• 締切済み

可視限界周波数(人間の目の限界は?)

人間の目で見ることができる(追随できる)限界の周波数はどのくらいなのでしょうか? 言い換えると、ディスプレイに動画等を表示する際に、どのくらいの周波数までに達すると人間は残像として捉えることがなくなるのでしょうか? 専門家の方からの返答お願いします。

  • 科学
  • 回答数2
  • ありがとう数1

みんなの回答

  • oyaoya65
  • ベストアンサー率48% (846/1728)
回答No.2

#1です。補足質問に回答します。 >ディスプレイ(における1素子。CRTなら電子銃、プラズマなら1セル。)を >駆動する際には、設計上どの程度の周波数で動作させるものなのか、ご存知なら >是非教えてください。 具体的な例で説明します。 ディスプレイの有効画素数を水平1024画素、垂直768画素の場合、実際は水平同期時間は有効画素操作時間+表示ない時間を加えて画素に換算して1040画素位となります。垂直同期時間についても表示に無効同期時間を画素数に換算して800画素とします。ノンインターレース画面表示で垂直同期周波数を現実に使われている70Hzとして計算して見ましょう。 1画素の表示時間をΔtとすると1画面の表示に要する時間は垂直同期周波数の1周期になりますので 1/70[s]=Δt×1040×800[s] これから f=1/Δt=1040×800×70=58240000[Hz]=58.24[MHz] となります。 大体58MHzですね。これがパソコンの標準的なディスプレイでの1画素を正確に表示できる設計上の帯域ですね。 1つ上の規格の1280x1024画素の場合は表示されない画素時間(同期信号処理時間)を考慮すると約100MHzの設計上の帯域になります。 フルカラー表示の場合、この1画素にRGB各8ビットの計24ビット=3バイトのデーターを表示回路に送り込まないと表示時間内に表示できませんね。 V-RAM(ビデオRAM)の動作はその速度に対応できないといけませんね。 カラーTVの映像の周波数帯域は約6MHz程度ですからパソコンの画像表示には約10倍の約60MHzの帯域が必要ということですね。 パソコンの同期方式に合わせてやればTVの映像はパソコンの画面に映し出せますが、逆にパソコンの画面はTVには帯域が狭すぎて映せません。 パソコンの1024×760のディスプレイ画面はハイビジョン(水平走査線1125本)でないと、まともに表示できませんね。 パソコンの直ぐ上の1280×1024画素位までならハイビジョンの画面で表示することも可能ですね。

  • oyaoya65
  • ベストアンサー率48% (846/1728)
回答No.1

テレビの画像は1/30秒に一回表示しています。アニメは1/15秒に一回表示しています。この程度は目(網膜の視覚細胞)に残像が残って映像中の人物や物が連続して滑らかな動きをしていると見なせるのですね。 アニメは多少動きがぎこちないのは残像時間が1/30秒より画像の表示回数(切替え回数)が少ないからですね。 大体この1/30あたりが限界ですね。実際はインターレースといって交互に補完走査をしています。ブラウン管の蛍光材の残像時間も関係してきます。液晶はブラウン管より応答時間がおそく残像も残ります。 パソコンの画面の表示はノンインターレース走査で表示周期(垂直同期周期)は1/60~1/90秒位ですね。 この時間の逆数は画像の切り替え周波数(垂直同期周波数)ですね。つまり60Hz~70Hzですね。パソコンディスプレイの画面切り替え周波数(垂直)周波数以上の動きは画像が挿入できませんので見えませんね。垂直同期周波数が高いほど画面のちらつきがなくなります。ちらつきが見えるということは、残像は認識できる周波数だということですね。ちらつきが認識できないことは残像が認識できない(前の画像と後の画像が別の画像として認識できない)ということですね。画像表示周波数以下(画像表示周期以上)の画像は表示できないですから、動く物体は飛び飛びの位置にしか表示できません。その移動距離が、目の弁別閾値以上離れていれば別の画像がぱっ、ぱっと瞬間現われたように見えます。それがさらに画像中の物体が、1秒間に表示される画像の中に何回含まれているかで、瞬間現われる回数が変わってきます。 動きが速くて1/60秒間に一回だけしか表示されない画像は瞬間見えるだけで気がつかない人もいるわけです。 画像の中の動物体の移動距離が画像の表示周期(垂直同期周波数の逆数)内に何ピクセル分(何mm)下で決まってくる下でしょうね。画面上での物体の位置が上下左右の端っこの中央部を画面表示ことに位置を回転して切替えていかれた場合、それらが4個の物体がちらちら、ちらつきながら見えると思います(ブラウン管ディスプレイ)。液晶ディスプレイは残像時間がブラウン管にくらべ長いため、4個の物体は薄くなって(透き通る状態)でちらつかないでみえるでしょうね。液晶とブラウン管の残像時間の差は人間の目とは関係ないですね。 視覚細胞の残像時間は人によりあまり差はない(感度は加齢と共に落ちますが)というより、目から取り込んだ画像を認識処理する時間には相当差があるようですね。動体視力といって野球の高速球が止まって見える人と飛球がよく見えない人が居ますね。 >人間の目で見ることができる(追随できる)限界の周波数 と >言い換えると、ディスプレイに動画等を表示する際に、どのくらいの周波数までに達すると人間は残像として捉えることがなくなるのでしょうか? これは区別してとらえないといけませんね。 前者は動体視力に関係します。 野球の飛球がすべての位置でよく見える人と、球の位置がよく見えない、何はぼやっと白い線状のものが見えただけという方もいますね。 後者は30Hx~50Hz位ですね。多少個人さはあると思います。蛍光灯やTV画面のちらつきは気になって仕方がない人とぜんぜんちらつきを感じない人位の差はありますね。大体60Hzを超えると残像が次の画像に置き換えられて残像として区別できなくなることでちらつきが感じられなくなります。この残像としてとらえられる限界を超えた画面切り替え周期でパソコンの画面を切替えているわけですね。パソコンの画面表示周波数が残像限界以上の60Hz~90Hzなど程度に設定されているのも人間の目の残像時間を考えて設定されているわけですね。

device
質問者

お礼

非常にすばやく、かつ詳しい説明ありがとうございました。 数KHz程度なら十分に人間の目にはちらつきを感じることなくディスプレイを見ることができるみたいですね。 私も、あれからさらに調査を進めました。 少し論点がずれてしまいますが、ここまでご親切に説明していただいたoyaoya65さんに尋ねさせてください。 ディスプレイ(における1素子。CRTなら電子銃、プラズマなら1セル。)を駆動する際には、設計上どの程度の周波数で動作させるものなのか、ご存知なら是非教えてください。

関連するQ&A

  • 【人間が聴こえない周波数帯】昔は人間が聴こえない周

    【人間が聴こえない周波数帯】昔は人間が聴こえない周波数帯域も拾えるだけ拾った方が良い録音とされたが、今では人間が聞き取れる特徴周波数帯のフォルマントを外れた聴こえない周波数帯は雑音としてカットした方がフォルマント周波数が強調されて鮮明に聞こえるようになる。それは砂金から砂を取り除いた金のようなものだ。昔は192bpsより320bpsの音質の違いが分からないけど、ファイルサイズが大きいmp3ファイル(音声ファイル)の方が音質は上だと思っていたので、CDの空き容量が許す限り、無圧縮に近い音声データにしていた。ハイレゾ音源とは何だったのでしょう?

  • 周波数帯域について

    機械設計を専門にしている者です。 静電容量変位計やレーザ変位計を用いて、 nmオーダーの変位測定を行おうと思っています。 その際に「周波数帯域」と言う言葉が出てきますが、 イマイチ理解できません。 周波数帯域=サンプリング周期なのでしょうか? 周波数帯域=1Hzの場合には1Hzの周期で起こる 変位が測定できると思って良いのですか? 仕様の周波数帯域より高周波数の変位に関しては、 振幅のMin/Maxが取り難いと思えば良いですか? 専門の方からすると幼稚な質問で申し訳ありません。 勉強ができるアイテムを紹介して頂くだけでも助かります。 宜しくお願いします。

  • 液晶ディスプレイで走査周波数?

    液晶ディスプレイにおいて水平走査周波数や 垂直走査周波数は関係あるのでしょうか? 液晶ディスプレイではバックライトの光を液晶が通すか 通さないかで画面表示をしているので走査周波数は関係がないと 思っていましたが、ネットショップのディスプレイのスペックに 水平、垂直走査周波数が書かれていたので、CRTディスプレイと 同じように走査しているということなのでしょうか?

  • ヒトの目の周波数特性について

    はじめまして。 標記の件ですが、知りたいのは空間周波数や色の波長などの事ではなくて、 「光が特定の周期で明滅を繰り返すとき、何Hzで認識限界が来るのか?」 「そしてそれを周波数特性で表すとどのようなフィルタ特性になるのか?」 といった事柄なのです。 どなたか詳しい方がいらしたらご教授願います。 宜しくお願いします。

  • Debian4.0インストール時の水平周波数・垂直周波数について

    Debian4.0をインストールすると、 水平周波数・垂直周波数が範囲を超えている というエラーメッセージが表示されます。 そこで、xorg.confで解像度と水平周波数・垂直周波数を ディスプレイの使用を参考にして設定しました。 しかし、同様のエラーメッセージが表示されます。 解決方法を教えてください。 よろしくお願いします。

  • 音 周波数スペクトル 

    以前、騒音測定した際に周波数スペクトルで表すと、4~5【kHz】の成分が他より突出していました。 実際には、「キーン」というような音だったんですが、周波数的に4~5【kHz】というのは、 人間にとって不快に感じるような周波数なのでしょうか? また、そのような周波数ごとに人間がどう感じるかまとめた表などあれば教えて頂きたいです。

  • 周波数シフトって?

    以前、別のカテゴリで脳波を音に変換する方法を質問した際に脳波を人間の可聴領域まで周波数シフトしてスピーカーに通すという回答を頂きました。 ですが、なんとなくのイメージはあるのですが周波数シフトの具体的な方法が分かりません。 これはプログラミングでするものあるいは周波数シフトというものをしてくれるソフトでもあるのでしょうか? また脳波を音に変換する別のいい方法があるという方どうか教えてください。お願いします。

  • データと周波数に関して(ネットワーク)

    データと周波数に関して(ネットワーク) (1)コンピュータネットワークにおいて、データを周波数にのせる(搬送波を変調してデータを送る?)というのはどういったイメージなのでしょうか。 (2)また周波数が高い時と低い時では、データを送る際、どのような違いがあるのでしょうか (3)周波数が高いとなぜデータを転送するのが早いのでしょうか? 自分は文系出身でイメージが全くわきません。上記の質問自体も正しいかどうか自信が持てませんが、1つでもいいので回答お願いします。 ※専門用語を使っていただいて構いません。わからない用語は自分で調べます。

  • マイクロホンの周波数帯特性などについて

    マイクロホンがダイナミック型、コンデンサ型、エレクトレットコンデンサ型というのが、わかりました。 実際、人の声とかの周波数帯、周囲の音の周波数帯は違うと思いますが、 実際それぞれのマイクロホンの種類によってどう違うのか、わかる方いらっしゃいましたら、教えて欲しいのですが。と、それぞれの指向性ってのはどうなってるのか? また、ネットで調べてたら、炭素粉抵抗変換方式もあるようですが、この特性がわかる方いれば教えて欲しいのです。 できれば、人の周波数帯と周囲の周波数帯はどのくらいなのか? ってな事が知りたいです。 よくdBとかで表示されますが、これはどうのような数値だといいのか? 大変こういう分野は、やっぱ専門的知識が必要が必要だと思います。 できれば、このような内容のHPとかあれば教えて欲しいのがありがたいです。 (なんせ、結構地方にいると情報がなかなか入ってこないもんで)

  • NTにログイン画面のモニタ周波数

    WindowsNT4.0Serverなのですが、高い周波数が使えるモニタでインストールし その後、60Hzまでしか対応しないモニタ(液晶)に変更したところ、ログイン画面(ctrl+alt+delを押す画面)が表示されません。 ログイン画面のモニタ周波数を変更する方法は無いのでしょうか? ※ログイン後の画面はディスプレイのプロパティで変更して問題無くなったのですが、ログイン画面のところで周波数がオーバーしてしまい。表示できなくなってるのです。 お分かりの方よろしくお願い致します。