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呼吸以外の異化について

noname#21649の回答

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noname#21649
noname#21649
回答No.2

炭酸異化(呼吸)では. クエン酸回路に代表される「好気呼吸」と 解糖系に代表される「嫌気呼吸」があります。 哺乳類に限ると前者がミトコンドリア内部での呼吸であり.後者がしょうほう体(名称疑問)や膜酵素による呼吸です。 若い赤血球はミトコンドリアがありますのでクエン酸回路がありますが.成長した赤血球はミトコンドリアがありません。赤血球には共通した酵素として.膜にブドウ糖を分解してATPを得る酵素が少なくとも3種類あります。 酸素が必要な異化には.酢酸菌でのアルコール酵素等を使った酢酸醗酵があります。 けんきせいでの異化には.アルコール脱水素酵素を使った.酵母菌のアルコール醗酵が. 酪酸菌の酪酸醗酵が 乳酸菌の乳酸菌が 解糖系以外の異化があります。 その他に.硝酸菌・亜硝酸菌による消化作用(アミノ酸の分解が伴わない)や腐敗菌(アミノ酸の分解を伴う)があります。 かいとう系には.グルコースから活性酢酸までいたる経路(途中にフィードバックがかかってある一定以上活性酢酸が生成しないようになっている)のほかに.フィードバックがない.果糖短絡路という系統があります。 クエン酸回路は.おそらくご存知でしょう。ただ.このクエン酸回路単体では.どうしても最初の原料となる物質が作れません。これを補うための短絡経路が存在します。又.この短絡経路はアルコール分解経路とも重なっているために.アルコールを大量に飲む人では本来のクエン酸回路が機能せず(適正なフィードバックをもつ).短絡ろが発達して変な物質が蓄積し.肝硬変などに発達する場合があります。 動物では.一般に脂肪代謝経路を持ちますが.脳や成長した赤血球は脂肪酸代謝系を持ちません。これも特異な異化でしょう。 と.この程度の説明しかできません。子細は生化学の本を見つけて読んでくたさい。炭酸以外は原則として細菌の話になります。

esuteru
質問者

お礼

こんなに詳しく教えて いただけるとは思いませんでした。 おかげで疑問が解けました。 一緒に悩んでた 友達にも教えてあげようとおもいます。 度重なる回答ありがとうございました。

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