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神経繊維の軸索を二箇所刺激した場合・・・
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- overthisgraysky
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詳しくない方なのですが、まだ書き込みがないようなので、思ったことを書きます。 軸索の興奮というのは、実質的には細胞膜の脱分極です。 刺激に反応してナトリウムチャネルが開くことで脱分極が起こるのですが、ナトリウムチャネルは開いた後しばらく刺激に対して無反応になる期間があります。 これを考慮すると、二つの方向から来た興奮がぶつかってしまうと、開いたばかりのナトリウムチャネルが2度目の刺激に反応できず、ここで興奮の伝導が止まってしまうのではないでしょうか。 ですが、刺激は加えられたところから双方向に伝わっていくはずですので、ぶつかったところで伝導が止まったとしても、2箇所に与えられた刺激は軸索の両端に届くと思います。 麻痺との関係はよく分からないです。
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お礼
アドバイスありがとうございました。 一度、お礼の投稿をしたのですが、画面に載っていなかったので、再度投稿致します。重複していたら申し訳ございません。 >ナトリウムチャネルは開いた後しばらく刺激に対して無反応になる期間があります。 この内容だけでも、大変参考になりました。 >これを考慮すると、二つの方向から来た興奮がぶつかってしまうと、開いたばかりのナトリウムチャネルが2度目の刺激に反応できず、ここで興奮の伝導が止まってしまうのではないでしょうか。 確かにそう考えられます。納得です。 とても勉強になりました。overthisgrayskyさん、ありがとうございました。