• ベストアンサー

クライゼンーシュミット反応

rei00の回答

  • ベストアンサー
  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.1

【1】 > この反応ってαー水素を持たないアルデヒドとケトンとの > アルドール縮合の反応のことなんですか?  「The Merck Index・Tenth Edition」によると,「クライゼンーシュミット反応(Claisen-Schmidt Condensation)」は,芳香族アルデヒドと脂肪族アルデヒド又はケトンとの強塩基(hydroxide or alkoxide ion)による縮合反応です。 > アセトン同士が反応しにくいのは、どうしてなんですか?  これは,反応しにくいというよりも,縮合した生成物が得られにくいと言う事です。アルド-ル反応は平衡反応のため,アセトン同士では反応が原料側に寄っており反応が進みにくいです。また,アセトン同士の反応生成物にはα,β-不飽和カルボニル基のγ位に水素が存在するため,この位置でのエノ-ル化による重合物も生じます。 【2】  頭で考えるとお書きの様に思えますが,実際に紙に書いてみて下さい。「シス-トランス」と「トランス-シス」は同じ化合物です。  ただし,実際にはシス体よりもトランス体の方が出来やすいらしいので,「トランス-トランス」が主生成物になると思います。 【参考書】 「最新有機合成反応 第2版」  Herbert O. House 著,後藤俊夫・江口昇次 訳  廣川書店,昭和49年

hiro2000
質問者

お礼

ほんとにいつもお世話になってます。σ(^◇^;) ありがとうございます。

関連するQ&A

  • ジベンザルアセトンの合成について

    ベンズアルデヒドとアセトンを用いてアルドール縮合によってジベンザルアセトンを合成する場合、 副生成物としてはどのようなものができるのでしょうか? よろしくお願いします。

  • ジベンザルアセトンの合成の際に・・

    アルドール縮合を利用して、アセトンとベンズアルデヒド(1:2)を反応させてジベンザルアセトンを合成することで質問なのですが、この比を1:3にした場合、ベンザルアセトンとジベンザルアセトンどちらが優先的に合成されるのでしょうか? その理由も詳しく教えていただけると助かります。 ご回答よろしくお願いいたします。

  • p-ニトロベンズアルデヒドとアセトン

    実験でMCM-41を塩基性固体触媒とし、 p-ニトロベンズアルデヒドとアセトンのClaisen縮合反応を行いました。 (1)反応終了後、TLCを行ったところ5つのスポットができました。そのうち3つは未反応、Claisen縮合の主生成物とそこから脱水したもので分かっているのですが、あと2つのスポットが何を表すのか分かりません。 反応途中でアルデヒドが酸化したものでもなく、水が脱離したあとではcis体は表れないので光学異性体も考えられません。 また、p-ニトロベンズアルデヒドはα位に水素を持たないので、それ同士のアルドール縮合は起こらないと予測していますが間違いでしょうか。 (2)色について、最終的にフラスコ内は赤褐色となりましたが、これは主生成物の色と考えてよろしいのでしょうか。 分かる方いましたらご教授ください。よろしくお願いします。

  • ジベンザルアセトンの収率を上げるには?

    アセトンとベンズアルデヒドによるアルドール縮合において、ジベンザルアセトンを合成します。 mol比はアセトン:ベンズアルデヒド=1:2で行います。 この条件で行って、収率は43%でした。 どのようにしたら、収率は上がりますでしょうか? また収率を上げるために、注意すべき操作などはありますでしょうか? ご教授よろしくお願い致します。

  • ベンズアルデヒドとアセトンからアルドール反応によりジベンザルアセトンを

    ベンズアルデヒドとアセトンからアルドール反応によりジベンザルアセトンを合成する時、 反応物は無色なのに何故反応物は有色なのかを述べよ。 官能基に原因があるのかなーとか思って調べてみたけど全然わからず、 教科書見ても基礎的すぎるのか何も書いていない・・・ 助けてください・・・orz

  • ジベンザルアセトンの合成(アルドール縮合)

    ベンズアルデヒドとアセトンを用いたアルドール縮合においてまずモル比を1:1になるように反応させて、その後さらにベンズアルデヒドを加えて最終的にベンズアルデヒド:アセトン=2:1となるように反応させた場合、1:1の時と2:1の時のジベンザルアセトンとベンザルアセトンの生成量の違いはどのように表れますでしょうか?(どちらが優先的に生成されるのか?) この反応は 1) PhCHO + CH3COCH3 → PhCH=CHCOCH3 (A) 2) PhCH=CHCOCH3 + PhCHO → PhCH=CHCO=CHPh (B) 上記のように2段階で進行することは分かります。 そこで 式上ではベンザルアセトンができてから、ジベンザルアセトンが生成するように思われますが、実際、速度論を考えるとベンザルアセトン生成してすぐBの反応に移っている(アセトンとベンズアルデヒドが全部反応するのを待たずに)ように考えられるような気がします。 この部分の反応機構や速度論について教えてください。 ご教授よろしくお願い致します。

  • アルドール反応 

    アルドール反応(ジベンザルアセトンの合成) ベンズアルデヒドとアセトン、エタノールを溶解させ、水酸化ナトリウムを加え、次に塩酸を加え、抽出作業をして、精製を行いました。 この実験でベンズアルデヒドとアセトンは1.9:1.0のモルで反応するとわかったのですが、この実験の際、どちらかがが多いほうが合成するのに不都合になると聞きました。反応機構を考える上で、不都合なことろはあるのか、もしよろしければ教えていただけませんか?

  • 副生成物

    ベンズアルデヒドとアセトンの縮合反応で、ジベンザルアセトンが生成されるのはわかったのですが、それ以外に、どんな副生成物ができるのですか? 教えてください。

  • ジベンザルアセトンの合成(アルドール反応)の副生成物の除去方法

    ジベンザルアセトンの合成(アルドール反応)の副生成物の除去方法 ベンズアルデヒドとアセトンを2:1で塩基性条件でアルドール反応させると、 ジベンザルアセトンが生成しますが、このとき、1:1で反応してできた ベンザルアセトンも副生成物として出てくると、知りました。 もし、このような副生成物を系から除去したい場合は、どうすればいいのか 考えています。  水に溶かした水酸化ナトリウムにエタノールを加えたもの…A  ベンズアルデヒドとアセトン2:1の混合物       …B として、Bの半分をAに加え、15分反応させてから、 残りのBを加えるという操作で、副生成物の生成を防げるのだろうか、 とも考えましたが、いまいちよくわかりません。また、予防策のほかに 事後対策も考えています。 ご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

  • アルドール縮合

    アルドール縮合 (1)1molのベンズアルデヒドと1molのアセトンによるアルドール縮合の機構 (2)(1)の反応生成物が塩基触媒脱水反応でベンザルアセトンになる機構 以上の2つがわかりません。どなたか教えて下さい。