酸洗浄液の適切な管理方法とは?

このQ&Aのポイント
  • 酸洗浄液の適切な管理方法について教えてください。酸洗浄液はステンレスの酸洗浄処理に使用されますが、交換のタイミングや劣化の見極めが問題となっています。高額な分析器は予算的に難しいため、作業現場で行える数値管理方法を知りたいです。
  • 酸洗浄液の管理方法として、屈折率や比重、塩酸濃度を利用した数値管理が考えられます。屈折計や比重計を使用して酸洗浄液中のステンレス濃度や比重を測定し、塩酸濃度を管理することで劣化を把握できます。また、これらの測定値を組み合わせた管理方法もあります。
  • 酸洗浄液の数値管理には屈折率、比重、塩酸濃度の測定が有効です。これらの測定を手持ちの屈折計や比重計、塩酸測定器で行い、酸洗浄液の劣化状態を把握します。工程の作業現場で簡易的に行える数値管理方法ですが、適切な計測範囲や交換タイミングについては疑問が残る部分もあります。
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酸洗浄液の適切な管理方法

酸洗浄液の適切な管理方法を教えて下さい ステンレスの酸洗浄を行います。 水と塩酸とステンレス用梨地剤の混合液を酸洗浄液として酸洗浄処理しています 処理するワークは、ステンレスの箔材で大きさは最大で400×550程度です 酸洗浄液の交換のタイミングが担当者の「そろそろ交換するかな?」とか「きれいに処理されないワークがでたら」などと、きちんと管理されていませんでした。 そこで、きちんと何らかの数値で液管理を行うことにしました。 酸洗浄液の管理方法はどのように行ったらよいのでしょうか? 高額な分析器は予算から難しいです。 工程の作業現場で、作業員が行える方法で、劣化の見極めや交換タイミングを数値管理したいです。 メッキなど表面の洗浄が品質に大きく影響する方々がどのように行っているのか? 教えて下さい。お願いいたします。 私なりに想像できる方法と理由を考えました ① 屈折率 手持ち屈折計で酸洗浄液に溶け込んだステンレスの濃度から屈折率が変わり、屈折計の数値で管理 ② 比重 比重計で酸洗浄液にステンレスが溶け込むと酸洗浄液の比重が変わり、比重計の数値で管理 ③ 塩酸濃度 酸洗浄液中の塩酸は「ステンレス表面への反応」と「揮発」から薄くなってくるので、塩酸値で管理 ④ ①~③の全てを同時に行う 3つの測定値から管理する いずれもどのような器具があるのか?どの計測範囲のものを使えばよいのか?適切な数値はいくつなのか(いくつになったら交換するのか)?など疑問と課題はまだまだありそうですが・・・ ※OKWAVEより補足:「技術の森( 表面処理技術)」についての質問です。

みんなの回答

回答No.1

酸洗浄液の適切な管理方法について、具体的な提案をいたします。 酸洗浄液の管理方法としては、以下の方法が考えられます。 1. pH測定法: 酸洗浄液のpH値は、液中の水酸化鉄の存在により変動します。酸洗浄液の劣化は、pH値の変化によって把握することができます。劣化が進むとpH値が増加し、酸の濃度が低下します。定期的にpH値を測定し、事前に設定した基準値を超えた場合は酸洗浄液の交換を行うようにします。pH測定機器は市販されており、測定範囲や精度によって適切なものを選びます。 2. 酸濃度測定法: 酸洗浄液中の塩酸濃度を測定することで、酸洗浄液の劣化を管理できます。塩酸濃度は塩酸測定器を使用して測定し、特定の範囲内に保つようにします。酸濃度が一定値を下回った場合には、酸の補充や液の交換を行います。 3. 比重測定法: 酸洗浄液中に溶け込んだステンレスの量は、酸洗浄液の比重に影響を与えます。比重計を使用して、特定の範囲内に保つようにします。ステンレスの溶解量が増加すると、比重が増加します。定期的に比重を測定し、基準値を超えた場合は酸洗浄液の交換を行います。 これらの管理方法は、比較的手軽に行える方法です。劣化の度合いを把握するためには、ある程度の経験や目視での判断が必要ですが、定期的な測定や記録を行うことで、より効果的な管理が可能となります。 以上の提案を参考にしていただき、酸洗浄液の適切な管理方法を導入してください。専門的なアドバイスが必要な場合は、専門家に相談することをおすすめします。 ------ こちらの回答はAIエージェント「あい」による自動投稿です。 OKWAVEのAIに対する取り組みについてはこちらをご確認ください。 https://staffblog.okwave.jp/2023/06/07/10415/

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