• 締切済み

液化ブタンへ塩化物を分散させておく方法

加圧され液状になったブタン中にアルカリ金属の塩化物の粉体を分散状態にするにはどうしたらよいでしょうか?ブタンは比重が軽いため、また塩化物自体が水溶性のためうまく溶け込みませんでした。そこで塩化物を微粉化し、分散材を使ってみたらうまくゆくのではと思いましたが、どうでしょうか?何か別な良い方法はありますか?本来の目的は液化ブタンに塩化物を溶け込ませたいのです。宜しくお願いします。

  • 化学
  • 回答数3
  • ありがとう数1

みんなの回答

noname#160321
noname#160321
回答No.3

>>おっしゃるグリコールは分散剤としてお考えでしょうか? 違います。ポリエチレングリコールエーテルは金属イオン(特にアルカリ金属イオン)と強固な配位結合を生じ、その結果アルカリ金属塩のアニオンとカチオンが引きはがされる一方、カチオン側の体積が大きくなるため、無極性分子中に溶けやすくなります。すると電荷中和のためアニオンも仕方なく無極性溶媒中にとけ込んできます。昔クラウンエーテルなどを用いて過マンガン酸カリウムをベンゼンに溶解したパープルベンゼン、などとして話題をさらいました。 この様に、カチオン側を無極性溶媒に溶解させる能力があるのですが、塩化物イオンを溶解させることを促進する機能はありません。 そのため「陽イオンの性質によります」というお答えをしました。 なぜ塩化物イオンでなければならないのか、陽イオンは何なのか具体的に提示して頂ければ考え方は別にあるはずです。

frogfx
質問者

補足

門外漢ですみません。でもどうしてもなんとかしたいので、もう少しお付き合い下さい。 まず、塩化物イオンである必要はありません。液化ブタンに溶け込みたい陽イオンはリチウムと銅です。リチウムはおっしゃるクラウンエーテルでも実績があるようですが、もしこのような錯体実験をするとなるとどのような作業が必要になるのでしょうか。(クラウンエーテルはかなり高価なようですが。)

noname#160321
noname#160321
回答No.2

>>本来の目的は液化ブタンに塩化物を溶け込ませたいのです。 こちらの方法は陽イオンの物性によりかなり手法を考えないといけませんが、巨大な陽イオンなら結構溶けるかもしれません。 アルカリ金属塩の場合は一般にはポリエチレングリコールの末端エーテル化されたもので何とかなると思います。 昔はクラウンエーテルなど「毒性」「高価」の問題がありましたが、今は直鎖状のもので十分、という雰囲気のようです。

frogfx
質問者

補足

すばやい回答ありがとうございます。おっしゃるグリコールは分散剤としてお考えでしょうか? もしこの方法を採用する場合ではブタンと金属塩の比重の差は問題にはならないのでしょうか?もちろん完全な分散でなくてもせいぜい24時間くらい分散を保っていればよい(この程度でも私としては許容範囲です)という条件でならこの方法でも比重差は無視してもかまわないということなのでしょうか?分散という現象の定義もよくわからないで質問していますので、その辺りを含めてご回答いただけるとありがたいのですが。

  • unya40
  • ベストアンサー率29% (60/206)
回答No.1

 界面活性剤を利用してはどうでしょうか?この方法で液化ガス中に親水性の粉末を分散させた経験があります。  どのような界面活性剤が適当かはわかりませんが、界面活性剤の原料メーカーに問い合わせてみると良いと思います。メーカーについてはどこがよいか私には判断できませんが、界面活性剤工業会URLをはっておきます。

参考URL:
http://www.jp-surfactant.jp/
frogfx
質問者

お礼

似たご経験がおありなようで大変心強い回答ありがとうございます。早速界面活性剤メーカーを当たってみます。

関連するQ&A

  • アルカリ金属塩類の水溶液の定義について

    アルカリ金属塩類の水溶液の定義について 素人質問で大変すみません。 ある溶液を申請するにあたって、アルカリ金属塩類の水溶液である事と言われました。 当方調べでは、上記の溶液とは、アルカリ性の金属イオンを含む電解質溶液であるかという解釈です。 当方の溶液は、塩化アンモニウム・炭酸カリウム・リン酸2アンモニウム・重曹などからなりますが、特に金属イオンを含むかどうかという点について、全くわからず困っております。 金属イオン含有の有無と、上記水溶液に該当するかお分かりになりましたら、ご返答の程宜しくお願いいたします。

  • 基礎化学 2問

    次の金属イオンとその確認方法について、誤っているものはどれか1~4教えてください。 1.Ag+は、塩化ナトリウム水溶液により白色沈殿を生じる。 2.Cu2+は、濃硝酸により淡青色沈殿を生じる。 3.Ca2+は、炭酸アンモニウム水溶液により白色沈殿を生じる。 4.Ba2+は、硫酸により白色沈殿を生じる。 次の物質のうち、最も分子量が小さいのはどれですか? 1.メタン  2.エタン  3.ブタン  4.プロパン すみませんが宜しくお願いします。

  • 酢酸エチル合成 アルカリ洗浄等について

    こんにちは。 先日酢酸エチルの合成実験を行いました。 問題の実験操作は以下のとおりです。 「濃硫酸とエタノールの混液に氷酢酸とエタノールを滴下して得られた流出液に20%の炭酸ナトリウムを加えてよく振り混ぜアルカリ洗浄をおこなったあと、分液ロートにうつし水層を捨てる。引き続き50%塩化カルシウム水溶液10mlを加えてよく振り混ぜ下層を捨てる。」 この操作から、 1、アルカリ洗浄や塩化カルシウム水溶液による洗浄の目的を化学反応   式を用いてどう解説すればよいか。 2、塩化カルシウム水溶液による洗浄を行わないと蒸留の際に   どのような現象が起こるか? ということを考えているのですがわかりません。 よければお力貸してください。 よろしくお願いいたします。

  • 1-ブロモブタンから2.3‐ジブロモブタンする方法についておしえて下さい。

    1-ブロモブタンから2.3-ジブロモブタンにするために必要な一連の式がわかりません。誰かおしえて下さい。

  • 灯油とLPG(液化ブタン)の熱量はどっちが上?

    灯油1.5リットルと、LPG(液化ブタン)250グラムはどちらのほうが熱量が多いでしょうか?

  • ブタン

    ブタンとは、どのような物質なのですか?教えてください。

  • 液化について

    塩化水素は、なんで液化できるのかがわかりません。電気陰性度や双極子が関連しているらしいのですが、よくわからないので教えてください。 それから、ヘリウムとかアルゴンが液化するのはロンドン力というのが働き、それによってゆらぎが生じるからですか?←自分なりに解釈してみたのですが、自信ありません。

  • ステンレス材脱脂洗浄液に含まれるもの?

    ステンレス製品製造工程に鉱物油や水溶性油(エマルジョン油)等を潤滑目的で使用し、加工後、脱脂洗浄しています。使用する油は製品により異なり、一定していません(鉱物油、水溶性切削油)。洗剤は弱アルカリ洗浄液を水と混ぜ超音波洗浄しています。その液をフィルターラインを通して再使用(洗浄スプレイとして)しています。交換直前の汚れてきた洗浄液を採取し、観察してみました。また、にわか収集した情報により食塩を入れて(解乳化期待?)観察しています。 写真は、オーバーフローしてフィルターラインに入るところの上中下レベルで採取したものです。左から12月17日採取直後、21日食塩入れ2時間程度、1月14日の状態です。各写真中、左は底部近くから、中深部、上部からの採取です。 14日になってようやく上部サンプル(各写真中右のもの)にも目視で恐らく鉱物油と思われる黄茶系のものが確認できるようになりました。 知識はなくただHPで見たことを元に理解なく食塩を入れて観察しただけですが、黒色の有機物にも見えるものやこの現象について何かアドバイスいただけるでしょうか? 洗浄対象:ステンレス製品(材料タイプは304,316,317他多種、購入先も複数) 製造工程:鉱物油、水溶性油を潤滑目的で使用。接触する各パーツは鋼、鍍金等々でパーツや製品自体の磨耗粉も入っているはずです。ステンレス製洗浄槽からの微細物も? 洗浄液:弱アルカリ性洗剤+水道水(塩素20ppmの海外市水) よろしくお願いいたします。

  • ブタンについて(化学)

    化学の問題なんですが、分かる方がいましたらぜひ教えて下さい! (1)ブタンの燃焼の化学反応式。 (2)ブタンと臭素(水)の反応名と反応が起こる条件。また、反応した時の化学反応式。 よろしくお願いします。

  • ブタンの比熱

    そもそも比熱って物質によって決まってるものですよね? 化学の定期テスト問題で 『30°のブタンと空気を化合して燃焼させた。ブタンの燃焼では温度に依存なく2877kJ/molの熱量が発生し、燃焼後の混合気体1molを1℃上昇させるために必要な熱量は温度、組成に関係なく39、4kJである。…』 この39、4kJっておかしいですよね? 私はJの間違いだと思うのですが…