なぜ義務教育過程の費用を全部無料にしないの？

質問

公立の小中学校は義務教育なことも会って授業料などは無料ですが、給食費とか教科書代とか制服代とか各家庭で用意する必要がありますよね？
なんでこの辺も全部無料にしないの？

教科書にしろランドセルにしろ制服にしろ国から支給すればいいじゃないですか？

財源？
そんなもん未来を担う子供を育てるためなんだから、それこそ増税で良い。
各家庭の経済力に任せるより、国民全員で出し合えば楽になるでしょ。

下手に親から給食費なんて出させるから払わない奴も出てくるし、値上げもできなくてこの前あったみたいに逃げ出す給食業者も出てくる。

小中学校で各家庭が今払ってるものを全部無料にしたら、年間どれくらいの予算が必要なんでしょうね？
そんなに財源確保が難しいほどの金額なんでしょうか？

将来のない年寄りに贅沢させるより、未来ある子どもたちの環境を整えるという理由なら、そこまで税金払うのを嫌がる人も多くはないと思うんですが。

回答No.6

y49333083

まず教科書は、国・公・私立の義務教育諸学校に在学している全児童生徒に対し、その使用する全教科について、国の負担によって無償で給与されています。
　この義務教育の教科書無償給与制度は、憲法第26条に掲げる義務教育無償の精神をより広く実現するものとして実施されています。

日本国憲法第26条2項は
すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。
義務教育は、これを無償とする。
となっています。これを普通に解釈すると「無料」と読めてしまいます。
文部科学省は次のように解説しています。

『 憲法は「義務教育は、これを無償とする。」と規定しており、この「無償」とは、「子女の保護者に対しその子女に普通教育を受けさせるにつき、その対価を徴収しないことを定めたものであり、教育提供に対する対価とは授業料を意味するものと認められるから、同条項の無償とは授業料不徴収の意味と解するのが相当である」と解するのが通例である。
なお、現在は教科書無償措置法等により、義務教育段階においては国公私を通じて教科書も無償となっている。』文部科学省WEBサイトより。

それ以外の物は私費でで賄うとなっているから仕方ないですね。
給食費や修学旅行だなど今始まったことではなく昭和の時代から変わっていませんので諦めるしかないと思います。

でも、学校給食の目標は、学校給食法第2条に定められています。
「適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。」とね。
困窮家庭の子供が学校に通っている以上、給食費の無償化は訴えたいものです。

回答No.5

BUN910

国というより、地方自治体によってなんじゃないですか。
給食費・・・私の住んでいる市(北関東の地方都市)は、無料になりましたよ。
教科書代・・・無料ですよ。
制服代・・・制服はないですから、自分達の私服です。
　　　　　　(私立の人は別です)
ランドセル・・・私の住んでいる市では、もう何十年も前から支給されてます。(最近メディアで何回か取り上げられてますね。私は50代半ばのオヤジですが、私の頃から小学のランドセルだけでなく、中学のカバンも無料で配布されてます。今の中学生は普通にしょっていても判らないようなデザインのリュックです。)

回答No.4

iwashi01

義務教育の義務とは
子供の保護者が、子供に教育を受けさせる義務なので
国の義務というより、保護者がいる場合は保護者の義務ってことになってるんじゃないですかね

皆反対しないというけれど
自分たちは各家庭の負担でやってきたのに
いまの親は、負担しなくてよいなんてズルい、とか言う人は絶対いる

結局、義務教育にお金がかかる間は、みな質問者さんのようなことを言うけど
子育てが終わると、自分のことではなくなるので
義務教育費用を全額国負担にするかどうかなんて、どうでも良くなる
なので、政治家も、票数につながらないから、やらないんじゃないでしょうか

回答No.3

noname#259477

児童手当の支給を受けているので、事実上は完全無料と同じ。
因みに、児童手当とは「家庭等における生活の安定及び次代を担う児童の健全な育成に資することを目的とした制度」です。
児童手当の支給を止め義務教育課程の費用を全額無料にすれば新たに財源確保する必要がない。

回答No.2

runi_NGR

そのような主義の政党に投票するか
そのような主義の政党を作るか
そのような主義の国会議員になり
そのような法律を作り
可決すれば現実になります。

回答No.1

SPROCKETER

本当は全額無料にするはずだったのですが、当時の自民党が何かと親に負担させろと因縁を付けては負担額を増やす政策をおこなった結果なのですけどね。「教育を受けたければ、金を払え！」というのが、当時の自民党の教育思想だったようで、金の無い奴は教育を受ける権利が無いという考えが支配的だったようです。それというのも、防衛費の増額で教育予算を削減していたせいで、真冬でも暖房も無い教室で授業を受け、冷水で手を洗うのでアカギレになる事が多かった時代でした。教育予算を削って製造した自衛隊の戦闘機は性能的にソ連や中国の戦闘機に勝てるはずが無く、馬鹿にされていたのだそうです。ミグ２５が亡命事件を起こして、ソ連の戦闘機の軍事機密が西側に知られるようになるまでは、ソ連の戦闘機と互角の性能を持つ戦闘機（Ｆ１５など）は製造出来なかったのが実態でした。

教科書にしても、自民党の横槍で歴史教科書などの改竄が横行し、歴史上の有名人の名前が次から次へと消されて行って、歴史に貢献していない人の名前が上位に格上げされるという信じ難い時代でした。海外から激しい批判を受けるまでになって、急に検定が緩められたり、国民を向かずに外国を見ている政治が露骨なのが日本の実情です。

現在のように、経済成長も出来ず、技術まで衰退を始めた日本になったのは、自民党の貢献が大きいようですね。田中角栄は経済成長する政策をしていましたが、今の自民党は支持率が減るばかりなのは、経済成長の夢が無くなり、技術革新の夢も無くなり、嘘を繰り返して失敗した政治・経済・社会・技術で国が行き詰ったからでしょうね。

教育を犠牲にして、防衛費の増額を続けた結果、国民の質が低下して、国が傾いたのだと思います。教育水準の高さをマスコミが報道しなくなったのは、周辺国に追い抜かれている分野が多くなった結果でしょうね。