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ピリオド奏法って何ですか?

楽器を演奏しないのでよく分からないのですが、 古楽器演奏の奏法をモダン楽器で演奏することですか? どんな奏法なんですか? ハーディングのブラームスとベートーヴェンを聴くと、明らかに違った響きだと解るのですが、ラトルのベートーヴェン全集を聴くと、ピリオド奏法なのかどうか、微妙なところなのです。 そこで、そもそもピリオド奏法って何だ?ということになりまして、古楽器の奏法をモダン楽器でやることだと思っていたのですが、ラトルのベト全集を聴いても、たまに、 「あ、ちょっと音が高いなあ。他のモダン楽器による演奏よりも」 と感じるところがあるていどで、他の演奏との違いはピリオド奏法によるものかどうか解らないのです。 質問は 1「ピリオド奏法とは何ですか?」 2「ラトルはベト全集でピリオド奏法で演奏しているのでしょうか。それとも、そういう奏法を参考にしているだけなのですか?ラトルのベト全集とピリオド奏法の関係を教えてください。」 どちらかひとつでもいいので、答えてくださると助かります。

noname#29110
noname#29110

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  • terra5
  • ベストアンサー率34% (574/1662)
回答No.2

私の知識はピリオドでもバロック奏法限定ですが、 例えば トリル 現代では下から(ドならドレドレと)弾くが、上から(ドならレドレド)と弾く。 他の装飾音も異なる場合が多いし、現在の曲では使われない物もある。 ビブラート 現代では通常全ての音にかけるが、装飾音として要所にのみかける 即興、装飾 現代は基本的に作曲家が全て記譜するが、演奏者が自由につける。繰り返しがあれば、その度に内容が異なる。 (ベートーベンの頃は既に作曲者が指定している) 伸ばす音 現代では指定がなければ均一な音量で弾くが、始め弱く中ほどで強く終わりに弱くというパターンで強弱をつける。 付点音符 現代では基本的には忠実な長さで演奏するが、長めにとる。(リズムを鋭くとる) ピッチ(奏法ではないですが) 現在はA=440Hzで実際は442あたりが使われる事が多い。 大体は昔ほど低い。430,415,392等が使われる。 とこんな感じです。

noname#29110
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 専門的な内容ですね。それほど、ピリオド奏法とか意識して聴く必要もないのかと思いました。 最終的には、好みの問題でしょうし。 ラトルの演奏も改めて聴いてみたら、他と違うのは解ったんですけど、その違いがピリオド奏法によるものかどうか解りませんが、なんとなくハーディングに近いからピリオド奏法かも、と思うのですが、まあ、さっきも言ったとおり、それほど意識する必要もないかなと。

その他の回答 (1)

  • tomonaka
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回答No.1

ピリオド奏法とはその曲が書かれた時代の演奏方法に則って演奏する方法いいます。弦楽器のヴィブラートをかけなかったり装飾音符の演奏法、フレーズの処理も違います。 ラトルは全集でピリオド奏法で演奏していますね。ちょっと乾いたような響きがします。

noname#29110
質問者

お礼

ありがとうございます。ピリオド奏法についていくらか情報をいただきありがとうございます。  ラトルのベト全はやはり、ピリオド奏法で演奏してたんですか。乾いた音と言われてもいまいち解らないのですが。乾いた音ってピリオド奏法でなければ出せない音なのでしょうか。よく解りません。  フレーズとか、装飾音符と言われても、よく解らない私がいるのでした。ヴィブラートは解りましたけど。ラトルはベト全でヴィブラートかけてないのかしら。

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