(3)について
アの上側の曲線は円の円周の一部で長さは円周の1/4ですね。
円周の長さは直径×円周率,つまり2×半径×円周率です。ここでは半径は6ですから円周の長さは
2×6×π=12π
だから,アの上側の曲線の長さは円の円周の1/4だから
12π×(1/4)=3π
アの下側の曲線も円周の1/4だから同じく3πです。
従ってアの周りの長さは
3π+3π=6π
となります。
(4)について
アとイを合わせた図形は円を4等分したうちの1つになります。つまり面積は円の面積の1/4です。ですから面積は
半径×半径×円周率×(1/4)
=6×6×π×(1/4)
=9π ……①
アとウを合わせた図形も円を4等分したうちの1つになります。だから面積は同じように
半径×半径×円周率×(1/4)
=9π ……②
またアイウを合わせた図形は1辺が6の正方形ですから,面積は
6×6=36 ……③
アイを合わせた面積①とアウを合わせた面積②を足すと,正方形の面積よりアの面積だけ多くなります。(ア+イ+ア+ウ=正方形+ア)
従ってアの面積は①+②-③で求められますから
9π+9π-36
=18π-36 ……答
(5)~(10)について
扇形の弧の長さも面積も中心角に比例します。円は中心角が360°の扇形と見なせます。
(5)(6)について
中心角が360°-150°=210°であることに注意。
弧の長さは
2×半径×円周率×中心角/360°
=2×8×π×210°/360°
=16π×7/12
=(112/12)π
面積は
半径×半径×円周率×中心角/360°
=8×8×π×210°/360°
=64π×7/12
=(112/3)π
(7)(8)について
弧の長さは2×6×π×160°/360°=12π×4/9=(16/3)π
面積は6×6×π×160°/360°=36π×4/9=16π
(9)(10)について
弧のながさは2*9*π*60°/360°=3π
面積は9^2*π*60°/360°=(27/2)π
補足
(1)と(2)はわかりました。