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COD値

排水のCODを下げる為、酸化処理を行いました。 30分後測定してみると、処理前よりもCOD値が跳ね上がっていました。 処理前120ppm 処理後200ppm その後、処理を続けて目標値まで低減できました。 酸化するとCODが上昇するという事があるのでしょうか?

noname#185042
noname#185042
  • 化学
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  • kei533
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回答No.5

オゾン酸化で反応初期におけるCOD増加現象は知られており、一例を(1)、(2)のURLでご覧下さい。 引用文献も取り寄せると良いと思います。 (1)産業廃棄物中間処理施設の排水を対象とした促進酸化法に関する基礎的検討  (反応初期の跳ね上がり現象例) http://www.kurekan.co.jp/aop.pdf (2)技術開発促進事業終了報告書  (ホルマリン濃度の増加の例)  http://www.rite.or.jp/Japanese/kenki/gijyutu/report/syuryohoukoku/kurabo_r.pdf (3)産業技術総合研究所 オゾンを用いた難分解性有機物の分解  (BOD5/TOCの増加)  http://www.aist.go.jp/NIRE/hist/1997-01/nire_WWW/publica/news-96/96-11.htm オゾンと生物処理の併用による難分解性化学物質の処理 http://staff.aist.go.jp/hiro.ichikawa/OzoneBio/ozone.html 難分解性溶存有機物 難分解性溶存有機物(オゾン無し) http://www.nies.go.jp/kanko/kankyogi/13/13.pdf 以下は参考まで (4)Effects of Ozonation on COD Elimination of Substituted Aromatic Compounds in Aqueous Solution  (オゾン酸化生成物例:低分子有機物(これ以上酸化されない)) http://journals.tubitak.gov.tr/chem/issues/kim-99-23-1/kim-23-1-4-96023.pdf COD(Mn)法では酸化されず、測定値が低い物質が(5)に少し記載されています。欧米では排水にはCOD(Cr)法を採用しています。COD(Cr)でも測定すれば初期値が高くなり差が縮まるかもしれません。 (5)COD(Mn)法のいい加減さ(表1) http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak226_230.html

noname#185042
質問者

お礼

ありがとうございます。 とても参考になりました!!

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  • kei533
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回答No.4

オゾン酸化での反応初期にCOD増加現象は認められており、一例を下記URLからご覧下さい。引用文献も取り寄せると良いでしょう。 (1)産業廃棄物中間処理施設の排水を対象とした促進酸化法に関する基礎的検討 (反応初期の跳ね上がり現象例) http://www.kurekan.co.jp/aop.pdf (2)技術開発促進事業終了報告書(ホルマリン濃度の増加の例) http://www.rite.or.jp/Japanese/kenki/gijyutu/report/syuryohoukoku/kurabo_r.pdf (3)産業技術総合研究所 オゾンを用いた難分解性有機物の分解 (BOD5/TOCの増加)  http://www.aist.go.jp/NIRE/hist/1997-01/nire_WWW/publica/news-96/96-11.htm オゾンと生物処理の併用による難分解性化学物質の処理 http://staff.aist.go.jp/hiro.ichikawa/OzoneBio/ozone.html 難分解性溶存有機物 難分解性溶存有機物(オゾン無し) http://www.nies.go.jp/kanko/kankyogi/13/13.pdf 以下は参考まで (4)Effects of Ozonation on COD Elimination of Substituted Aromatic Compounds in Aqueous Solution (オゾン酸化生成物例:低分子有機物(これ以上酸化されない)) http://journals.tubitak.gov.tr/chem/issues/kim-99-23-1/kim-23-1-4-96023.pdf COD(Mn)法では酸化されず測定値が低い物質が下記に少し記載されています。 排水にはCOD(Cr )法が欧米では採用されています。両方で測定しては如何でしょう。 (5)COD(Mn)法のいい加減さ(表1) http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak226_230.html

  • kei533
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回答No.3

どのような酸化処理とCOD測定法を採用されたか分かりませんが、酸化処理に使った酸化剤が排水中のCOD成分を徐々にに分解することは確かで、そこで生成した低分子COD成分が、原排水中のCOD成分に比べてCOD測定で使った酸化剤(過マンガン酸カリ、重クロム酸?)に酸化されやすくなった(逆に言えば原排水中の有機物はCOD測定法で酸化されにくいものが多い)からでしょう。同じサンプルでもCOD測定法で値が異なるのと少し似たところがあります。

参考URL:
http://petar4.hp.infoseek.co.jp/mura2000/kinu/hirose06.html
noname#185042
質問者

お礼

ありがとうございます。 COD測定は過マンガン酸を使用しています。 酸化されにくいものとして、なにか知見(例)があれば教えてください。 ちなみに今回使用した酸化処理はオゾンを使っています。

  • kei533
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回答No.2

どのような酸化処理とCOD測定法を採用されたか分かりませんが、酸化処理に使った酸化剤が排水中のCOD成分を徐々にに分解することは確かで、そこで生成した低分子COD成分が、原排水中のCOD成分に比べてCOD測定で使った酸化剤(過マンガン酸カリ、重クロム酸?)に酸化されやすくなった(逆に言えばCOD測定法で酸化されにくい有機物が多い)からでしょう。同じサンプルでもCOD測定法で値が異なるのと少し似たところがあります。

参考URL:
http://petar4.hp.infoseek.co.jp/mura2000/kinu/hirose06.html
noname#21649
noname#21649
回答No.1

CODの場合.化学反応を使っています。したがって.化学反応ができない状態にあるぶしつが.酸化により「化学反応可能な状態に変化して.COD値を上げる」という減少があります。 簡単な例ですと.シリコンコートした粒子状有機物の場合.物にもよりますが表面がシリコンで覆われている(撥水)ために化学反応の対象とはならず.CODは低いままです。何かの理由で.シリコン膜が破壊されると.粒子内部の有機物が版の対象となり.CODを上げます。

noname#185042
質問者

お礼

貴重な意見ありがとうございます。

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