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ファンタジー小説に出てくる役職

ファンタジー小説についてわからないことがあったので質問させていただきます。 異世界の王国が舞台になっている小説の中によく出てくる役職について教えてください。 『大臣』とは具体的にどのような職業なんですか? 密かに政権を狙う野心家が多いですが、そういう役回りになるのはなぜなんでしょう。 『宰相』との違いもイマイチよくわかりません。 それから、『王子・王女の教育係』という肩書きの人物もよく出てきますが、 ああいう人たちは正式にはなんという役職になるんでしょうか? カテゴリーがここであっているのかわかりませんが、ご回答いただけると幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • genmai59
  • ベストアンサー率45% (1214/2675)
回答No.5

具体的な意味は、他の方が解説されているので、別の視点から。 ファンタジーは仮想の国なので、役職も作者が作った仮想のものなわけです。ただ、読者にわかりやすいように、実在の役職や、歴史上に実際あった役職名を借りてくるわけですね。 読む側としては、それほどこだわらずに、その役職名からくるイメージ+小説の登場人物の振る舞いや言動から推測できる権力や役割をイメージして読めばいいだけです。 もし、質問者さんが小説を書こうとしているのなら、どんな役職名を付けるか、自分で生み出すか、歴史上の役職名から借りてくるかは、作者の腕のみせどころとなります。 ファンタジーの場合、役職名はどのように付けてもかまわないのですが、大統領と首相など、現実のものと物語上のしくみがあまりに違うと読者が混乱するでしょう。 ヨーロッパのファンタジーでは、ヨーロッパの歴史的な役職名を使っている場合が多く、それを日本に翻訳するときは、歴史的な役職名から借りてくるようですね。『十二国記』は、役職名などを中国から借りてくることが多いようですね。 宰相というのは、日本では平安時代にあった役職名ではないかと思います。王に任命されるのであれば、大統領でも首相でもないということで、都合良く使われることが多いのでしょう。読者が宰相という言葉を知らなくても、「何となく偉い人らしい」とわかれば、それでいいわけです。 トールキンの『指輪物語』でゴンドールのstewardは「執政」と訳されていますが、執政という役職は、実際にはあまり見かけません。でも、漢字と物語の展開を見れば、どういう役職かは読者にわかるわけです。もしこれを英和辞典通りに「執事」と訳してしまうと、「国の権力者」という立場がわかりにくくなったし、「宰相」とすれば、王に任命されていないのに、世襲なの?って感じですね。 作者も翻訳者も、どんな役職名にするかは、頭をひねっているのだろうと思います。 教育係の正式な呼び方も国によって違うので、ファンタジーなら作者の自由だと思います。戦国時代の大名なら「お目付役」かな。でも、これだと日本の時代劇調になってしまいます。歴史的にどんな役職名が使われていたかを参考にして役職名を作る作家は、多いと思います。

rabi-rabi
質問者

お礼

みなさんわかりやすいご回答ありがとうございました。 まとめてここでお礼を申し上げさせていただきます。

その他の回答 (4)

  • huyou_77
  • ベストアンサー率22% (308/1368)
回答No.4

 舞台がどこかによっても変わってくると思うのですが、一般的に・・・  皇帝・国王→宰相→大臣の順位が一般的だと思います。  以前の方の回答とも重複しますが・・・  大臣:現在の大臣とほぼ同義で、特定の分野のエキスパート、あるいは、トップ・責任者という意味になります。  宰相:国政全般に対する責任者。臣下のトップですね。大臣をとりまとめる役を持っていることもあります。近世の人間では、ドイツのビスマルクが、宰相と呼ばれていますね。  ちなみに、No.3の方が仰っている国王の代理を務める人間のことを、「摂政」と呼びます。国王が幼い場合や、女性の場合、統治不可の場合などに登場します。宰相とは限らず、王族内の長老的な人間や、幼君の母親(この場合、皇太后ですね。)、ふさわしい重臣などが任じられることもあります。  最後に、王族の教育係は・・・学問であれば、家庭教師、博士、教授などと呼ばれますし、武術などであれば、師範でしょうね。単純に教育係と呼ぶ場合も・・・  No.1の方が仰っている侍従は、あくまでも従者(言い方を変えれば、召使い)ですし・・・  中華風ですと、皇帝→丞相(宰相)で、大臣は存在しません。尚書と呼ばれます。  以上、参考にしてくださいね、これで失礼します。

  • mshr1962
  • ベストアンサー率39% (7418/18948)
回答No.3

大臣:国の役職(財政・軍務・外交など)の長 宰相:国王の信頼する相談役、その他の役職を持つ場合もある。 国王(皇太子)の幼いときの教育係の場合が多い、時には代理で権力を行使する。 王家の血縁者や人徳者と呼ばれる人がなることが多い。 教育係はいくつかありますね。作法・礼儀を教える侍従、武道・剣を教える指南役等 >密かに政権を狙う野心家が多いですが、そういう役回りになるのはなぜなんでしょう。 基本的に地位が高く、競争相手が多いので、その手の裏技(賄賂・暗殺・恐喝等)を家系として習得することが多い。 そこに「一番でなければ嫌だ」「美姫に横恋慕」等が加わるとそういう役回りになりやすい。 政権打倒する以上は、多くの仲間と武力の後ろ盾が必要になりますからね。 大臣・宰相以外だと将軍とか宗教のお偉方がなる場合が多いですね。

  • luune21
  • ベストアンサー率45% (747/1633)
回答No.2

>『大臣』とは 日本の大臣と同じです。しかし近代より前の時代をモデルにしているのであれば(未来や異惑星の話だとしても)、大臣は一人だけのことが多く、その場合は宰相と同じ意味になります。 >『宰相』 宰相は、日本の首相と同じ意味です。王に代わって政治をつかさどる役職です >野心家が多いですが、そういう役回りになるのはなぜ ナンバー2もしくは、王族以外のナンバー1だからです。最高権力と最高名誉が欲しいのは皆同じですが、それに最も近いからでしょうね。

  • Tsan
  • ベストアンサー率20% (184/909)
回答No.1

日本風にいうと 「大臣」 そのまま大臣でしょう。現実とは違い担当分野のエキスパートであると思われます。 「宰相」 首相?国王がそういうポジションを演じている場合官房長官くらいでしょうか。 「王子・王女の教育係」 東宮侍従?家庭教師とかじい、ばあやですかね

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