日本人および地球人のABO血液型分布（少し詳細）について

質問

日本人および地球人のABO血液型分布はあちこちのサイトに出ていますが、
（日本人はAが多い｛AAとAOがゴッチャ｝とか、ナントカ族は全員Oとか、そういうの。）
AAとAO、BBとBOとを区別して百分率を出しているサイトってありませんか？

回答No.2

yoisho

ＡＡとＡＯの区別は、通常の検査ではわかりません。
（ＤＮＡレベルの検査が必要です。）

臨床医学的にはＡＡとＡＯの区別を必要とすることはほとんどありません（あまり意味がない）ので、
多数のサンプルで、実際に検査をした結果のデータは、おそらく存在しないと思われます。
（一方で、法医学的には意味があるかもしれませんが、もしＤＮＡレベルの検査をするならさらに意味のある他の情報が得られますので、わざわざ遺伝型の血液型まで調べたりはしないでしょう。）

ただこれらの比率は、国や地域のような長年の間に平均化されたもの（血液型の組み合わせで結婚を制限したりしていなければ）でしたら、実際の調査結果がなくても、A,B,O,ABの血液型の割合から必然的に決まりますので、確率の計算で容易に求めることができます。

以下に、確率の考え方の概略を補足しておきます。

とりあえず、大きな箱にＡ、Ｂ、Ｏの文字を書いたボールがたくさん入っているモデルを考えます。

この箱からボールを２個取り出す時、

（１）２個ともＯの場合（OO）
（２）１個目がＡで、２個目がＯの場合（AO）
（３）１個目がＯで、２個目がＡの場合（AO）
（４）２個ともＡの場合（AA）

日本人の血液型の割合を、Ｏ：29%、Ａ：39%、Ｂ：22%、ＡＢ：10% とすると、
（１）＝ 0.29　として、箱に入っているＯのボールの割合を求めます。
また、
（２）＋（３）＋（４）＝ 0.39　と （１）の値から２次方程式を解き、Ａのボールの割合を求めます。
同様に、Ｂの割合も求めると、

箱の中に 1,000個のボールがあるとすれば、
Ｏ：538個、Ａ：286個、Ｂ：176個　入っていることになります。

ということで、２個ボールを取り出したときのＯＡＢの組み合わせの確率は、イコール血液型の割合になりますので、

OO:29%、AA:8%、AO:31%、BB:3%、BO:19%、AB:10%　となります。

他の国や地域については、No.1の方が紹介されているサイトなどで、実際の A,B,O,AB の割合を調べて、その値から算出してみてください。

補足

親世代の集団と子世代の集団が略同等になるとの仮定を置いて、あとは確率統計の問題として取り扱えばなんとかなりそうだとは思っていましたが、なにぶん自信が無くて。
どうもありとうございます。

回答No.1

zorro

日本人

http://www.fukushima-bc.jp/new_page_70.htm

世界

http://www10.ocn.ne.jp/~kanam/distribution_of_a_blood_type.html

http://www.abo-world.co.jp/databank/worldmap.html

補足

えっと、これらはAAとAO、BBとBOの区別がついていません。