• ベストアンサー

特許と実用新案の違い

noname#1651の回答

  • ベストアンサー
noname#1651
noname#1651
回答No.2

現行法に則して説明します。 特許法第2条では特許の対象となる発明を「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のものをいう」と定義しています。 それに対し、実用新案法第2条では実用新案登録の対象となる考案を「自然法則を利用した技術的思想の創作をいう」と定義しています。また、実用新案法第1条では「物品の形状、構造又は組合せにかかる考案の・・・」と謳われています。 これらのことからわかるように、実用新案は「形のある物の形状、構造又は組合せで 自然法則を利用した技術的思想の創作」を保護します。 それに対し、特許は形のある物だけでなく、物の生産方法、通信方法、検査方法などの方法、ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたシステムなど 自然法則を利用した高度な技術的思想の創作であれば、無形の物も保護の対象になります。 ちょっと乱暴な表現になりますが、形のある物については、技術的思想の創作が高度か、そうでないかが、特許と実用新案の違いで、無形の物で 自然法則を利用した技術的思想の創作であれば特許となります。 日本の場合、「自然法則を利用した」というところが、特許にも実用新案にも必須の条件なので、純粋なアルゴリズム、ゲームのルールなどは特許にも実用新案にもなりません。 今話題のビジネス特許も、純粋にコンピュータシステムなどと組み合わせて「自然法則を利用した」ものとしないと、日本では特許の対象になりません。 制度的には、特許は出願し、7年以内に審査請求し、審査が通って初めて登録されて権利が発生するのに対し、実用新案は無審査登録です。ただし、登録実用新案に基づく権利行使を行う場合には、特許庁に技術評価書の発行を請求しなければなりません(事実上の審査です)。 また、特許は登録後、年金を払い続ければ、出願から20年まで権利が及びますが、実用新案は登録後、出願から6年で権利期間が満了します。

noname#2813
質問者

お礼

たいへん詳しいご説明ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 特許権と実用新案権

    どういう物が特許権にあたりどういう物が実用新案権になるか、おおよそわかるのですが権利保護はどれくらい違いがあるのですか? また、特許権と実用新案権を取得するまでの費用が同じくらいというのは本当ですか?

  • 実用新案と特許との違いを教えて下さい!

    特許と実用新案の違いを教えて下さい! またどのようなことが保護されるのでしょうか?

  • 特許と実用新案の違いは?

    商品においての特許と実用新案の違いは何ですか?どちらか持っていれば、登録商品を勝手に使えないのですよね?何方か詳しい方教えて下さい。

  • 特許と実用新案

    特許と実用新案との違いは何なんでしょうか? どのような意図においてどちらかを選んでいるのでしょうか?

  • 実用新案と特許の違いは何??

    実用新案と特許は何が違うのでしょうか。 他社が作ろうとしている製品は、 弊社が取得している実用新案に 抵触する可能性があります。 特許と同様に、 実用新案に抵触している事を理由として 他社の製品を差し止めることは可能ですか?? 実用新案を取得している製品は 法の保護に値するのでしょうか。 お忙しい中、大変申し訳ございません。 恐れ入りますが、ご回答をお願いいたします。

  • 特許権と実用新案権について

    いつも皆様にはお世話になっております。 現在「職務発明」に関する社内規程を作成しているのですが、特許権と実用新案権でわからなくなりましたので、ご質問します。私は特許と実用新案を分けて考えていたのですが、上司の一人から「現行、実用新案は特許に含まれているのではないか?」と指摘がありました。一括りの権利と認識した方がよいのでしょうか?

  • 実用新案について

    実用新案は印税がもらえるのでしょうか? 特許との違いを例をあげて、教えてください。 お手数ですがよろしくお願い致します。

  • 特許権と実用新案権の違いって何ですか?

    特許権と実用新案権の違いって何ですか? とある本を見ましたが 両方とも技術的創造物に対する保護 と書いてます。 ※シスアドの問題でしたので、ここのカテゴリにしました。

  • 特許と実用新案

    特許と実用新案はどのように違うのですか。

  • 特許から、実用新案の切り替え

    特許から、実用新案の切り替えについて知りたいです。 特許を出願してしばらくして、特許にならないと判断して、 実用新案に切り替える時がありますよね。 また、実用新案を出願していて、特許に切り替えることも できますよね。(特許46条、実用新案10条) もし、特許から実用新案に切り替えたとして、 それから1年半後、はじめに出願した特許は、 特許庁にはなぜ公開されないのでしょうか? 自分なりに、調べたところ、内容を同じくする 出願が並存することは権利関係を複雑にするだけであるから、 もとの出願を放棄しなければならないとありました。 (特許46条の2第1項) それならば、はじめに出願した特許はどこへいったのでしょうか? 特許の補正と同じで、特許庁に問い合わせて調べることは できるのでしょうか?