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月は自転しているのですか
Nakay702の回答
- Nakay702
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補足を拝見しました。 「人間原理で見た場合に成立する法則」だと思いました。とはいえ、寿命100年足らずの物差しで「ウロボロスの蛇」の全貌を包括的に表せるはずはないのですから、それでもいいかもの知れません。つまり、我々は、ある意味、自然を人文科学的に、というか、大なり小なり「自己中心的特殊規定」的方法で解釈するわけですからね。また、そう解釈しても、五感は正常に働きますし、日常生活に何ら支障はありません。 ただ、天文学者はそういう態度で見ないでしょうね。つまり、より普遍を求めるのが自然科学としての天文学の採るべき探求姿勢だと。例えば、ニュートン、ガリレオの相対原理をより普遍化したのがアインシュタインの相対性理論でした。そこで、私は、我々もアインシュタインのように、常に普遍化を求め続けるべきだ、と思っていました。それゆえ、このスレでも、そういう見方に沿って考えを述べるようにしていました。しかし、考えるに、後者が《極限状態の部分も含む》ことが異なるだけで、特に日常感覚を基準にすれば、前者で十分ではありますね。 その伝で行けば、仰せのことは、首尾一貫・自己完結していて、矛盾はないと思います。ただしそれは、限定された範囲内であてはまることで、無限定に通用するわけではありませんよね。ですから、少なくとも何らかの時間・空間に関する前提条件を付加してしかるべきと存じます。例えば、こうです。 ①この法則は、地球と月の関係のみについて説明するもので、それ以外、例えば、地球と他の惑星、あるいは他の惑星とその衛星の関係などにまで敷衍するものではない。 ②この法則は、月の自転が地球に対する公転と同期した時点から、月の離反速度がいわゆる第2宇宙速度(脱出速度)に達するまでの時間的枠内でのみ有効と見なされる。
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