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弾性体と時間

psa29の回答

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  • psa29
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回答No.3

時定数とは緩和時間や遅延時間とすると完全弾性体ならば、緩和時間は無限大、遅延時間はゼロになります。つまり弾性体に時定数があると言うよりは粘弾性体に時定数が存在すると言う表現の方がふさわしいと思います。 弾性体と時間に対して疑問を待った理由は、弾性率が低くかつ高耐圧の材料を探しているのですか?完全弾性体というのは、粘度が無限大の材料と言うことになりますが、弾性の発現には二つのメカニズムがあります。1つはエネルギー弾性(金属などの弾性体はこのメカニズム)、もう一つはエントロピー弾性(ゴム弾性)です。ゴム弾性の方が弾性率は桁違いに低いので、弾性率の低い材料を探すのならば、ゴム弾性体の材料を選ぶべきでしょう。 ゴム材料をしっかりと架橋すれば、粘度は増加し、完全弾性体に近づきます。輪ゴムなどの加硫ゴムは、弾性率が小さく小さな力で大きく変形しますが、またもとの形状に復元します。 用途的に安定な材料が必要ならば、シリコーンゴムなども良いかもしれません。一度シリコーンメーカーなどに相談されたら如何ですか。

tkfm
質問者

お礼

またまた回答ありがとうございます. ご指摘のとおり,弾性率が低くかつ高耐圧の材料を探しております.しかも一度設置したら取り出すことはありません.そのため,何十年という経時変化も気になったのです.(現在はアルミ合金で試作しています) 高圧下で小さな圧力変化を感知すればよいので,飛行機事故の原因となるような金属疲労は起きにくいと考えておりますが,クリープのように金属の結晶構造変化は生じてしまうかもしれないと危惧したのでした.(結果,バネがゆるゆるになってしまうかもしれない) 推薦いただいたシリコーンも経時変化では安定な材料の部類だと考えています.メーカに問い合わせてみます. いろいろとありがとうございました.

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