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報復措置に含まれている意味・意図

国家間の報復というものには、私の狭い見解だけで考えた結果、2つの意味があると思いました。 1つ目は、国民の憂さ晴らし・戦意高揚というような意味です。開戦前に行われた真珠湾攻撃の報復として、ドウリットル隊の東京空襲など。 2つ目は、報復の行為そのものが、戦争という利益に繋がっているという意味です。ニューヨークの世界貿易センタービルから、アフガン空爆など。もしくは、太平洋戦争の真珠湾攻撃そのものが、戦争をしたかったアメリカやイギリスなどがしかけた戦争へのトリガーであったと言われたりしますが、このような前向きな報復という意味。 2つ目の意味に、1つ目の意味が内包されている気もします。記述の仕方が甘くてすみません。国家間での報復という言葉の中に、なにかこれ以外の意図があるならば、"何か"と言う問いです。なにかヒントや、例をあげていただけるとありがたいです。一個人の利益が隠された報復などがあったら、個人的には面白いと言うか興味があります。 「憎しみは憎しみしか生まない」という、このご時世に、幼児でもいいそうなセリフの視点から、戦争を考えてみたいのです。

  • 政治
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  • bigskull2
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回答No.4

いわゆる"報復"は武力攻撃だけではなく、普通は経済制裁や関税処置といったものでそっちの方がずっと頻度が高いです。 武力による報復攻撃は国家間戦争には含まれない小さなものも含まれます。軍事施設や訓練キャンプへのミサイル攻撃とか。 "戦争"は"報復"の中に内包されていると言っても良いかもしれませんが報復=戦争ではありません 日本Vsアメリカのような大国同士の全面戦争と、軍事力に雲泥の差がある状態で軍事施設に巡航ミサイルでちょこちょこっと攻撃したりするのとでは大分性質が違うと思います。大国同士の全面戦争では大幅な自国民の生命と財産の犠牲も払いますから。同一視するのはおかしいです。

その他の回答 (3)

  • netcatme
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回答No.3

「近代戦争は報復戦争である」という言葉を聞いたことがあります。特に民主主義が進んでくると国民の感情を解決することが重要になってきます。  それに加えて政治的な思惑、産業的な利害という国防的な観点、経済的な観点からの要求を重ねて報復戦争が発生します。報復戦争と同時に国防、経済などもついでに解決しようというものでしょう。  あの貿易センターテロから最初の戦争は世界各国は支持しました。これは、米国ほどの国にあれほどのテロ行為をしたのであるならば報復は当然で必ず行われなければならないという共通理解からだと考えています。

回答No.2

アメリカの場合軍事経済の循環も関係が深いですよ。 アメリカ経済は定期的に戦争をしなければいけないようになってます。 ソ連崩壊後は戦争を行う相手を探すのに苦労しました。 国家が瓦解するような大きな戦争は出来ませんが適度に武器を消費しなければいけないので相手を選んで、それでいて国内向けにはアメリカは正義である事を装う必要が有ったのです。 突然冷戦の舞台から降りたソ連に一番困ったのは実はアメリカだったのかも知れませんね。 そこにタイミングよくイラクのフセインやウサマビンラディンがテロ等を起こします。 アメリカとしてはテロは国民を説得するに最も利用しやすい対象です。 見えない敵を相手に軍事経済を維持するのはアメリカにとって好都合であり、国家にとって大きな敵でもなくこれからの方針はテロ&テロ支援国家を10年周期で叩く事になると思いますよ。

  • gold-line
  • ベストアンサー率24% (39/162)
回答No.1

9.11テロの時の米国のように国民の総意と捉える"正義"ヅラした戦争と、 真珠湾の日本の時の立場は大きく違うでしょう。 原因の一つは"経済" 貿易の不均衡によって利害が疎外される場合に国家間の紛争が起きるのではないでしょうか? 宗教的、民族意識の違いによる紛争。 イスラムとキリスト、過去の歴史問題などによるものなどが 一般的に取沙汰されます。 ご存じかと思いますが19世紀のドイツの軍人、クラウゼヴィツは 「戦争は政治の延長である」と言っています。 私も近年世界各地で起きている紛争は、政治家の、政治家による、政治家の為の戦争だと 思っています。 主権国家が、自国の考えを改めない限りこうした紛争問題の解決の糸口は見つからないでしょう。

adaypajimy
質問者

補足

ありがとうございます。 報復という視点から考えてみましたが、 ちょっと無理があったかもしれません。 戦争ではなくても、何らかの報復は、政治の延長であって、国益の為にどうするか志向につながっていると言う事でしょうか。 報復が世界的に制度化されているなら、周囲の国へ脅威を示すなどの意味もありそうです。

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