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ドーピングとロシアや中国の政治体制との関係

かつての東独とも共通の事情があるのかなと思います。北朝鮮にもないのだろうかとも思います。これに反し、いわゆる西側には少ないとすれば、スポーツで国威発揚を行う必要がない国では起こりにくいのでしょうか。

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回答No.3

>スポーツで国威発揚を行う必要がない国では起こりにくいのでしょうか。 そういうことです。そもそも国家ぐるみのドーピングは独裁体制でなければできないので、そうでない国では起こりにくくなります。

kaitara1
質問者

お礼

やはりそうですか。個人としても能力向上の一手段としての誘惑はあるのでしょうが、基本はいわゆるスポーツマンシップですね。

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  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10492/32997)
回答No.2

国威発揚というのは大いに影響していると思いますが、日本でもオリンピックはアメリカに次ぐようなレベルで盛り上がり、柔道や水泳のようなオリンピックが最高峰とされる競技では円谷幸吉のようなプレッシャーからの自殺者を出すほどの状態になるのですが、なぜか日本人は民族性としてドーピングをやりません。 そもそも「そこまでやろう」という気持ちが選手そのものにないんですよね。日本人選手でドーピングで引っかかった人はいることはいるのですが、それは実は「ライバル選手が飲み物にこっそり違反薬物を混ぜた」って出来事なのです。これはこれで関係者に大きな衝撃を与えたんですけどね。 日本人の間には、根底に「そこまでして勝とうとは思わない」というのがあるのではないかなと思います。その動機がどこから来るのかは私にも分かりません。 ドーピングがある程度以上の集団(組織)で行われがちなのはロシアや中国で、彼らの倫理観の根底には「ドーピングを使うことはそんなに悪いことではない」という意識があるのではないかなと思います。ゲームでボーナスアイテムを使って勝とうとする程度の感覚かもしれませんね。レアアドオンを付けて勝とうみたいな。 アメリカ人はおおっぴらに使う傾向があり(ボディビル大会にはドーピング検査をする大会と「しない大会」があります。そして人気があるのは概ねしない大会です。しない大会は素人でも分かるレベルでみんなバッキバキです・笑)、ヨーロッパ人はこっそり使う傾向がありますね。 ドーピングの最先端をいっているのは、今も昔も自転車競技です。ツールドフランスとかああいうやつで、ヨーロッパでは大変な人気です。ツールドフランスを7連覇したランス・アームストロングをWADA(アンチドーピング委員会)が調査している、と報じられたときは世界中に衝撃が走りました。というのも、WADAが調査していることを明らかにしたときの勝率は100%だったからです。やがて彼は観念したかのようにドーピングを使っていたことを自白、7連覇ももちろん剥奪され、全ての栄光を失いました。それでも「自転車競技の選手の9割がドーピングをやっている」といわれるくらい根が深いです。自転車競技では90年代くらいにツールドフランスで山岳ステージで異常なまでの強さをみせていたマルコ・パンターニという選手がイタリアにいたのですけど、彼はなんと34歳という若さで急死してしまいました。直接の死因はコカインの過剰摂取ですが、ドーピングは肉体だけではなく精神も強烈に蝕むことはよく知られています。ドーピングを常用してた選手はアル中や薬物中毒で急死することはよくあります。精神的に不安定になるので、妻や恋人へのDVもお約束です。 義足のランナーで健常者より速く走るといわれた南アフリカのオスカー・ピストリウスはDVで恋人を殺してしまい、犯罪者になってしまいました。彼も異常なまでに速いのでドーピングの噂は耐えない人でした。 まあなんというか、白い人たちの「そこまでして勝とうとする気持ち」は確かにちょっと我々日本人には理解しがたい部分はありますね。

kaitara1
質問者

お礼

日本は武士道でしょうか。外国ではいわゆる民主主義と権威主義とは関係ないでしょうか。責任の取り方が個人にあるかなかいというような面はないでしょうか。

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  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2026/7570)
回答No.1

社会保障の問題でしょうね。ロシアや中国は国の為に働いたら、一生涯生活を保障する体制なので、命懸けで戦える国情があります。それに対して、西側の国々はメダルを取ったからと言って、恩典があるわけではありません。米国の黒人メダリストが金メダルを川に投げ捨てる事件が起こったのは、金メダルを取れば、国が黒人を人間として認めてくれると信じていたからでしたし、社会的地位も与えてくれると考えていたからでしたが、裏切られています。もちろん、今は違いますけどね。 ドーピング(薬物違反)をおこなうのは、ロシア、中国、東欧の国々ではドーピング技術が高度に進んでいるからですし、ドーピングで成績を伸ばすのに抵抗感が無く、科学的なものだと考えているからです。もちろん、実際にはドーピングをおこなえば、寿命が縮んだり、病気にかかったり、良い事は無いようです。 日本でもドーピングはおこなわれています。オリンピックではありませんが、受験勉強ではドーピングで成績を伸ばす方法がいくつもあって、親が医者や薬剤師だと、受験前に薬を処方して飲ませる事もあるようです。頭が良くなる薬(血流を良くする薬)、記憶力を回復する薬(向精神薬)、集中力を増す薬など、色々とあるようで、尿検査をしないのでバレていないだけだと言われています。世の中とは、そういうものです。

kaitara1
質問者

お礼

究極的にはお金の問題ででしょうか。スポーツ以外のドーピング問題は別の大きな問題ですね。親の経済力がものを言う。これもやはりお金の問題ですね。

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