暴力後のPTSD

質問

１０月初めに夫婦喧嘩のもつれで、初めて妻に手を上げてしまい、骨折させてしまいました。
その後、妻からは『怖くて自宅に帰れないから暫く自宅から出ていって』と言われて、私は家を出て別居しています。
先日『１１月中旬に医者から「ＰＴＳＤ数値が高い」と言われたので、もう同居はできない』とか、
『あなたの持ち物が家にあると思い出すから捨てる』とか言われました。

ＰＴＳＤとは、一回殴られただけでもなってしまうものでしょうか？

また、二人で住んでいた家に住むことや自分が欲しい家財があるのは平気でも、加害者の持ち物があるのは耐えられなくなってしまうものなのでしょうか？

出来事からＰＴＳＤと診断するまでにはどのくらいの期間がかけられるものなのでしょうか？

正直なところ、医者に「怖い、寝れない、出来事を繰り返し思い出す」と言い続ければ、たとえそれが嘘でも「ＰＴＳＤ」と診断されるてしまうことはあり得ないのでしょうか？

どうすれば妻と話ができるようになるのか悩んでいます・・・

精神科の先生や人の心理に詳しい人に読んでいただけたら幸いです。

回答No.3

jedimaster

私は精神科医ではありませんが、精神科医の先生に個人的に付いてPTSDについて専門的に勉強をした経験があります。

＞ＰＴＳＤとは、一回殴られただけでもなってしまうものでしょうか？
なってしまう可能性はあります。その人の感受性の問題です。

＞また、二人で住んでいた家に住むことや自分が欲しい家財があるのは平気でも、加害者の持ち物があるのは耐えられなくなってしまうものなのでしょうか？
耐えられなくなってしまう可能性はあります。

＞出来事からＰＴＳＤと診断するまでにはどのくらいの期間がかけられるものなのでしょうか？
30日です。
心の傷となる事象発生から、30日経過しても症状が継続する場合に初めてPTSDと診断されます。#2の方紹介のサイトにもその旨記述があり、精神科医でこれを知らない者はいません。30日未満のストレス障害はASD"急性ストレス障害"といい、PTSDとは似ていますが扱いが違います。ニュースなどで時々、人質事件から解放された直後の人質がPTSDと診断された、などといわれるのは明らかに間違いですが、メディアで報道される際はASDという言葉よりPTSDの方が一般的に認知度が高いことから、誤った用語で報じられることもあります。

＞正直なところ、医者に「怖い、寝れない、出来事を繰り返し思い出す」と言い続ければ、たとえそれが嘘でも「ＰＴＳＤ」と診断されるてしまうことはあり得ないのでしょうか？
これはあり得るとは思いますが、精神科医はちょっとした仕草や言葉の受け答えの調子から嘘を見破ることは朝飯前だと思います。しかし嘘が嘘であるとわかったとしても、なぜその患者が嘘をついているか等も状況認識のひとつの要素として、診断するのだと思います。

医師ではないので、一応参考まで。

補足

ありがとうございます。

どうすれば妻と話ができるようになるのか悩んでいます・・・

回答No.2

KINGBIRD

まず、私は精神科の医者ではありません。その事を前提にご覧いただければさいわいです。
　次に、PTSDの診断は難しく、微妙なものです。一応DSMという、アメリカの精神医学会が作成した精神障害の診断と統計マニュアルに基づいた診断基準です。目安としてご覧ください。PTSDと診断される条件を載せたサイトです。
http://www2.gunmanet.or.jp/Akagi-kohgen-HP/PTSD-DSM4.htm
http://ww4.enjoy.ne.jp/~sudo.h/PTSD-dsm-4.htm
　さて、このすべての反応を奥様が見せなかった、イコールその経験からトラウマを抱えなかったという証拠ではありませんので、それも前提にご覧ください。

>ＰＴＳＤとは、一回殴られただけでもなってしまうものでしょうか？

　命はどんな動物でもひとつ限りですから、暴力を振るわれればその経験は深く心に刻まれます。
　だからご紹介した診断基準にも「一回以上」とあるように、一回限りの経験でも充分にPTSDと診断されるほど傷つきうるし、複数回に渡ればさらに傷が深く、修復困難になっていくというだけのことであって、１回だから大丈夫ということはありません。また今、加害者が生きている事になる奥様の懸念はそのつらい経験がこれからもくりかえされることかもしれません。
　お言葉からは、少し、かなり軽く考えているように見受けられますが・・・。

　そして、何がその体験をフラッシュバックさせるかというと、受けた本人の内部でどう結びつくかなので、奥様にとってokasiiさんのほうに属する物品だけが（okasiiさんにとっては奥様だけに都合よく）、そのフラッシュバックのきっかけになっているということもあり得ることです。

　その経験がもとで現れる症状が何ヶ月以上に及べば、ということをお聞きなのだと思いますが、そういった基準は特にないようです。強いて言えば、その体験がもとで一ヶ月以上、診断基準にあるような障害、症状が１ヶ月以上継続しているようであれば、ということですから、１０月初旬の話であれば充分、診断する医者もいるかと思います。
　また、上記のようにこの診断は非常に難しい場合があり、だからこそたいていは診断に時間をかけるものと思いますが、ご懸念の通り奥様がその診断基準に通暁していて経験の浅い医者を欺き続ければ、血液中のなんとかの数値がといったようなはっきりした数字では出にくいものですから、嘘でも・・・ということは可能性としてありえないわけではないと思います。

　奥様と話をしたいとのことですが、どの程度の骨折かはわからないまでも、人間にとってもっともダメージを与える方法のひとつは、その個人が一番安心していられる巣の中で、もっとも信頼していた、あるいはつきあいが長い同族からの攻撃です。
　そういう意味では、まだ２ヶ月では骨折の傷も完治していないでしょうし、目立つでしょう。たとえ仲が悪かったとしても、一度は結婚までした相手に激しい暴力を振るわれてパニックに陥っている女性の言動として、奥様の（okasiiさんにとっては身勝手に思えるだろう）言動はそれほどおかしいとは思えません。しっちゃかめっちゃかですが、人はダメージを受ければ何らかで埋めようとするもの。
　本当に骨折するほど殴られたのならば、２ヶ月程度で奥様が冷静に話し合いができるほど精神的にも回復しているかというと、疑問です。奥様の主張するPTSDは嘘とも思えません。

　同時に勝手な邪推で申し訳ないのですが、okasiiさんと奥様はもうけっこう喧嘩のほうが多い仲になっていて、okasiiさんは奥様が意趣返しにokasiiさんの個人的な持ち物を廃棄する、離婚に際して有利に運ぶためにPTSDと診断されたがっている、暴力を振るわれたことを盾に好き放題主張している、ということをご心配なのではないか・・・と思いました。
　そのしがらみがあって、ご自分が暴力を振るった加害者として向き合うのは難しいかもしれませんが・・・。
　私がひとつ、とても気になるのが「ＰＴＳＤ数値」という言葉です。素人の奥様にわかるように医者がそうたとえた、医者の言葉を奥様が言い換えた、そういう可能性もありますが、私はその言葉を聞いたことがありません。
　もし機会があれば、「その数値はどのぐらいだったのか。」ということをお聞きになってみてはいかがでしょうか。

お礼

ありがとうございます。

補足

>離婚に際して有利に運ぶためにPTSDと診断されたがっている

そう思ってます。会っていないのでわかりませんが・・・。私は幼少から長期間の虐待を受け続けて育ちました。妻に暴力を振るわれて怒鳴り散らされたり、物を投げられたりしたときは、昔を思い出して、正直「なんだか怖い」気持ちになり、部屋に鍵を閉めても寝れなくなりました。

＞暴力を振るわれたことを盾に好き放題主張している、ということをご心配

その通りです。

＞そのしがらみがあって、ご自分が暴力を振るった加害者として向き合うのは難しいかもしれませんが・・・。
いままで何があっても人には手を上げませんでした。自分でも手を出したことに驚いています。まさに恐怖・抑圧から怒りに変わった瞬間でした。なので、心療内科に通院中です。

＞とても気になるのが「ＰＴＳＤ数値」という言葉です。
弁護士から言われました。確認してみます。

回答No.1

sibacho

PTSDは1回殴っただけでも十分成り得ます。
骨折させたならなおさらです。
考えるだけで気分が非常に悪くなり毎晩夢にでてきたり・・・本人以外には測り知ることができないのが難点です。
話をするのはちょっと待つか、弁護士や精神科医を経由してでも話を通してもらえればいいんじゃないでしょうか？
下にPTSDのページのURLはっときます

参考URL：

http://www.sohot.gr.jp/~ptsd/index1.htm

補足

ありがとうございます。
２つ目以降の質問にも回答いただければ幸いです。