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文体がうつくしい作家

文体がうつくしい作家さんを教えてください。 篠原一さんのうつくしい文章がすごく好きです。 他にうつくしい文章を書かれる作家さんでオススメの方がいれば是非ともお願いします。 本の内容はあまり恋愛色の強くないものだとうれしいです。恋愛小説!!という感じのものは苦手なので。

  • -sora
  • お礼率93% (15/16)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • KoHal
  • ベストアンサー率60% (110/181)
回答No.8

うーん、森鴎外なら若書きの舞姫より渋江抽斎でしょう。 日本人作家なら他に  泉鏡花:歌行灯 ※  中島敦:名人伝  谷崎潤一郎:春琴抄 ※  丸谷才一:樹影譚 翻訳ものですが  神西清訳 チェーホフ:可愛い女 桜の園 どれも、「日本語ってこんなに美しい言語なんだ」と実感できます。 ただし※印は内容が極めて耽美なのでマニア向けです(笑。

-sora
質問者

お礼

やはり森鴎外や泉鏡花、谷崎潤一郎は外せないようですね。 たくさんのおすすめ、ありがとうございます! 耽美はどんとこいなので(笑)読んで、日本語のうつくしさを感じたいです。

その他の回答 (10)

noname#49664
noname#49664
回答No.11

中勘助という人はご存知でしょうか。中央文壇とは一切関わりを持たず、一人静かに文学の道を歩み続けた人です。岩波文庫から「銀の匙」が出ていますが、幼年期の思い出を綴ったもので実に端正な文章です。小説では「堤婆達多」がお勧めです。 最近の人では、藤沢周平さん。この人は、ここ30年ぐらいの間でもっとも美しい文章を書く人だろうと密かに思っています。「海鳴り」という時代物の長編が中でもピカイチです。機会があればご一読を。

-sora
質問者

お礼

中勘助さんははじめて聞くお名前です…! 読んでみたいと思います。教えてくださりありがとうございました。 藤沢周平さんもまだ未読ですので、挑戦したいと思います。

noname#10955
noname#10955
回答No.10

私も篠原一さんの本を読んだことがないので、違うかもしれませんが…。 川上弘美さんの文体にはいつもぽわーんとした気持ちになります。カタカナの使い方が絶妙というか、、、。一つ一つの単語が、その登場人物の生活に馴染んだ形で語られているという気がします。 川上さんの作品は恋愛モノでも、恋愛モノとして響きすぎない感じがします。生活の中にふわっとした感じで恋愛が漂っているような。 好みに全く合っていなかったらすいません。

-sora
質問者

お礼

川上弘美さんの作品、ついこのあいだ読み終えたばかりだったのですが、たしかに響きすぎない、しっとりとした感じがしました。 おすすめありがとうございました!

  • hachisu
  • ベストアンサー率45% (18/40)
回答No.9

篠原一さんの作品を読んだことがないので、私が思ううつくしいと重なるか不安なのですが。 乙一 ライトノベルなどで活躍されているかたです。 私はこの方の文章を、 「柔らかい陶器」 と表現します。 小説自体は、切ないものと、ちょっと怪奇的なものがあります。 高里椎奈 こちらは、 「風が吹く草原」 と表現します。 なんか爽やかなイメージがあります。 ちょっと現実離れだけど、でもやはり現実的な小説が多いです。 こういう表現をすると、友人などははじめ、なにそれ、と言いますが、読み終わると、なんか分かると言ってくれます。 両方ともそんなに恋愛色が強いものは少ないですね。

-sora
質問者

お礼

乙一さんはいくつか作品を読みました。 惹きこまれる物語を書かれる方ですね。ちょっと怪奇的なものでも、怖いと思う間もなく興奮して読みきってしまえます。 高里椎奈さんの本はまだ読んだことがないので、挑戦してみたいと思います。 ありがとうございました!

回答No.7

長野まゆみさんはどうでしょうか? 好き嫌いがわかれるだろうなと思うのですが、扱っている題材も綺麗だし、恋愛っぽいものはものすごく少ないです。 主に少年が主人公です。 天体議会、鳩の栖(すみか)、魚たちの離宮、上海少年、あたりは比較的読みやすいと思います。 宮沢賢治がお好きだということで、鉱石や星座に植物や色などの表現や漢字のチョイスが本当に美しいです。 幸田文さんも美しいと思います。古きよき時代の匂いがする感じで。清潔感がある気がします。

-sora
質問者

お礼

長野さんの本は、鳩の栖を読んだことがあります。 出てくる情景がどれもうつくしいものばかりでした。 おすすめしていただいた本を借りてきて、また読みたいと思います。 ありがとうございました!

  • o_tooru
  • ベストアンサー率37% (882/2337)
回答No.6

こんばんわ、楽しみですね。 さてご質問の件ですが、文体と言えば、やはり王道は森鴎外の舞姫ですね。けど、高校生の時授業でやった時は、はっきり言って、苦痛以外の何者でもありませんでした。大学に入り、興味を持って読んだ時は、その歯切れの良い漢文調の文体に頭を強打される思いでした。でも今の時代にはちょっと難しいかもしれませんね。 漢文調が鴎外であるなら、和文調は鏡花ですね。たおやかな文章がなよなよと続きます。 4番の方ごめんなさい、思わず書き込んでしまいました。久しぶりに鏡花を手に取りました。これから少し読み始めます。「鏡花短編集」岩波文庫

-sora
質問者

お礼

わたしも森鴎外に中学時代挫折した経験があります。 でも今なら読めるかもしれないので、挑戦してみたいと思います。 ありがとうございました。

  • walk-hawk
  • ベストアンサー率43% (82/189)
回答No.5

こんばんは。私見ですが、 W・P・キンセラの永井淳訳(「シューレス・ジョー」「アイオワ野球連盟」など)・・・処々にきわめて詩的な箇所があります。 レイモンド・チャンドラーの特に清水俊二訳(「長いお別れ」「湖中の女」など)・・・余計なものがなく、しかも行き届いた文、直喩がおもしろいです。 谷崎潤一郎の「盲目物語」・・・全文ほとんどひらがな。盲目の人物が仕えた美女(お市の方)の物語をするのですが、盲目なのにたぐいない美女をありありと伝えるところがすごい。 あと、ちょっと珍しくて美しい文章では、呉茂一訳「イーリアス」でしょうか。古代ギリシアの二大叙事詩の一つですが、雅語と現代語がないまざった独特のリズムが何ともいえません。

-sora
質問者

お礼

たくさんのおすすめ、ありがとうございます! まずは谷崎潤一郎から読んでみたいと思います。 どの本も勉強になりそうで、楽しみです。

  • bonzo
  • ベストアンサー率21% (8/38)
回答No.4

ちょっと系統が違うかもしれませんが 泉鏡花なんていかがでしょうか? もう古典の部類かもしれませんが、独特のリズムと 耽美的な雰囲気は癖になります。 古典がお嫌いでなければ、森鴎外もお勧めですね。 あと私が好きな作家だと、やはり宮沢賢治は外せませんね。 あの文章のリズムが大好きです。

-sora
質問者

お礼

泉鏡花は中学生のころ挑戦して途中でくじけてしまったのですが、今ならまた違った印象を受けるのかもしれません。 森鴎外も久々に挑戦してみたいと思います。 そしてやはり宮沢賢治は外せませんか…!また読み返したくなってきてしまいました。 ありがとうございます!

  • pilipos
  • ベストアンサー率33% (2/6)
回答No.3

系統が違うかもしれませんが、私は池波正太郎さんが好きです。鬼平ものとか、梅安ものとかの時代小説ですが、特にその端々に出てくる、味噌汁だ、浅蜊の鍋だといった、ちょっとした食べ物、料理の表現が、特にどうと言ったものではないのに、本当においしそうに、効果的に、それでいて卑しくなく、まさに術中にはまってしまいます。もっとも、私が若年寄だったのかもしれませんがね。

-sora
質問者

お礼

池波正太郎さんですね。 時代小説は好きなので、また読んでみたいと思います。 教えてくださってありがとうございました!

  • takaban
  • ベストアンサー率20% (13/64)
回答No.2

ガルシア・マルケスという南米の作家はご存知ですか。 (バッグの名前じゃないんですよぅ) 文章の一行一行が詩的でとても美しいと感じました。 「百年の孤独」と「エレンディラ」が オススメですね。 それからジョンアーヴィングの「ホテルニューハンプシャー」もとても文章がきれいで 思わずノートに書き留めた言葉が沢山あります。 私、篠原一さんの本を読んだ事がありませんので 全く検討ハズレの回答でしたらすみません。

-sora
質問者

お礼

ガルシア・マルケス、わたしも大好きです! 「百年の孤独」は図書館で借りて読んだのですが、結局購入してしまいました。 エレンディラはまだ読んでいないので、また図書館で探してきます。 ジョンアーヴィングはまだ未読なので、早速読んでみたいと思います。 ありがとうございました!

回答No.1

篠原一さんの作品を読んだことが無いのでなんともいえませんが、北村薫さんの文体は個人的にきれいだと思っています。

-sora
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 北村薫さんの本はまだ未読ですので、挑戦してみたいと思います!

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