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たんぱく質フォスファターゼの働き

大脳生理学の授業でニューロン内のシグナル伝達機構について発表するように言われました。それでわからないことがたくさんあるのですが特にたんぱく質フォスファターゼの働きがよくわかりません。第二メッセンジャーとして第三メッセンジャーに働きかけるとか何とかって書いてあるのですが、何のことかさっぱりです。どなたか教えてくださらないでしょうか?出来ればニューロン内のシグナル伝達機構について詳しくかつわかりやすく説明しているサイトなども教えていただけると助かります。よろしくお願いします。

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  • Freeuser
  • ベストアンサー率45% (181/399)
回答No.1

キナーゼとフォスファターゼ。これらは、タンパク質中の特定のアミノ酸をリン酸化(キナーゼ)、脱リン酸化(フォスファターゼ)するタンパク質の総称です。 これらは言ってみればスイッチの役割をしています。 たとえば、タンパク質(10)のあるアミノ酸がリン酸化されていればそのタンパク質はOFFの状態(不活性)、リン酸化されていなければON(活性)だとします。(10)は今リン酸化されていて不活性な状態で、何も機能しませんが、そのタンパク質を基質に持つ別のフォスファターゼが(10)についているリン酸基をはずせば、活性化された状態になります。 リン酸化・脱リン酸化と、ON・OFFの設定が逆の関係にあるタンパク質もあります。 このような現象は何もシグナル伝達に限ったことではなく、タンパク質の動きや機能を制御する非常に一般的な機構なんです。 シグナル伝達においては、各スイッチのON・OFF情報がどんどん伝わり、最終的に目的のタンパク質に伝えられ、それに対してレスポンスがある(ニューロンの場合だと、シナプスで化学物質を放出するとか)、ということです。

tonzura99
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。大変わかりやすいです。助かります。

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