障害者の自立支援法は何が問題なのですか？

質問

こんにちは。
お聞きしたいことがあります。

障害者の自立支援法（名前違っていたらすみません）が成立しました。
この法律に対して、障害者は反対しています。
何故反対なのでしょうか？
また、国会・政府は、何故障害者が反対するような法律を作ったのですか？財政上の問題なのでしょうか？
教えてください。よろしくお願いいたします。

回答No.3

natu77 · ベストアンサー

おはようございます。

私も障害児の親なので、問題点について専門家にお聞きした事があります。
問題点として
１・障害者・障害者の家族の実質的経済的負担が増える
　　今までなら施設でかかった費用が障害者年金で賄えていたのに、３０万円くらい足りなくなる。
２・サービスを受けやすくなる人と受けにくくなる人が出来る
　　このシステムが導入されると、障害の比較的重たい人に対する支援が減らされる可能性がある。
　　障害の軽い方はサービスが受けやすくなる。
３・障害者雇用の社会が整っていない
　　お金がいるので障害者は働かないといけないが、働かせてもらえる社会ではない。

と言う事で、障害者はお金がなくなったら餓死するのかな～？と自然に疑問が湧いてくるので、皆さん反対されたと思います。

逆に、障害者もどんどん社会に出て、自分の能力に応じた労働をし、それに見合う給料を貰えるようになれば、この制度が生かされて、障害者に住み易い社会が出来ていくとは思えるのですが、現実の厳しさをよ～くご存知の障害者やその家族がそんなに手放しで喜んで受け入れられないのも当然だと思います。

　生きていくのにお金がいるのだから、働かせてくれ～

障害児である我が子も、多分こう思っていると思います。

回答No.6

h2go

今までの自立可能な人々までも手厚い保護をしておきながら財源不足を理由に自立不可能な人々の保護まで一律にカットする法律だからです。
障害の程度の低い人はもっと大幅にサービスカットして重度の障害者の保護に絞ったものに変える必要がある。

回答No.5

ipa222

財政上の問題です。
あとは、福祉関係の法律の整理ですね。

制度が潰れたら困るので、少しずつ利用者に負担をしてもらおうと言うことです。
代替措置が見えていないので反対が多いのでしょう。

今後は、あらゆる分野で自己負担の増額が行われるとおもいます。
当然ですが。

回答No.4

apao666

現行の「支援費制度」で障害者支援を行うと国の財政が破綻するため、「自立支援法」にて更にサービスの限度を図り、財政を抑えようというのが国の考えではないでしょうか。。。
だけど、単に国のお金が無いからと言うわけではなくて、今度、自分たちが受けるサービスについては、ある程度の負担も必要なのではないかという見解もあり。。。その「負担」というのが障害者が払える額かどうかが問題なんですよね。。。

回答No.2

pyon1956

＞何故反対なのでしょう
生きてゆけないからです。

何でそういう法律を作るか。
障害者の問題のみならず、保険の問題でも、福祉・社会的予算というものはすべて削ろうといています。自分のお金でやりなさいということです。
また、労働関係の法律も変わりました。事実上残業させ放題、過労死促進法になりました。
保険の問題でも75才以上からやっと老人あつかいですが、男子の平均寿命は78歳ぐらいです。一方老人に十分な収入のある仕事はあまりありません。結局病院にかかれません。

政府はなぜそういう法律を作るか。お金のないひとは彼ら政治家にお金を出してくれません。出してくれるのはいわゆる財界です。財政上の理由はまあ表看板です。けずるにしてもどこから削るか、という選択において、福祉予算を削る理由はつまりそういう理由でしょう。

回答No.1

noname#50891

mizutaさんは、障害者…ではないですよね？
障害者だったらこういう質問は出ないと思うので…。

お知り合いに障害者がいたら、話を聞いてみましょう。
色々聞けると思いますから。
それが一番いいと思いますよ（＾＾）

それと、厚生労働省の「障害者自立支援法案について」の
ページを参考ＵＲＬに載せておきます。

この質問が宿題を片付けるためのものなのか、もっと違う目的が
あるのかよく分からないので…私からは以上です。

参考URL：

http://www.mhlw.go.jp/topics/2005/02/tp0214-1.html