• ベストアンサー

噛み砕いて教えていただきたいです!【取得時効について】

pucchinpurinの回答

回答No.3

こんばんは。 (1)の場合、162条(取得時効)の問題になりますが、(2)の場合、177条(対抗問題)の問題になるんです。 取得時効は、占有状態を尊重する制度なので、登記の有無は関係ありません。時効に登記を要求すると、ほぼ時効は完成しませんし。そして、これは、本来の所有者が別の人に変わっても関係ありません。それを(1)は言っています。 この場合、時効は遡及します(占有開始時からその人の所有として扱われる)が、実質上の所有権の動きは、元所有者→元所有者からの譲受人→時効取得者となります。 しかし、一旦時効が完成すると、不確定ではあります(条文からも明らかなように時効は取得者が援用しなければならないので)が、所有権が取得者のものになりますよね。すると、実質上の動きは、元所有者→時効取得者及び、元所有者→元所有者からの譲受人という両立し得ない関係が存在することになります。よって、あたかも二重譲渡的な対抗関係となるので、177条の対抗問題になるのです。これが、(2)です。 一旦取得時効の要件が揃えば、登記移転請求も可能であるので、時効取得者に登記を対抗要件として要求することも何ら不都合ではありませんし。 という感じなのですが、砕けた説明になっていない気がします。申し訳ありません。 内田先生の民法の基本書なんかを読むとわかりやすいと思います。

kujirasky
質問者

お礼

丁寧なご回答、ありがとうございます。 (1)と(2)では別の問題になるんですね。登記についての勉強もまだまだ不足です(>_<) 難しいですが、少しずつ分かっていくにつれとても面白くなっていきます。 他の皆さんの回答共々、熟読して理解を深めたいと思います! 基本書もお勧めしてくださってありがとうございました!

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