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分散とは何ですか?

papanoriの回答

  • papanori
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回答No.4

例を挙げて説明しますと、一組の数値群(2 3 5 5 5 7 8 9 10 100) 平均値は数値群の合計値(154)を個数(10)個で割った値(15.4)です。 中央値は数値群の真ん中の値、例では、(10)個の数値群の真ん中は5番目(5)と6番目(7)の間の数値ですので、(5+7)/2=6です。例では10以下の数値9個と、100という極端に大きな数値がありますが、100が無い場合の平均値は54/9=6で、100がある場合の平均値(15.4)とはかなり違います。このように、極端な値がある場合、平均値より中央値のほうが数値群の傾向を表しているということがあります。 最頻値は最も出現回数が多い数値で、3個ある(5)です。 偏差は個々の数値が平均値からどのくらい離れているかを表します。例では(-13.4 -12.4 -10.4 -10.4 -10.4 -8.4 -7.4 -6.4 -5.4 84.6)で、偏差は負の数が含まれることがあるため、数的処理上、偏差の2乗の数値が良く使われます。 分散は偏差の2乗和(8010.4)を数値群の個数(10)で割った値(801.04) 標準偏差は、分散の平方根(28.3)です。 分散は平均値からのばらつきを示しますので、値が大きければ、分布が大きく、小さければ分布が平均値付近に集中していることを示します。 母集団は分析対象とされる集団で、あるクラスのテストの平均点が知りたいときにはクラスのみんなが母集団となりますが、日本人の血液型の分布を知りたいときには、母集団となる日本人全員から血液型の調査するのはきわめて困難であるため、数百人あるいは数千人の人たち(標本)の分布を調べて、そこから日本人全体(母集団)の分布を推測することになります。 これらは統計学の基礎となりますので、正確に知りたければ、『統計学入門』という類の本を見てください。

itteacher
質問者

お礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。詳しい解説ありがとうございます。大変勉強になりました。

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