性教育はいつから、どういう形で行うのが理想的だとお考えになられますか？

質問

先日はレイザーラモンHGのマネをする子供に関するご父兄の皆様からたくさんのご回答を頂き、誠に有難うございました。

さて、ご回答の中で何人かの方から、あの芸を子供は性的とは思っていないから、もしマネしても止めることはしない、というご意見を頂きました。また、きちんとした性教育を行えばいいというご意見も頂きました。

では、質問です。

１． 性教育はお子さんが何歳（あるいは小学○年などの形式でも結構です）になってからやるのがいいとお考えになられていますか？

２． また、具体的にどういう形で行うのが理想的だとお考えですか？

３． 学校で行う性教育で十分だとお考えですか？それともご家庭や（その場合はどなたが行いますか？）、学校以外の専門機関（そういう所が実在するのか存じませんので、もしご存知ならその機関名も併せてご回答下さい）でも行うことが必要だとお考えですか？

私の場合で恐縮ですが、幼稚園児くらいの頃、母親から「お母さんのお腹の中から生まれてきたのよ」と言われていました（コウノトリに運ばれて来たりキャベツ畑から生まれた話は全く聞かされてません）。ところがある日、母親に向かって「じゃあお父さんは要らないじゃん」と言った途端、母親の顔色がサッと変わり口を閉ざしてしまいました。その後何度同じ質問を繰り返しても同じでした。

きちんとした性教育を受けたのは小学校4,5年生の時で、学校で受けました。また、同じ頃、TVで常田富士男さんの「まんが日本昔ばなし」調のナレーションの子供向け性教育番組を観て初めてセックスについて知りました。

回答No.4

sophia35 · ベストアンサー

おはようございます。

私の場合は特殊なので他の方とは違うと思いますが、母親が保健体育の教師で市の性教育専門担当だったので、家に「ヒューマンライフエンサイクロペディア」などの専門書もあり、母に聞いてかなり早い（小１くらい？）時期から、生殖に関しては知識がありました。もう少し突っ込んだ内容（メンタルな部分や避妊等の知識）は、自分に初潮が来た頃に母が教えてくれました。学校での教育は「おしべ・めしべ」の頃でした。

1.（２の内容も含まれますが） これは、学校での教育でしょうか？家での教育でしょうか？その内容にもよりますが、子供は母親のお腹から生まれるのだ・・・と言うような、基本はやはり幼稚園の頃に興味を持った時点で、親が説明してやることが大切でしょう。（大体この時期に、「僕はどこから生まれたの？」等の話が出てくると思います）何故なら、最近の小学校では既に小１の頃から、保険の先生によって「女の子にはウンチが出るところと、おしっこが出る場所の間に、赤ちゃんが生まれる穴がある」と言う事を教わってくるようです。（我が家の子供たちもそうでした）ですので、その前知識として「母親のお腹から生まれる、どのように生まれる」くらいは、知っていても害は無いでしょうし、オブラートに包んで教えられて、いきなり知るよりも違和感は少なく受け入れられるのではないでしょうか。我が家の場合は年少の頃、私の妊娠中の写真を見て疑問に思ったようなので、「ママもそうだけど、女の人にはウンチが出るところとおしっこが出るところの他に、赤ちゃんが出てくるところがあるんだよ。それがお腹にある赤ちゃんのお部屋とつながってて、お部屋から穴まで続いてる道を通って『オギャー！』って出てきたんだよ。」と説明しました。その先に繋がる指導は、（愛情や労り等のメンタル面、避妊等の知識）個々の成長に応じて親が判断し、照れず隠さず指導をしていけば良いと思います。うちは息子が小１の終わりに、登下校の途中でエロ本を見つけてお友達と回し読みしたりしているのが発覚したので、間違った性知識を最初に植えつける前にと思い、ピーター・メイルの「ぼく、どこからきたの？」と言う本を使って、性差、セックス、それに伴う出産に関する知識を、「なぜだと思う？」と言う形で子供たちに問いながら、自分で考えさせつつ指導をしました。
「ぼく、どこからきたの？」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309242774/250-0704653-6204237
この本に関する書評
http://www.hico.jp/sakuhinn/6ha/bokudoko.htm

２.ストレートに話すことも大切ですが、先ず「性」と言うものは「プライベート」な事なのだと言う事を前提に指導していくべきだと思います。人に触られて良い場所ではない、人に見せたり話すべき事でもない。それは「大切な自分自身の『宝物』として、大事にしておくべきことなのだよ。」と言う事。これが先ず一番でしょう。
私は先の性教育をする時に同時に、性犯罪に関する指導をしました。これも本を使ってですが、カナダの小学校の副読本になっている「とにかくさけんでにげるんだ」と言う本を使って、性犯罪から如何にして身を守るかと同時に、性とはそれだけデリケートで大切なものなのだと言う事を説明しました。娘はこの本の中の「『だれも、あなたのからだを、そんなふうにさわっちゃいけないの』って、おしえてくれた。（中略）これはわたしだけのたいせつなからだで、だれもわたしに、いやなさわりかたをしちゃいけない。」と言う一節に心惹かれたようで、思い出したようにお風呂の中で、「わたしの体はわたしの宝物よね。」と言っています。私としては、娘にその事が伝わっただけでも、大きな成果だと思っています。
「とにかくさけんでにげるんだ」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4265006167/250-0704653-6204237

３．私も＃３さんと同じで、学校での教育では不十分であると思います。だからこそ、親などが補足をしていかねばならないでしょうね。
専門機関ではありませんが、助産院の先生たちで、結構子供たちに「いのちについて」の講演や指導をしている方は沢山いますよ。私の知っている方で、賀久ハツ先生という方が子供へのメッセージを沢山発信しています。
「むなかた助産院」
http://www.munakata.or.jp/life/
お近くの助産院や産婦人科等でもされている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

あくまで私的なものですので、ご参考になるかわかりませんが・・・
何かの目安にでもなれば幸いです。

お礼

大変丁寧で含蓄に富むご回答、誠に有難うございました。ご紹介頂いた「ぼく、どこからきたの？」の読者評や書評を読み、他の読者と同様私もそういう内容の本を子供の頃読んでいれば、もしかしたら今とは違う人生を送っていたかもしれないと思わざるを得ませんでした。

補足

高校生の頃、家の本棚で偶然見つけた『スポック博士の性教育』（ベンジャミン・スポック著、暮しの手帖翻訳グループ訳）
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4766000420/ref=pd_ecc_rvi_4/249-3503515-3001101#product-details
を読みましたが、これは小学生レベルでは理解が難しいと思いますし、内容的にも思春期の交際はセックスに結び付き易いので止めるべし、というような趣旨のことが書かれていて、当時は間に受けていました。そういう言い方をするよりは、男女交際の前提にあるのは愛だ、ということを説いてくれていれば、と今にして思うのですが、どう思われますか？

回答No.6

kini_kininaru

＃１です。
「基本的には家庭で」との意見も多くありますが、私はどうしても限界があるのでは？と思います(>_<)

おそらく「性教育」と聞くと「セックス・妊娠・出産のことだな」と認識しているのではないでしょうか？そのため「家庭でも出来る」と考えているのではないでしょうか？

確かに妊娠・出産程度ならば家庭でも教えられます。
しかし妊娠・出産は「性教育」の一部にすぎません…。
避妊や病気などについてもしっかり教えなければ、危険なセックスや、無知ゆえの妊娠も増える一方だと思います(>_<)

また「家庭での性教育に限界がある」と考える理由は二つあります。

第一の理由が、恥ずかしがる親が多いのでは？というコトです。
おそらく「家庭内でゆっくり教えたほうがよい」と考える方は、まだ性の授業に対して抵抗があるのではないでしょうか？
公の場で、性病や妊娠のしくみについて語ることについて羞恥を感じるのはないでしょうか？

そういった方が、実際に子供を目の前にして、なまなましい性について説明できるのか？というと少し大変なような気がします。

第二の理由、こちらの方が重要なのですが、日本は性教育について後進国だというコトです。
質問者様はこういった質問を立てるくらいなので、意識が高く、知識も深いと思います。
しかし誰もが性に対して高い意識を持っているわけではありません。

子宮と膣の区別を知らない人、一生治らない性病が存在する事実を知らない人、などたくさん存在します。

そういった方が親になったときに、子供に正確な性知識を与えられるでしょうか？
後進的な教育でそだった人(私も含め)では、やはり後進的な教育しかできないと思います。

現在は、
「間違った性の知識がまかり通っている」
「若者が性に対して無知すぎる」
「無防備なセックスで妊娠や中絶が起こっている」
と言われ、問題視されています。
しかし次に新しく子供を産み、育てていくのはこの世代なのです。
そういった方に、正しい性教育が可能でしょうか？

それに性病や避妊・中絶や性暴力など、様々な問題において深い知識を持ち、子供に満足な性教育ができる方がどれくらいいますでしょうか？

またモーニングアフターピルなどの知識がないばっかりにレイプ後、妊娠してしまう女性もいます。
ちょっとした知識がないばかりに、大きな傷を負うことにもなりかねないのです。

画一的な教育といいますが、性教育はとても大切な知識や情報を子供たちに与える教育です。
まず、しっかりとした基礎知識があってこそ、家庭での補強的教育も意味をなすのではないでしょうか？

こういった理由から、家庭での性教育に限界があるのでは？と考えています。

日本独特の「恥」の文化が、長らく性教育の発展を阻んできたのかもしれませんね(^-^)

お礼

再度のご回答、有難うございます。いえいえとんでもありません、お恥ずかしい話ですが私など意識も低く知識も浅いので、こうして皆様にお伺いしている次第です。

おっしゃっている教育機関というのは学校ということでよろしいのでしょうか？私の場合（といってもかなり昔ですが）、小学校の体育だか何だか忘れましたが、その日は突然男子だけ教室に残れと言われ（一体何が始まるんだろうと思いました）、担任でなく保健の先生（女性）から1時間だけ教わった記憶があります。でもたったそれだけで、今にして思えばとても十分とは思えません。またこの授業に対してはうちの親も他の親御さんからも特にクレームがついたことはなかったと記憶しています。

回答No.5

pupupu58

＃３です。お礼ありがとうございます。

私だってまだ自信があるとは言えませんよ・・・
話をしてあげようと思っている子供もまだ生まれていませんし。

＞一般論ですがそれができる親は日本ではまだ少数ではないかと思われますが、いかがでしょうか？

そうですねぇ、きっとそういう話を真剣にきちんとできる親は少ないと思います。
子供が思春期に入れば、性的な話はとてもプライベートなことと思うでしょうし、話すこと自体が恥ずかしいのかもしれません。それに親子の会話すらなくなっている家庭もありますから、子供は子供で親に疑問を投げかけることも少ないでしょうし、親も親でどう答えてあげるのが自分の子供にとって良いのかわからなくなってしまう時期なのかもしれません。
だからこそ、幼いときに知識の一部として絵本などで妊娠・出産を知っていれば年齢が上がっていくごとに子供に合った話をしてあげられるのではないかなと思います。(あくまで理想論でしかないんですけどね・・)

親になる立場の人間が積極的に自分の子供に話してあげようとする姿勢が大切なのかもしれませんね。
#4の方のお話はとても参考になりました。
私もそういう風に真剣に家庭で話し合えるような関係を築いていきたいですね。

ふらっと立ち寄った質問でしたが、私自身とても勉強になるお話でした。
(^-^)

お礼

再度のご回答、有難うございます。

>ふらっと立ち寄った質問でしたが、私自身とても勉強になるお話

そうおっしゃって頂けると質問のし甲斐があったと思います。元気な赤ちゃんを生まれることを心からお祈りしています！

回答No.3

pupupu58

こんにちは。28歳既婚女性です。
現在妊娠5ヶ月目です。

１）
子供が疑問に思ったときが良いと思います。
それが3歳でも小学生になってからでも。
できれば子供に下の兄弟ができたときに話してあげるのが良いんじゃないかな?と思います。(又は従兄弟ができたときとか)
子供の疑問にできるだけ答えてあげるのが親の務めかなとも思います。

２）
今現在私が考えているのは絵本です。
私の恩師が妊娠中のときにたまたま本屋さんで見つけたのですが、ジェニファー・デイビスという人の「あなたが生まれるまで」(小学館)という絵本では赤ちゃんがお腹の中でどんな風に成長して生まれてくるのかが描かれています。
まずこういうもので赤ちゃんがどういう風に生まれてくるのかを話し、そしてその赤ちゃんはどこからやってくるのかを話してあげたいと思います。
絵本だったり、簡単に読める本やビデオなどがあればそういうものも活用したいと思いますが、両親の思うように説明してあげるのが一番理解しやすいんだと思います。

３）
学校で教えているものでは不十分でしょう。
いろんな考えの保護者の方や教育者がいますから、細かく教えることも難しいでしょう。
学校で教えるのは、医学的に見た事や病気のことを産婦人科の先生や助産士さんといった専門の方が話すのが良いんじゃないかと思います。
普段国語や社会を教えている先生が急に性教育とか始めちゃっても、真面目に話を聞かなさそうですもんね。

個人的には、家庭の中で話し合っていくのがベストだと思います。
まず愛し合うということはどういうことか、両親が愛し合った(セックスした)結果、射精と排卵があり・・・というようにゆっくり説明してあげるのが子供にもわかりやすいかと。
セックスは決して性欲を満たすためのものではなく、命を生み出す大変な作業だということを伝えたいと思います。
「子供ができる」ことが恥ずかしいことと思えば、自分自身の誕生が恥ずかしいものになってしまいますからね。どれだけ素晴らしいことで、どれだけの人に歓迎されて生まれてきたのかを自分の言葉で子供に話す事ができれば、それだけで良い教育の一つになるともいます。
あと、同性愛や性同一障害といった問題もあわせて話し合っていくべきでしょうね。親という立場ではそういう話題は避けたいと思いますが、自分の子供がそういう人たちを差別するような人間にはなって欲しくないとも思います。(難しい問題だと思いますが・・・)

ちなみに私は母が弟を妊娠したときに「赤ちゃんどこから来たの?」と聞いた記憶があります。
確か母の答えは「お父さんとお母さんがとても仲良しだから、赤ちゃんがお母さんのお腹の中に来たんだよ。」「どういう風に?」「夜寝ていたら、シューってお腹の中に赤ちゃんの素が飛び込んできて、どんどん大きくなってきたんだよ。」っていう風に言っていたと思います。(ある意味リアル・・・)
私はそれで納得しましたね。「そうか。お母さんのお腹に赤ちゃんが入っているんだ。」
弟が生まれたときに「どこから出てきたんだ?」と思いましたが、お姉ちゃんになった喜びですぐに忘れちゃいましたね。(笑)「赤ちゃんが出てきてよかったね!」と言ったような気がします。

学校では、小5のときに保健室で先生が月経の説明のときにちょっと触れたくらいでほとんど説明はなく、中学の保健体育で教科書を流し読みする程度でした。
コンドームがどうとか避妊がどうとかって話は高校生くらいのときに雑誌で読んでわかった程度でしたね。
一番性に興味がある中高生に一番大切なことを教えていないから、性病や望まない妊娠や中絶が増える結果となったのだと思います。
どこかの国では高校の保健室でコンドームを配布しているとか聞いた事があります。セックスを我慢できないなら避妊は必ずしなさいということなのかわかりませんが・・・大人が恥ずかしがっていてはこういう問題は先に進めないと思いました。

今はレイザーラモンも笑って見ていられますが、自分の子供がまねをしていたらきっとひくでしょうね・・・。

お礼

「個人的には～難しい問題だと思いますが・・・)」の段落に書かれていることは本当に大切なことだと思います。それを絵本、簡単に読める本やビデオだけでなくご両親自ら話されるのがベストというご趣旨だと理解しました。pupupu58さんの様に自信がある方は別として、一般論ですがそれができる親は日本ではまだ少数ではないかと思われますが、いかがでしょうか？

回答No.2

04taka

こんばんは。私は子供がおらず、そもそも未婚なのですが、昨今の性行動の低年齢化は流石に問題だと思っている一人です。
　まず質問にお答えしたいと思います。
１.自分の記憶を鑑みると、小学校５年生位から、エッチな本を立ち読みしていました。ですが、今思うと性衝動からではなく、興味半分・遊び半分・目立ちたい気持ちが大・・・といった所でした。
　ただ、初潮が小学校３年生位から始まる子が居ると聞いていますので、質問者様が仰るように、小学校４年生位からが適当ではないかと思います。

２.教育の目的が、”愛し合い、子供を育てる事が出来るまで、間違いが起こらないように”というのが差し迫った一番の問題なので、ビデオ・本等での施行で十分だと思います。

３.一番大事なのは、自分は、両親が真剣に愛し合い、望まれて生まれ来た子供なんだという事を理解してもらう事です。その事と性をリンクして教える事で、興味本位に無闇やたらに行う事ではない事を理解してもらえると思います。
　ですから、私はご家族での教育が一番適切だと思います。もちろん、学校での教育内容も把握していて、（どうしても画一的になると思うので）補強する必要はあると思います。

　私は（３２歳男性です）片親の一人っ子で育ち、出来ちゃった結婚で生まれた上、家にお金を入れない父親が実家から追い出された事を、中学２年生で知り、不登校になりました。（おまけに、名前も知らない、顔も知らない妹も居るそうです。そのおかげで恋愛恐怖症になりました。年齢も分からないので、誰を安心して好きになっていいのか分からなくて、素性を知らない限り、異性として心を開けなくなりました。）

　今でも尾を引いていて、親父の事を考えると、私は恋愛・結婚・子供を授かる事について自信がありません。その為、自分の気持ちをセーブする意識が常に働いて、中々女性とお付き合いまで踏み切れません。

　これは極端な話で恐縮なのですが、私の場合は、親を反面教師にして、より誠実に女性との付き合いを考えたいと思うようになりました。
すべての子供にこうした場面が訪れる訳ではありません。

　だから、ご両親で、（ご両親揃っていなくても）自身の存在の意義と理由・それに付随して性の事をお話すれば、自分の好きな人をちゃんと大事に出来る、心の温かい子に育ってくれると思います。
　あくまでも理想論ですが、私みたいに傷だらけで、自分でしか自分を立ち直らせるしかない子がこれ以上増えて欲しくないと願うばかりです。（質問の趣旨から外れているかもしれません。御免なさい。）

お礼

ご自身の辛いご経験（読ませて頂いて心が痛みました）を踏まえてのご回答、とても説得力があると思いました。こういうご経験をされた方から発せられた「一番大事なのは～と思います。」の一文には大変重みがあると思います。

回答No.1

kini_kininaru

１．小学校１～２年から

２．小学校低学年の時期は、まず生命体についての講義を行う。
学年があがるとともに、徐々に性に結び付けていく。

小学校高学年～高校生までは、セックス・避妊・性病・妊娠・中絶といった言いにくい内容を繰り返し講義すべきだと思います。

カード破産・ねずみ講・催眠商法などに関する講義やビデオ教育は、何度も繰り返し行われます。
それは繰り返しが教育には有効だからでしょう。

性教育も「一度、避妊について講義したからもういいだろう」というやり方では定着しにくいと思うからです。

３．本来は家庭で教育すべきでしょうが、実際は無理だと考えています。
教育機関の性教育の発展を阻んでいるのは、ＰＴＡやマスコミ、そして保護者自身だからです。

たとえば以前、女子高校生の子が性病にかかり婦人科を受診しました。
彼女には彼氏がいるとのことで、
医師は「恋人と性交はあるか？」と問診しました。

さてその夜、その婦人科に１本のクレーム電話が。
なんとその子の父親からで「娘はまだ高校生だ。そんな質問するなどケシカラン！」
…だそうです。

また、知的障害児学級で性教育の授業が行われました。もちろん保護者の同意を得、受けさせたくない家庭は欠席可能と、とても配慮の行き届いたものだったそうです。
しかしそれをかぎつけたマスコミ。
「行き過ぎた性教育」と叩き出したのです。

maria_sharapova様のお母様のように、実際自分の子供にセックスや性病・避妊の話をするのは恥ずかしいと考える保護者が多くても不思議はありません。

なので、教育機関に性教育を任せるのが一番確実で、安心なのではないでしょうか？

ちなみに私は母親からは
「パパがママにタネをくれるの。ママはそれを飲み込んで、お腹の中で赤ちゃんを育てるのよ。」
「女の子は、おしっこする穴とウンチする穴の間に、赤ちゃんを生むための穴があるのよ。
赤ちゃんが産まれるところだから、バイキンが入らないように大切にしなきゃダメよ」

と教わりました。
それ以上の性教育は受けていません。
あながち間違いでもありませんけどね。

最後に…。
日本は性教育において後進国だということはご存知でしょうか？
いい年して子宮や性病にも無知な人もわんさかいます(←私の友達含む。汗)。
先進国の中で、いまだにエイズ患者を増やし続けているのは日本だけです。

レイザーラモンもそうですけど(笑)、性的刺激が増えている現在、性教育を早急に見直す必要はあると思います。

お礼

ご回答有難うございました。日本は性教育において後進国という事実は初めて知りました。性先進国スウェーデンや性に対して寛容なアメリカに比べれば遅れている程度の認識しかありませんでした。