• ベストアンサー

医療ミス

kurioneの回答

  • ベストアンサー
  • kurione
  • ベストアンサー率53% (857/1597)
回答No.5

医師の判断ミスこそが今最も多い訴訟です。ですから訴訟はもちろん出来ます。私は医師です。お父様、伯父様のこと心からお痛みします。その担当の医師の弁護をする気はありません。むしろ胸痛を訴えた時の返答は、あまりにも不用意であると思っております。しかし今回のことは情報量が少ないので推測でお話します。肝硬変という病気は、まさに癌以上に嫌な病気です。そもそも肝臓にはとても他の臓器には変えられない働きがあります。、食べたものを身体で利用するために再合成したり、血小板や白血球、リンパなど免疫の関係しているものの原料を作る。栄養分を保存する。そして食べ物を食べたり薬を飲んだりしたさいに必ず出来る毒性の物質を中和して無害化する。 ですから進行した肝硬変の場合は栄養障害、体力の著しい低下、抵抗力の低下、今の医学では計れない潜在的力の著しい低下、風邪からでも肝不全になってしまう可能性があるなど、いつ何が起こってもおかしくない病気なのです。たとえ他の病気で手術が必要な状況でもほとんど手術はできません。まず痲酔に耐えられません。次に出血が止まりません。手術そのもののストレスから肝不全になる可能性があるという理由があるからです。 お父様がどの程度の肝硬変だったかは存じませんが、今回の様に胆管結石が悪さをした場合、残念ながら肝硬変の患者にとっては最悪の状態です。でも胆管結石はよく見られる病気です。肝硬変のないかたなら、症状が出たばあいに直ぐに手術が出来ますが、進行した肝硬変がある場合は石が勝手に移動する事を願うしかないのが現状です。早く見つけていれば何か出来たのではとお考えだと思いますが、肝硬変の場合必ず超音波などで肝臓自体を診ます。多分以前から石があることは確認していたと思います。でも石が悪さをしていない限りは、肝硬変の方には予防的治療はできないと考えざるをえません。手術中に亡くなるもしくは手術で肝不全になる可能性があるからです。また亡くなられる1ヶ月前の胸痛がその初発症状であるということも判断できません。石が悪さを開始したのならその後も痛みは続きますから(記載がないので分かりませんが)どうも状況的にはその時の痛みは全くべつのもののと考えられます。手術はされたのでしょうか?黄疸は肝不全でほぼ必発です。手術していない状況では胆管結石でも黄疸は起こりますが、その黄疸自体が肝不全を起こすわけではないことをご理解ください。 訴訟の場合、肝硬変がどの程度であったのか 胸痛が、胆管結石の初発症状なのか? 肝臓の状態と胆管結石の治療上判断ミスはなかったのかと言うことが争点になりますが、肝硬変という病気は軽くても何が起こるか分からないというの性格上 ミスと判断できないと思います。 伯父様に関しても、今の医療制度が保険診療である限りにおいて糖尿病の治療中に肝臓疾患を疑って患者さんのために精査を行った場合、過剰医療、 過剰検査と弾劾される可能性が高いのです。残念ながら、8cmの腫瘍は肝癌としてはさほど大きくありません。場所にもよりますが、外から触れても分からない事が多いです。そして肝癌は症状はほとんどありません。ただ前もってB型肝炎と分かっていて、肝臓の状態の定期的チェックをしていないとすれば、怠慢ではありますが、最近の医療は細分化されて、糖尿病の治療だけ・・なんてケースは残念ながら多く見られるケースです。

tosi-f3
質問者

お礼

医師の方から、貴重なご意見が頂けるとは思っていませんでした。御礼申し上げます。ご説明の中で尋ねられていたことですが、主治医の先生は以前から、父に胆石があることは知っていました、ただ胆道まで出ていなかったのであえて負担のかかる手術はしなかったのかもしれません。でも痛みの原因が胆管結石と解ってからすぐ手術をして成功し胆管はきれいになりましたが黄疸の数値が危険な状態のまま下がらなくなってしまったのです。確かに訴えても判断ミスと断定するのは難しいのかもしれません。家族でよく話し合ってみます。有難うございました。

関連するQ&A

  • 医師の単純ミス?

    医師の単純ミス? 宜しくお願いします、全くの素人です。身内(80歳女)の受けた内視鏡的手術に関してです。(言葉合ってないかもしれませんが) ・病名:総胆管結石、閉塞性黄疸、急性胆管炎 ・手術内容:内視鏡的胆道結石除去術 術後の医師の説明 ・石を除去することはできませんでした。 ・角度的に胆管にワイヤーを入れることができず、どうしても膵臓の方に入ってしまった。1時間以上試してみたが無理だった。 ・その結果、膵炎に至ってしまった。 質問:これって、単なるワイヤーをいれる管を間違っただけではないのですか?    もしそうだとしたら、膵炎が治った後、また同じ工程をすると言われたら、賛成した方がいいのか?    それとも外科的手術をお願いしたほうが良いのか? 普段、我慢強くて痛みを訴えた事が少ない身内が、本当に苦しんでいたので、この後の対処、返答に悩んでます。宜しくお願いします。

  • 総胆管結石、急性胆管炎について。。。

    ご教授お願いします。   ある高齢者の方が、高熱を出し意識障害になり、黄疸症状もありました。 CT検査の結果、総胆管結石を認めました。 診断名は、総胆管結石、急性胆管炎、です。 この病気は再発するんでしょうか?? 急性胆管炎って感染症?合併症? 高齢者の場合、またかかる確率が高いんでしょうか?? ちなみに不整脈、心不全の既往歴があります。 ご教授お願いします。

  • 肝硬変

    私の父も肝硬変の末期と診断され、肝臓に癌細胞も発見されました。医師には最終的の死因は肝硬変か肝臓癌は今はわからないと言われました。禁酒を進められたけど父には禁酒する気がまったくありません。腹水、黄疸、むくみの症状も出ています。安らかに亡くなるには、どうしたらいいのでしょうか?

  • 慢性腎不全があると肝臓癌の治療はできないの?

    63歳の叔父が、長年の肝炎からアルコール性肝硬変になり、最近肝臓癌が発見されました。5cmの大きさです。叔父はその他に慢性腎不全を患っており、(透析までは至っていません)医者からは「治療法はない、5センチは大きく、手術したとしても根治はできないし、腎臓に負担がかかる、そして、予後1~2年」と言われました。腎臓に負担がかかるということで、造影剤も使えず、CTとエコーしか行っておりません。本当に癌なのかもわかりませんが、疑いはとても強いそうです。 質問ですが腎不全でも何とか治療はできないものでしょうか? ところで予後って、余命ではないですよ・・・ね?何故「予後」なんですかね。1~2年は生きられるのでしょうか?

  • 余命はどれくらいあるでしょう

    親族ではないので意志に確認することもできませんので ご家族や皆様の知っている知識や経験からで結構です教えてください。 医師の余命宣告も当たる当たらないあるのはわかっていますので 心の準備としてお願いします。 大腸がんより肝臓がんに転移し、一度入院 2週間に一度抗がん剤投与しておりましたが、1か月で退院し抗がん剤投与つづけ 2月に再入院、 現在黄疸と睾丸の腫れと、足の浮腫みがひどいです。 私がネットで調べたら肝硬変の場合は黄疸やむくみがあるそうで。。 手術の予定はないです。末期だと言われてるはずです。 明日会いに行きます。 大変お世話になった先生なんです。 そして友達なのです。 何もできないのはわかっていますが、先生にとって私が一番話しやすいんだと言って 辛い胸の内を話してくれるのです。 こうなると吐血や心不全など起こすのでしょうか。 恐らく意識障害的なものが出ていると思います。 特別おかしくはないのですが、ん???何って言った? え???なんのこと? というようなちょっとおかしい感じがします。 抗がん剤によるものか、肝硬変そういうものによるものかわかりませんが・・・。 遺言も書きたいとおっしゃってて明日付添ます。 保険の名義変更やらのちの処理をまかされています。 心の準備の為に、ご存じの事で結構ですから、経験上で構いません 何か教えてくださいませんか。

  • B型肝炎訴訟

    父が3年ほど前に、B型肝炎→肝硬変→肝臓癌(末期)で亡くなりました。 このような場合、B型肝炎の訴訟は起こせるのでしょうか? ちなみに、父の母は亡くなっていますし、証拠になるような物がありません。(病院のカルテはあると思いますが・・・) 可能ならば、弁護士に依頼して訴訟を起こしたいのですが、よい意見を聞かせてください。

  • 【至急】末期肝癌→腎不全 水分摂取について

    至急の質問です。 現在父(55歳)がB型肝炎→肝硬変→末期の肝臓がんです。 余命2~3年と言われていたのに、先日急に「あと1か月もたないかもしれない」と言われました。 年明けから急に数値が上がり、1か月前の数値と比べると 総ビリルビン  4.73→33.64 直接ビリルビン 2.77→23.71 尿酸窒素    15.0→78.7 クレアチニン  0.7→4.92 PT(%)    61.8→22.6 これらは全て基準値を大幅に超え、免疫は著しく低下しています。 絶望的としか言いようがありません。 しかもここにきて(流れ的にはよくあるのでしょうが)腎不全だと言われ(クレアチニン数値を見れば分かりますが・・) 肝臓がんのケアをしていた時は水分をかなり制限されていたのに 自分で調べたところ、「クレアチニンは水分が足りないと急激に上昇し、しかも下がらない」との記述をみました。 肝臓の為には水分を制限せねばならず、しかしそのせいで腎不全となり、透析まっしぐらです。 もう 何をどうすれば一番良いのかわかりません。 どちらを優先させれば、少しでも長く生きられますか? こんな急に 家族は心の準備が全く出来ていません。 ご参考までに、お詳しい皆様のご意見をどうかお聞かせください。

  • 余命3ヶ月のはずが!

    今年2月のはじめ末期の胆管がんで肝臓への転移も みられ余命3ヶ月といわれました。 治療も、入院もできないとのこと。 胆管にバイバス手術を施し、その後退院。 現在はガンに効くと言われる健康食品を与え、 近いうちに丸山ワクチンの投与を始めます。 本人は現在黄疸もほとんど無く、食欲も出てきて、一人で 出かけたりしています。 他の人はこの回復を手放しで喜んでいますが 一度は「余命3ヶ月」と言われたし、予断を許さない 状況は変わらないと思うのですがどうでしょう?

  • 医療ミスとして遺族が何かできることは?

    私の母は末期の胆嚢癌(肝臓その他への転移有)で亡くなりました。 家で療養していたのですが、その時訪問していた医師に疑問点があるのです。 亡くなる日までの間、物が食べられず点滴での栄養摂取でした。 約2週間母は茶色の液体を吐き続けていました。 亡くなる前日から母は喉元まで出かかったモノを飲み込んでいました。 亡くなる日の朝に往診に来たときに私が医師に「昨夜眠ってからは一度も吐いていません。口の中まで戻してもそれを外に出さずに飲み込んでいるようです。」という説明をしたことに対して 「吐かないで寝ていられるのなら、今日はこのまま様子を見てください。吐いていたのは精神的な要因もあったのでしょう。本当に吐きたかったら我慢できないですから。」とおっしゃいました。 その日の午後、母が口を大きく開けながら呼吸をしていました。 私は先生の携帯電話に電話をして「母の呼吸の仕方が朝と変わっています。毎回口を大きく開いて苦しそうに呼吸しています。これは下顎呼吸ではないでしょうか?」 と質問しました。 先生は「手は動いてますか?胸は動いてますか?」と反対に質問。 私は「手は少し動いています。胸も動いています。」と答えました。 先生は「ではそれは下顎呼吸ではないと思いますよ、1時間くらい様子を見てまた連絡を下さい。」と言いました。 その約30~40分後、母の心音は止まりました。 この先生の判断については明らかにミスではないかと思っています。 救急隊が来て母の口から1リットルくらい茶色の液体が出てきました。 どうやら誤飲していたようです。 こういった場合、医師に何らかの形で謝罪を求めることはできるのでしょうか? 全て「末期医療」という言葉で片付けられてしまうのは悔しいです。

  • 医療ミスについて教えて下さい

    ・医療関係が良く判りませんんで教えていただけますでしょうか。 叔父が膝の痛みの治療のため病院に通ってます。 何日か通院して治療とリハビリを行ってたら、いくらか症状が良くなってきました。 そしたら先生から「筋力測定をしてみて、その結果を確認してリハビリ内容を考えましょうか。」 と筋力測定をしました。 筋力測定装置に座ったら太股や脛に多大な負荷をかける測定試験でした。 筋力測定が終わって歩いたら、何故か足のふくらはぎに痛みがありました。 リハビリの先生に痛みがある事を説明したら、痛みの状態を確認した結果ふくらはぎが 「肉離れ」になってしまったとの診断でした。 今は歩くときは痛そうに足を引きずってるし、階段の上り下りも太ももが痛くて大変なので たいへん辛いと、ふさぎ込んでます。 近所の人に聞いたら、もしかして「医療ミス」なのではないか、と言われました。 医療ミスの判断基準がわかりましたら教えてください。