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地球外生命と地球外知的生命の確立は?

Sompobの回答

  • Sompob
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回答No.8

生物を学んで居られるとの事、それならばミクロな レベルでの分子の振る舞いも理解して居られると思 います。 さて、充分な材料が有り、必要なエネルギーが少な くとも生命発生に必要な時間持続するならば、生命 は自然に発生すると言うのが私の考えです。 生命の基本である遺伝子ですが、これの材料がプカ プカと翻車魚宜しく、出鱈目に水溶液中を漂い、全 くの偶然に依り、生命を生命たらしめて居る所の自 己複製能力を獲得する事が或るでしょうか? 多くのウィルス(正確には生命と無生物の中間です が)の遺伝子はヒトのそれに比べれば相当に単純で すが、これですら、全くの偶然で自己複製能力を獲 得する事は非常に難しいでしょう。100億年に渡 り遺伝子合成を片っ端から試みても、ウィルスは誕 生しないでしょう。 この事を得意に指摘して、故に人間の存在は神の御 意が働いているのだ、と述べたキリスト教学者が居 ります。数学の確率を取り入れ、大衆にはもっとも らしく聞こえますね。 確かに。「全くの偶然に依る」ならばです。 否。 地球型生命のバックグラウンドである水。 水は酸素と水素から構成され、原子の総数は3と、 ここまで分かっているとします。 では、水分子の配列はどうでしょう。元素周期律表 を知らぬ当時の学者は、H2Oかも、或いはHO2 かも知れない水分子の配列を決めるのに、H2Oや HO2を合成しそれらを天然の水と比較したに違い 有りません。 すると、水と言う物質はH2Oと言う配列しか取り 得ない事が分かります。 HO2と言う配列は書けても、現実にはあり得ない のです。 これが、水もそうですが、有機分子なら尚一層、分 子内の電荷が非対称の為、取り得る配列はもっと狭 まります。 磁石を並べれば必ずNS、NS、NSの配列でくっ つきます。 遺伝子の配列を偶然の結果と思っている方は確率を 持ち出して、磁石の配列はNS、SN、NSもあり 得ると考えているのと同じです。 つまり、生命は決して「全くの偶然に依り自己複製 能力」を獲得などしやしません。 起こるべくして起こる必然です。 しかも一旦、遺伝子の一、二歩手前の分子が出来れ ばあとは生命へ一直線。 例えで言うと、自動車の構成部品であるエンジンは 自身が部品の寄せ集めですが、これが未だネジレベ ルなら、他に転用出来ます。しかし、エンジンにな ってしまうと、それは動力機械になるしかありませ ん。 恋人といちゃつくイスに取り付けたら面白いでしょ うが、いざ、目的を達する時にエンジンが働いて、 放り出されるのがオチでしょう。 ましてやエンジンが変速機と組み合わされ、車輪が 取り付けられると、選擇の余地はありません。 生命発生もこの様な課程を辿ると考えています。 自動車組み立ては人為的だが、自然はそうでは無い と反論されそうですが、しかし自然は常にそのエネ ルギーを最小にしようとしますから、ここに選擇が 働いています。 生命の本質、自己複製能力が有ること。他は全て飾 りです。 さて生命発生から、それが人間レベルに進化するに 地球では6億年を要しましたから、他の地球型惑星 でも、それ位と仮定しましょう。 地球の最初の生命の痕跡は三十数億年前だから、進 化に必要な時間が6億年では短いのではと考える方 も居るかも。 しかし、地球は過去に二度、全球凍結を経験し、そ の間、小惑星級の天体の衝突する大災害を経験して います。天体衝突では、全ての海が干上がった為、 僅かに残った生命の種から進化を全てやり直し。 やっと回復した頃、二度目の全球凍結で、またリセ ット。6億年前に全球凍結が解除されたので、生命 は三度目の進化を始め、ついにヒトへと進化したの です。 宇宙の中には、こんな歴史を経験しなかった地球型 惑星も有りましょうから、20とか30億年分進化 した筈です。 人間の進化が異常に遅いと銀河惑星連合会議の議題 になっている事でしょう。 何も6次元を持ち出さなくても問題は無いと思いま す。 上に述べた事はあくまで地球型惑星についてですが 他の環境ならどうでしょうか。 地球の生命は水を背景に炭素と水素を用いた蛋白質 を合成します。もっと低温の星ならどうでしょう。 木星の下層大気の温度帯ならアンモニアが水の代わ りになるでしょう(質問者の方は、液体アンモニア は、液体になる温度が異なるだけで化学的性質は、 水と瓜二つである事をご存じの筈です)。 木星を観測すれば、大気に色が付いている事が誰に でも分かりますが、この色は、そもそも有機物が作 り出したものです。だから、地球外生命を見つける なら、火星より木星を探検した方が良いかも。 逆に高温の惑星なら液体硫黄を背景に、炭素と弗素 を用いた蛋白質の生命も考えられます。 生命は宇宙に普遍の存在と思います。

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