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銀河系の構造

銀河系に関する説明なんですが、ちょっとわからない表現があります。 銀河系の星々が密集している方向には、濃い星間物質があって光をさえぎり、銀河系の中心近くまでを観察することはできない。しかし、星間物質の主要元素である水素ガスが出す21cmの波長の電磁波(電波)の強度の観測から、銀河系の渦巻状になった腕(1)の部分として分布していることがわかった。この事実から銀河系の構造を推定すると、銀河系は平面的には渦巻状で、断面的には凸レンズ状の構造をしていて、銀河系の中心は太陽から約3万光年離れた、いて座の方向にある。われわれは銀河系の内部にいるため、この縁辺(2)の方向には恒星が特に密集しているように見える。これが天の川である。 文章中に(1)(2)と番号をつけました。 (1)腕っていう言葉がいきなり出てくるんですが・・・どういう意味なんでしょうか。 (2)縁辺とは、どこのことでしょうか。銀河系の内部にいるという我々の居場所と、縁辺方向に密集しているように見えるという見え方とは、どのようにつながるんでしょうか?

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  • m770
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回答No.1

 腕とは中心から渦巻き状に伸びる恒星が多い部分。銀河系の想像図では白くなっているところ。  タコ(海のタコ)の足を八方に広げた後、タコの頭を中心にひねると、足で渦巻き模様が出来ますね。その足が銀河系の想像図では腕にあたります。  縁辺は外側の縁です。先ほどのタコの足の中程の吸盤の一つが太陽系だと考えて下さい。地球はそこに有ります。外側にも足が伸びていて、それが天の川として見えています。  頭の方にはもっとたくさん星が集まっているのですが、タコがスミを吐いてしまったので吸盤の方からは見えないのです。  変な例えですがw。

msndance
質問者

お礼

レスが遅れてすみません。お金がだんだん少なくなってきて、ネットカフェにいきずらくなっちゃって。 非常にわかりやすい例えでした。それにしても、そういう説明なしに、いきなり「腕!」とか言われても、こちらはわかるはずがない。

その他の回答 (2)

回答No.3

中心部から外側は星の密集した渦状の部分1本1本を腕といいます。 通常、「ワン」と読みます。ヒトデの腕[ウデ]と同じような言い方です。 わが銀河系では、いて腕・オリオン腕・ペルセウス腕などがあり、太陽は オリオン腕の中にあります。 この場合、縁辺とは、広がっている方向で、平面状といっている銀河の 平面内のことです。もし、銀河系が全く厚みのない平面なら中心から1本の 赤道上しか星が見えなくなります。実際には厚みがあるので平面の上下方向 にも星はあります。カーブでは、列車の窓から、何両か離れた車両が見えま すよね。その車両と天の川が同じような見え方と考えてください。 理解を助ける参考図↓ http://homepage2.nifty.com/GmaGDW/gdwla.htm

参考URL:
http://homepage2.nifty.com/GmaGDW/gdwla.htm
msndance
質問者

お礼

>カーブでは、列車の窓から、何両か離れた車両が見えま すよね。その車両と天の川が同じような見え方と考えてください。 この説明に感動しました。ありがとうございます。

回答No.2

縁辺と天の川とは記述が矛盾するように思えます。 「縁辺から銀河の中心を観る方向には恒星が特に密集している」なら理解できます。 銀河の黄道(上下方向にの中心?)には塵が密集して光を吸収するので光らない部分が線状にと言うかサンドイッチのジャムみたいに見えるのが天の川です。

msndance
質問者

お礼

>縁辺と天の川とは記述が矛盾するように思えます あれ?No1さんとNo3さんの回答を見たら納得してしまったんですが・・・ とりあえず、締め切ります。ありがとうございました。

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