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たんぱく質フォスファターゼの働き
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キナーゼとフォスファターゼ。これらは、タンパク質中の特定のアミノ酸をリン酸化(キナーゼ)、脱リン酸化(フォスファターゼ)するタンパク質の総称です。 これらは言ってみればスイッチの役割をしています。 たとえば、タンパク質(10)のあるアミノ酸がリン酸化されていればそのタンパク質はOFFの状態(不活性)、リン酸化されていなければON(活性)だとします。(10)は今リン酸化されていて不活性な状態で、何も機能しませんが、そのタンパク質を基質に持つ別のフォスファターゼが(10)についているリン酸基をはずせば、活性化された状態になります。 リン酸化・脱リン酸化と、ON・OFFの設定が逆の関係にあるタンパク質もあります。 このような現象は何もシグナル伝達に限ったことではなく、タンパク質の動きや機能を制御する非常に一般的な機構なんです。 シグナル伝達においては、各スイッチのON・OFF情報がどんどん伝わり、最終的に目的のタンパク質に伝えられ、それに対してレスポンスがある(ニューロンの場合だと、シナプスで化学物質を放出するとか)、ということです。
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お礼
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