ハウスドルフ収束とは?その例について考える

このQ&Aのポイント
  • ハウスドルフ収束とは、閉集合の列がある集合に収束することを意味します。
  • しかし、ハウスドルフ収束しても、曲線の長さが収束するとは限りません。
  • 三角形を折り返していく例では、折り返す回数が増えるごとに他の辺が底辺の長さになり、収束する例として挙げられます。
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ハウスドルフ収束

「曲線の列がある曲線にハウスドルフ収束しても、 その長さが収束するとは限らない。その例を与えよ」 という問題を考えています。 閉集合の列{E_k}k=0,∞が集合Eにハウスドルフ収束するとは、 1.Eの各点に、ある点列{z_k∈E_k}が収束し、 2.各E_kから1点を選んでできる点列の集積点は常にEに属する ことをいう。 ________________________ 自分でも少し考えました。 三角形を半分の高さで折り返した図は、 元の三角形と同じ長さになる。 またその半分で折り返した図も長さが同じ。 繰り返すと、他の2辺が、 底辺の長さになるので例は満たされるのですが、 説明がうまくできません。お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

上手な例ですね。確かめなければならないのはハウスドルフ収束の条件1,2ですね。底辺の任意の点をとったときその点を通る垂線上に収束列をとることができるので条件1は満たされています。さらに各E_kから1点ずつとったとき、それらの点の底辺からの高さが0に収束することからその点列の集積点は底辺上になければなりません。したがって条件2も満たされています。

hamond
質問者

お礼

参考になりました。ポイントにてお礼の気持ちとしますね。

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