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夏目漱石の「こころ」の先生の倫理観とはなにか?

僕は夏目漱石の「こころ」を読んで先生の倫理観とはどんなものなのかよく理解できないでいます。先生は卑怯なのか?小説の中で出てくる「教育相当の良心」とはなにか?先生はなぜ自分を責めるのか? というこを中心に説明してもらえたら光栄です。 どうかよろしくお願いします。

みんなの回答

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.1

【「こころ」を未読の方へ】 以下には、いわゆる「ネタバレ」的内容が含まれています。 じっくりお読みになりたい方はスルーなさることをお勧めします。 skiller22さん、余白を沢山使ってしまって申し訳ない。 Kからお嬢さんへの恋を打ち明けられた先生は、自分の恋についてKからいつも言われていた「精神的に向上心のないものは、馬鹿だ」という言い回しをKに投げ返しますよね。 結果としてKは自殺するわけです。 『私はその一言でKの前に横たわる恋の行手を塞ごうとしたのです。』 『要するに私の言葉は単なる利己心の発現でした。』と後に先生は述懐します。 その当時も、自分の恋を守るために親友の一番痛いところをついて完膚なきまでに打ちのめすような卑劣なまねをするには、「理性」との激しい葛藤があったということが書かれています。 「教育相当の良心」とは、そのような理性を獲得し十分理解するだけの教育は受けてきたということです。 そのような『理性(良心)』を理屈ではわかっていながら、実際には自らの『利己心』に負けてしまったことを後悔し自分を責めているわけです。

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