• ベストアンサー

静電場の水への影響

平行平板コンデンサーに非常に高い電圧をかけ、その間に水を入れたコップを置きます。水の分子は分極しているから、静電場で向きが多少とも揃うでしょう。これをじっくり冷やしていきますと、普通でない氷ができそうな気がします。 また、このような強い静電場下では生体細胞内のイオンや酵素も引っ張られて、正常な生化学反応が出来なくなりそうです。 こんなことがほんとに起こるでしょうか?その時の電圧はどの位だと考えられるでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kenwatch
  • ベストアンサー率44% (8/18)
回答No.4

stomachman さんこんにちは。 いつも様々な質問に対するstomachmanさんの専門性豊かな回答を楽しみに読ませて頂いている者です。 さて,「水」の専門家に聞いた所によると,「水」に関する研究は,戦後,相当数行われており,それらを調べると回答まで行かなくてもヒントが見つかるような気がします。ですので,文献検索されてみたら如何でしょうか? ただ,その研究結果が何処にあるかは分かりませんが・・・ 個人的には,「普通でない氷」ができそうな気がします。 (アドバイスになってなかったですね。ごめんなさい。)

stomachman
質問者

補足

良いアドバイスを有り難うございます。 水や氷の文献って、結構トンでも系のものが多くて、探すのが難しいんですよね。どんなキーワードが良いのかなあ?

その他の回答 (6)

  • kenwatch
  • ベストアンサー率44% (8/18)
回答No.7

こんにちはstomachmanさん。 さて,「浅川効果」について,色々調べました。 ところが,これといったものに巡り会うことができませんでした。 唯一まとも(?)と思えるのは,「生物・環境産業のための非熱プロセス事典」という本に若干記述されているあたりかな~という感じでした。と言っても,この本を手にとって読んだわけではありませんので,どの程度記述されているか不明ですが・・。ただ,編集委員の先生方はキチンとした研究実績のある方ばかりなので,内容はきっとしっかりしたものだと思います。 人様に,本を紹介する時に,読んだ事の無い本を紹介するのはとても気が引けるのですが,これが一番良いように感じられましたので,参考としてこのような本があるという程度に紹介させていただきます。 ちなみに詳細のURLを下に記述しておきますので,興味があればご覧下さい。 こんな返答しかできない自分が情けないですが,きりがありませんので,私の書き込みはこれで終わりにさせていただきます。 これからも,stomachmanさんの物理学に対する様々な意見・回答を楽しみに読ませて頂きますので,ご活躍を期待しております。 ありがとうございました。

参考URL:
http://www.sphere.ad.jp/tic-co/hon/97111002.htm
stomachman
質問者

お礼

ほんとうに。本当にどうも有り難うございます。ここまで長期に渡って調べてくださるなんて!! 感激してます。  この本の目次には、やっぱりアブナ系のものも並んでいるようで....科学的公平さを優先すると、グレーのものは切り捨てられないんだと思います。  この項、これを以て閉じようと思います。有り難うございました!!!

  • kenwatch
  • ベストアンサー率44% (8/18)
回答No.6

浅川効果とは,「高圧電線下を流れる川の上に,絶えず「もや」がかかるというもの」だったと思います。(←私も「ホンマカイナ?」と思ったことがあります。) 実は,私も,何かの科学雑誌で目にしたことがある程度でして・・・詳細は良く分かりません。ごめんなさい。 水に関しては,食品工業34巻2号(1991)に「あたらしい水の特性1」という特集が組まれており,久保田さんという方が研究の動向という総説をお書きになってらっしゃいます。 (読み返してみたらなかなか面白かったです。)ただ,この中で述べられている,水の研究の歴史に関しては,stomachmanさんのおっしゃる「トンでも系」の事例が結構紹介されていて,狐に鼻を摘まれたような感じになってしまいました(笑)。 まあ,水というものがハッキリ理解されていないという証拠だとも思いますが・・・ 私も浅川効果で検索したら4件ヒットしました。恐らく同じものを見たのでしょう。 もう少し調べてみようと思います。

stomachman
質問者

補足

わざわざ調べてくださって....本当にありがとうございます。水って怖いですねえ。

  • kenwatch
  • ベストアンサー率44% (8/18)
回答No.5

またまた,こんにちは。kenwatchです。 さて,静電場ではありませんが,動磁場における水の状態を説明した浅川効果というのがありますよね。 こんなあたりから探っていったら静電場(静磁場)の文献に行き着かないものでしょうか。 それから,もし,NMRを扱える環境にいらっしゃるならば,実際に実験してみたら良いと思います。こちらは静磁場ですが・・・(まあ,考えようによっては同じと見なせないこともないかな・・。電界と磁界は内積が0なだけですから。) ただし,この場合,水(氷)の測定方法及び測定結果の評価方法を熟考してから実験しないと,何をやっているのか分からなくなってしまう可能性がありますので,注意が必要だと思います。 「言うは易し」ですね。 また,ろくなアドバイスになってませんでした。再びごめんなさい。

stomachman
質問者

補足

浅川効果。知りませんでした。 ってんで早速gooでやったら4件hitしましたが、全部トンでも系のようです。"Asakawa Effect", "Asakawa's Effect"ではhitなし。 簡単に教えていただけませんでしょうか、浅川効果って?

  • hatobou
  • ベストアンサー率0% (0/4)
回答No.3

 電極を直接水に入れた場合と同じように考えて 良いのかわかりませんけど「非常に」高い電圧で は電気分解が起こるのではないですか?つまり、 酸素と水素に分かれてしまうのではないでしょう か?  氷に関しては分子の向きが揃っている事を結晶 というので、冷えるのが多少早くなるだけだと思 います。普通の氷だと思います。

stomachman
質問者

お礼

レスありがとうございます! 電極を水に漬けるのと違って、電流は流れないので、電気分解はないと考えています。

  • ryumu
  • ベストアンサー率44% (65/145)
回答No.2

氷はどうでしょうかね? とりあえず、、氷結晶中の水分子は電場中では配向してるかも知れませんが、電場中から出すと水素結合がランダムに切れたり作られたりすると思うので、しばらく待つと配向のエネルギーが放出されて、普通になってしまうような気がしまね。

stomachman
質問者

補足

なるほどなるほど。電場から出してしまったとき相転移が起こるかどうか、ですね。やっぱり起こるでしょうね。さもないと、タネだけ電場中で作って、あとは電場外で成長させられるってことになりそう。?そうなのか? あれ?? 氷って、何種類あるんでしたっけ?(教えてください。)圧力と温度の相図で区別できるものばかりですよね。 もちろん、圧力と温度を変えれば、ice IVが普通のice I になる、などという相転移は起こる。 この場合、電場から出さない状態では、それらとは違う氷ができるんじゃないか、ということが疑問でして...

  • ryumu
  • ベストアンサー率44% (65/145)
回答No.1

調べたことはないので、回答は出来ませんが、影響はあると思います。ただ、低分子は常温以上なら熱運動によって電場等の影響が平均化されてしまうのではないでしょうかね。細胞では、イオンがたくさんあるし、分子自体も普通分極してますし、イオンポンプ蛋白質で膜内外の電場勾配を作ったりしてますから、外部からの電場・磁場の影響はあるはずです。 以前、蛋白質を電場中に入れて(その後磁場中にも入れて)一方向に配向させてからゲルで固めた試料を扱ってる論文を読んだことがあります。これはイオンをポンプする蛋白質だったので、ゲルで一方向に向けた試料を活性化させると電流が観測される、というものでした。ただ、その測定自体は電場外でのものなので電場中ではどうなるか明確には分かりません。しかし、生体中の物質も特別なものではないので、さっきも書きましたが電場や磁場に当然影響されるでしょう。どの程度の強さで変化するかは、場合によると思います。

stomachman
質問者

お礼

回答早いっ!ありがとうございます。 水の場合は、馬鹿馬鹿しいほど強い電場でないと、ということでしょうかね。

関連するQ&A

  • 分極ベクトルとは?

    分極ベクトルが、いまいちよく分かりません…。 コンデンサーの極板間に誘電体を挿入した時、コンデンサーの極板間に生じる電場に逆らう方向に誘電体内部に弱い電場が生じる。この弱い電場を生じさせているものが、分極電荷。この分極電荷によって、生じる電場によってコンデンサーの持つ電圧が高くなり、電気容量が大きくなる。 というのが、一応僕の理解なのですが、分極ベクトルというのは、この分極電荷が作り出す電気力線のようなもの…なのでしょうか? 分極ベクトルの向きは外(コンデンサーが作る)の電場の向きと基本的に同じになる、と書いてあるのですが、そうすると(分極電荷が作るなら)外の電場と逆向きになると思うのですが…? 特に、分極ベクトルの向きが釈然としません…。ということは、分極ベクトルの定義がよくわかってないのだと思います。。。 よろしくお願いします。

  • 平行平板コンデンサーの電場について

    教えて頂きたいことがあります。 平行平板コンデンサーの極板間には一様な電場が生じているとあります。ただし、極板間隔が極板の大きさに比べて十分に小さいという条件が必要とのことですが、この意味がよくわかっていません。なぜ、そのような条件があると一様な電場になるのでしょうか。 また、極板の両端付近の電気力線は実際は膨らんでしまいますが、なぜなのしょうか。 細かいことになり、申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。

  • 脂質二重膜の水の透過について

    ヴォート基礎生化学第2版とLODISHの分子細胞生物学第五版には 水分子が生体膜を透過する時は生体膜にあるアクアポリンを通る事で生体膜を高速で透過でき、純粋なリン脂質二重層は全く水を通さないと書いてあります。(ex.カエルの卵母細胞にはアクアポリンが発現しておらずアクアポリンを発現させる事で水透過性が増す) 一方、細胞の分子生物学4版には タンパク質を含まない人工脂質二重層の透過性について、水や尿素のような小型で電荷のない極性分子は速度はかなり遅いが脂質二重層を越えて拡散する。人工二重層で調べると、水はNa+やK+のような小さなイオンの10^9倍もの透過性を持つと書いてあります ヴォート基礎生化学第2版とLODISHの分子細胞生物学第五版の方が新しくこちらの方が正しいと思うのですが、分子細胞生物学では水は純粋なリン脂質二重膜を全く透過しないと言っているのに対し、細胞の分子生物学ではわずかながら透過すると書いてあるため混乱してしまって どちらが正しいのでしょうか?

  • 誘電分極による不導体内部の電界(電場)の向き

    誘電分極による不導体内部の電界(電場)の向き 右向きの一様な電界の中に不導体を置くと、誘電分極が起きて、各分子内で (-+)(-+)(-+)(-+) (-+)(-+)(-+)(-+) (-+)(-+)(-+)(-+) という電荷の偏りが生じ、 これにより、不導体内部では左向きに電界が生じ、外部からの電界を少し弱める、 と高校の授業で習いました。 でもよく考えると、どうして不導体内部で左向きに(外部の電界を打ち消そうとする向きに)電界が生じるのでしょうか? 導体の静電誘導だったら、電子が導体内部で極端に左に偏るから、導体内部で左向きに電界が生じるのも納得なのですが、 上図のような不導体の誘電分極だと、見方によっては右向きに電界が生じると見えなくもないのでは? 磁石だったら、+をN、-をSとすると、磁界は右向きですよね? 上図のように分極した時、何故電界が左向きになるのか、教えてください。

  • 酵素の数

    かなり漠然とした質問なんですが、皆さんよろしくお願いします。 1 ある一つの細胞の中には、何種類ぐらいの酵素が存在しているのでしょうか(細胞の種類はたくさんあると思いますが、大まかな数でいいです)。もしかしたら、生体内の反応の数だけあるのでしょうか。 2 ある一つの酵素は、分子として、細胞の中にどのくらいの数が存在しているのでしょうか。酵素の触媒能力はかなり高いらしいので、なかには細胞の中に、数個しか存在しないようなものもあるのでしょうか。 3 生体内で、酵素は常に存在しているのか、あるいは必要な時に作られ、壊されているのでしょうか。  

  • マイクロ波による分子振動励起について

    ネットで探したのですがなかなか理解できず困っているのでおたずねします。 物質にマイクロ波を照射したとき物質周りに電場が生じると思うのですが、その周波数(一般家庭の電子レンジであれば2.45GHz)による違いがよくわかりません。 電場がかかると物質中の水分子はそれを打ち消す向きに移動(回転?)し、電気分極が生じます。 電場の変化がごく遅い場合、水分子の動きは電場の変化を完全に追従し、熱は発生しない。 電場の変化がごく速い場合、水分子は電場の変化に全くついていけず、熱は発生しない。 電場の変化がほどよいとき、水分子の動きは電場の変化から微妙にずれ、エネルギーの散逸がおこり熱が発生する。 ということなのですが、なぜエネルギーの散逸がないと熱が発生しないのでしょうか?逆にエネルギーの散逸が熱の発生につながるのはどういう原理でしょうか? 熱は分子振動の大きさによるかと思うのですがその場合、エネルギーの散逸の有無にかかわらず熱が発生するように思うのですが。 あまり理解できていないのでちんぷんかんぷんな文章になっているかもしれませんが回答ぜひよろしくお願いします。

  • 水が良い溶媒の理由

    水が生体物質やイオンの良い溶媒である理由って 水分子が塩化ナトリウムみたいNaClを解離して水和するから良い溶媒ってことですか? また水が生体物質に良い溶媒ってのが分からなくて・・・ 蛋白質は水素結合してるから水にも結合しやすいから良い溶媒とか思ってますが 正しい回答を教えてくれませんか?

  • 水と電解質

    水に水酸化ナトリウムをいれるとなぜ電気分解するのか、電解質は水に入れて電離した時、水分子はどのようになっているのか、また電圧を印加するとどのように動き、水酸化ナトリウムのNa+イオンとOH-イオンはどのようになっているのかわかりません。大体、水だってイオンになってとしてもH+とOH-になりそうなのですが、水素と酸素が気体の状態でで2:1で出てくる理由もわかりません。仮に水がH+とOH-の形で分解するとしても、陽極で電子を奪われたOHはどうなっているのか、水分子に電解質が与える作用や電圧が加わった時の水溶液内の電子の動き、イオンの動き、そして最終的に気体になるまでの順序(?)のようなものを教えてください。

  • コンデンサ: 誘電率大だと,なぜ高容量?

    こんにちは, 誘電率は,外部電場による電子の引きつけられ程度を示すと理解しているのですが,これが高い物質を平行平板コンデンサーの間に入れると,なぜコンデンサーの容量が高くなるのでしょうか? 式でそう書いてあるからといわれても,現象的に理解したいです.どんな現象が起きているから,平板により多くの電荷を蓄えることができるのでしょうか? ところで,電子が引きつけられ易い物質を使うより, コンデンサの平板間に,多少の隙間を開けて金属を入れれば,誘電率の高いものより,高容量を期待できそうですが,いかがでしょうか. 何か根本的に間違っていそうです. 宜しくお願いします.

  • 続・電子レンジの仕組

    以前、電子レンジの説明で分子の振動による摩擦熱というのは変だろうと思い質問しました。結果『水にマイクロ波を与えると、水分子がそのまま振動するのではなく、水分子が集団で作る分極Pが振動しようとする。しかし分極Pは電場の変化に少し遅れてついてゆく。そして、この分極Pの遅れでエネルギーの散逸が起き、最終的に熱になる。摩擦というのはこのことを素人向けに言っている方便。』という事で理解しました。さらに質問ですが、「エネルギーの散逸」とは何ですか?なぜ熱になるのですか? また、水が熱くなるということは、水分子が激しく振動することだと思います。「分極Pの遅れ」から「水分子の振動」にいたる過程はどんなものなんでしょうか?前回は家電製品で質問しましたが、今回は物理にしました。