が劣化し、だんだんと信頼性が落ちてきます。 今の時代(国鉄末期→JR)になるころからは、 もし通勤電車を新造するなら、新しい技術でコストアップせず、快適な車両を ということで、車体面では 203系 アルミ車体 → 軽さを追求、301系の夢、いま一度! 205系 ステンレス車体     (207系900番代(JR東 版です。)も含む) と変化 901系(209系) 更にコストダウンを図ったステンレス車体  (「走ルンです!」などと陰口をたたかれながらも・・・) となりました。 広幅車体は「JR東」の場合、E217系から広幅車で、本来その走っている線区からは(近郊型)と名づけるべきかもしれませんでしたが、209系500番代車広幅通勤電車の車体の元を作り、今に至っています。 でも、小田急電鉄の(広幅車体)も実はからくりがあります。 もともと、小田急も何の変哲も無い中型電車が走っていましたが、戦後すぐの頃、戦時設計標準電車1800系(国鉄名 63系→73系)が配属された頃から、車両限界が大きくなりました。 20m長、4ドアの形は受け入れるために、ホームのカーブ部分など車体に接触しそうなところを削るなどした様です。 小田急は広幅車体ではありますが、基本形は101系の元祖でもある63系からの血も引いているというのも、面白いところです。 ちょっと話は脱線しましたが、小田急は戦時標準電車を入線させたことにより、簡単に(更に幅広の車体)を持てる鉄道となった訳です。

higashitoh
質問者

お礼

丁寧にご教示頂きありがとうございました。

関連するQ&A

  • 私鉄の電車にパンタが多いのはなぜ?

    JR西日本の一部の電車、JR東日本車両の予備パンタや霜取りパンタを除くと、JRの電車では特急型以外の車両でWパンタを装備した電車をあまり見かけませんが、多くの私鉄電車には通勤型でもWパンタを装備した車両を見かけます。 あまり正確に調べたわけではありませんので、私の思い過ごしなのかもしれませんが、なぜか私鉄の電車はJRの電車に比べて、Wパンタ以外でもパンタグラフが多く装備されているようなのですが、これはどういった理由からなのでしょうか。 なお、この質問はあくまで電車のパンタについてであって、電気機関車のことではありません。

  • 関東に快適な通勤電車がないのはなぜ?

    以前に関西の私鉄で通勤ラッシュ時間帯はロング、 データイムは転換クロスシート車みたいになるのがありましたが、 あれって、東には導入できないのでしょうか? 関東で運賃だけで乗れる快適な車両といえば京浜急行の2100系ぐらいな気がしますが JR西日本、JR東海、JR東日本の大都市圏の車両見ても一目瞭然で JR東日本だけが乗り心地がよくない。 例えば東海道線で比較すると JR西日本の米原~姫路間で運転されている223系が左端、JR東海の豊橋~大垣間で運転されている313系が中間、JR東日本の東京~熱海間で運転されている231系が右端。 一目瞭然ですよね。

  • 阪急電車の優等列車

    こんにちは。 阪急電車を利用しているのですが、 神戸線は昼間、特急と普通しか運行されていないのですか? 朝夕ラッシュ時に通勤急行などの優等列車を導入していますが 通勤急行は塚口まで各駅にとまるのでスピード的に遅いです。 しかも塚口周辺からの通勤をするならいいですが神戸からの通勤では阪神、JRに客を奪われてしまうのでは? 急行、快速急行、通勤特急など優等列車をたくさん走らせているのなら、昼間にもう一種類くらい加えてもいいと思うのですが。 またたとえば急行を昼間に導入して停車駅を現在の特急停車駅に六甲、塚口、王子公園を加えて特急の停車駅から夙川、岡本を消すかわりに塚口を停車駅にすれば神戸梅田間のスピードが上がるのでいいと思います。 神戸線の昼に優等列車が少ない理由を教えてください。

  • JR西日本について

    1:JR西日本は他のJRに比べて古い車両を多く残しているのはなぜですか。 例えば大阪環状線ではいまだに103系が使用されていますし、JR東海の東海道新幹線ではもう走っていない0系新幹線もJR西日本の山陽新幹線にはまだ残っています。 2:JR西日本は昔からある特急に新型車両をあまり 導入しないのはなぜですか。 昔からある特急のイメージが崩れてしまうことを恐れているのでしょうか? 例えばJR東日本では「あずさ」などの特急に新型車両を導入していますが、JR西日本では「雷鳥」「はまかぜ」などの特急には新型車両を導入していません。 それなのに「関空特急はるか」など最近、新しくできた特急には新型車両を使用しています。 「サンダーバード」を「雷鳥の新型車両」とせず別の特急にしたことと関係があるのでしょうか。 3:JR西日本ではなぜ路線名に愛称をつけるのに 積極的なのですか?(特に大阪周辺) 例えばJR神戸線・JR京都線・JR宝塚線・ 大和路線・学園都市線などです。 愛称はJR東日本やJR九州もつけていないことは ないのですが、JR西日本ほどではありません。 これはなぜでしょうか。 なお「私はこう思う」という推測でかまいませんし 全ての質問に答えられない場合、答えられるものだけで結構です。

  • JR分割以降の電車の車両の系列

     小中学生のころ(30年前)は一応電車好きでしたが、すっかり疎くなってます。千葉に住んでいるので113系はなじみです。このたび181系(183?)特急と103系が廃止になるそうです  最近、子供の電車の絵本を見てびっくりしました。ソニックとかハイデッカとかスーパーとか見たこともないデザインの車両ばっかりでした。  1)電車の本を見るとJR東の電車はE○○○系と○○○系がありますが、他のJRは○○○系しかありません。なぜですか。  2)国鉄時代は全国どこでも同じ系列の車両でしたが、今はたとえ同じ時期に導入しても路線ごとに車両がデザインから色からことなります。JR各社で異なるのは理解できるのですが、同じJR東でも房総と東海道や中央で違います。同じ系列の車両にした方が一括注文できてコスト安だと思うのですが、なぜでしょう。 私の知識レベルといえば30年前のままで ・通勤電車といえば103系。201系が省エネ電車で当時最新 ・近郊型は113系、特急は181(183)系、キハ81系。系列は忘れましたが、雷鳥などの交直流でクハ車両が前後で形がちがうタイプ (一方がボンネットのやつ) ・一応○○○系の意味とクハとかモハとかの意味がわかる程度です。

  • JRの通勤型電車の編成についてです。

    JRの通勤型電車の編成についてです。 かつて国鉄時代には関東でも関西でも101系や103系といった新性能型の国電車両でラインカラーの異なる路線間を移動した車両が塗装変更されずにそのままの色で編成に組み込まれた「混色編成」が半ば当たり前のように見られましたが、分割民営化後、JR東日本ではなぜ混色編成をやらなくなったのでしょうか? たとえ色の異なる路線間の車両の貸し借りでもきちんと塗装変更が行われていました。 なお、関西のJR西日本では現在でも混色編成が見られることがあります。

  • JRの急行制度は、やがて廃止になるのか?

    国鉄時代はたくさん走っていた急行列車。しかし国鉄末期に入ると、特急に格上げされたり、反対に快速に格下げされたりして、大幅に激減してしまいました。 現在、JRの定期としての急行列車は、青森~札幌間の夜行「はまなす」だけになってしまいました。もし、北海道新幹線が開業して廃止になってしまうと、間違いなくJRから定期の急行列車が全滅することになってしまいます。 もしかしてあと数年したら、JR各社から「急行」の種別や急行料金といった急行制度が廃止になるのでしょうか?そして、特別料金がいる列車は特急だけになってしまうのでしょうか?さらに、「急行」は私鉄特有の種別になってしまうのでしょうか?

  • 西武新宿線に主に乗っている方に質問

    西武鉄道が再上場したって喜んでいますが、 西武線が冷房率の低かった、赤い電車の頃から乗っています。 最近、乗りごごちが良くないと思いませんか。 特に、特急、急行の横ゆれはひどい。 特急、急行は追い越し車線を通るから揺れがひどいのはわかりますが、 ちょっとひどいと思いませんか。 良く新宿線の特急は利用しますが、すいている車体が軽い場合がひどい。 横ゆれがひどいと言う事は、レールの間隔が一定ではないと 言う事ではないんですかね。 高田馬場で東西線に乗り換えるとそのひどさがわかります。 新幹線のドクターイエローのような、定期的な保線の仕事は実施していないみたいです。 新幹線と比べるとかわいそうなので、在来線の小田急あたりと比べると 聞いた話ですが小田急ロマンスカーの乗りこごちは非常に良いみたいです。 JR北海道のように、脱線、転覆等々なんかは起きないか心配です。 主に西武線から他の電車に乗りかえる方の感想を教えてください。

  • 箱根登山線へ直通する小田急線

    箱根登山線へ直通する電車は、つい前までは「急行」や「準急」もありましたが、今では「特急ロマンスカー」と「各駅停車」だけになってしまいました。聞くところによると、40年ぐらい前の小田急には、「快速準急」とか「通勤急行」といった電車も走っていたそうなのですが、それらを含めて、今まで箱根登山線へ直通実績のある小田急の列車種別を教えてください。 あと、最近箱根登山色の小田急車両が出たらしいのですが、あれは色が箱根登山になっただけで、所有は引き続き小田急ですか? 宜しくお願いします。

  • 藤沢ー新宿の通勤で、小田急かJRで迷っています

    この4月から、藤沢から新宿までの通勤を始めました。 「並べば座れるから」と思い、小田急線を使っているのですが、通勤での疲労が予想外に大きく、5月からJR(湘南新宿ライン)に替えようかどうしようか、迷っています。 疲れは、「座席が体に合わないのか、背中や首がとても凝る」「並ぶ時間&乗車時間が長い(15分並び、急行利用で1時間10分乗車)」「座ることはできるが、混雑や揺れ、車内の空気の悪さで疲れる」…などのせいかと思います。 JRは、「全区間で座れなくても、横浜からは座れる可能性が高いかもしれない」「乗車時間が小田急急行よりは短い」「混雑の度合いや、座席のつくり、揺れは、小田急よりはマシかもしれない」などの理由で、検討しています。 同様のご経験のある方、ご意見をいただけないでしょうか? ちなみに、時間帯としては ・行き=JRなら、藤沢発8:24を利用予定(現在は、藤沢発8:28の急行か、8:18発快速急行を利用中) ・帰り=新宿発19:00~21:00の時間帯 です。 勤め先には、交通費としてはどちらの経路でもOKと言われています。 ご意見お待ちしています! どうぞよろしくお願いいたします。