• ベストアンサー

日本語の時を表す言葉に助詞をつけるルール?

外国人に日本語を教えていますが、時を表す言葉に助詞をつけるルールについて、基本ルールみたいなものがあるのでしょうか? たとえば、「あした」であれば、なにもつけませんよね。 1)あした公園へ行きます。 でも「来週の日曜日」になると「に」があってもおかしくないですよね? 2)来週の日曜日に公園へ行きます。 これは単に「に」をつけることによる強調であって、(あしたでも、あさってでもない、来週の日曜日に公園に行くんだ!という強調。)基本的にこのような「時を表すことば」プラス「行為」の場合は助詞はなにも要らないのでしょうか??どなたかお願いします。。

  • amito
  • お礼率55% (19/34)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • polnareff
  • ベストアンサー率52% (119/225)
回答No.2

 amitoさん、こんにちは。    まず、時間を表わす言葉の品詞を考えてみますと、「今日、去年、この夏、来週、あるとき、むかし、今、現在、このごろ…」などは「(時間の)名詞」です。そして、この「時間の名詞」は文中で「副詞」によく似た働きをすることがあります。  「は」、「も」、「に」などの「助詞」に関してですが、日本語の助詞には「副助詞」、「格助詞」、「終助詞」、「接続助詞」があります。    さて、時間を表わす言葉に助詞がつくのかつかないのか、あるいは、つくとしたらどんな条件の元でつくのかということですが、まず、時間を表わす名詞が副詞的に用いられている場合は「格助詞である『に』」はこれらの語の後にはつきません。  『あした公園へ行きます』  この例文では「あした」が副詞的に用いられていると考えられるため、後に「に」は不要です。  ただ実際には、この副詞的に働く「時間の名詞」の後に「に」がつくものとつかないものが存在し、これにはある一定の法則があり、我々日本人は普段意識せずに使い分けているのですが、この点は外国人日本語学習者が迷う点の一つですので、注意が必要です。下に少しまとめておきます。  1)「時間の名詞」が単独で副詞的に用いられる場合は、後に「格助詞・に」はつきません。例:「おととい」、「昨日」、「今日」、「明日」、「あさって」、「毎日」、「先先月」、「先月」、「今月」、「来月」、「再来月」、「先々週」、「先週」、「今週」、「来週」、「再来週」、「おととし」、「去年」、「今年」、「来年」、「再来年」など。  2)「時間の名詞」が複合の形をとる場合、例えば、「おととい」という時間を表わす名詞にさらに「朝」という時間を表わす名詞がついて「おとといの朝」などという形になる場合はやや複雑で、「あしたの昼、テニスをします」と助詞を伴わずにも使われますし,「あしたの昼に、テニスをします」と助詞を伴っても使われます。この二つの文の場合ですが,意味的には実は違いがありません。「に」を伴うことによって「強調」を表わしていると思われる傾向にあるようですが,この場合の「に」は「格助詞」として「より顕著な副詞表現に属することを表わしている」に過ぎません。仮に「あしたの昼、テニスをします」という文の「あしたの昼」を強調するのであれば、「あしたの昼は、テニスをします」と「副助詞・は」が使われます。この「副助詞・は」の働きは「判断の対象や叙述の内容がその範囲内に限られている」ということを表わし,つまりは「他の日ではなく明日」というように限定の意味を加え、そして強調の意味を加えています。「明日の昼も、テニスをします」と「副助詞・も」を使うこともできます。「副助詞・も」には「類似した事柄を列挙したり、同様の事柄がまだあることを言外に表わしたり」する働きがあり、昨日も今日もテニスをしたが明日もテニスをするという「類似あるいは同様の事柄の列挙」を示しています。    a)つまり、「時間名詞」が単独で副詞的に用いられる場合には「に」などの「格助詞」はつきません。  b)時間を表わす名詞が複合形で用いられる場合には、「に」がつく形も「に」がつかない形も存在し,「に」がつくかどうかは日本人の間でも揺れが見られるので、各個人での判断に違いがあるのが現状です。  c)ただし、「昨晩」、「夕べ」、「昨夜」、「今晩」、「今夜」、「明晩」、「毎晩」、「毎夜」、「今朝」、「明朝」、「毎朝」、「(先週/今月/来年etc)末」という一種の複合形の例では「に」がつきません。  d)「時間名詞」に助詞がつく場合は、その助詞が「副助詞」であり、なおかつ、「時間名詞」は副詞的に用いられているのではなく、本来の「名詞」として用いられていると考えることができます。  e)また、同様に時間を表わす名詞で「四季の名称」や「曜日名」にも、「格助詞・に」がつく場合とつかない場合があります。  少し分かりにくい説明になってしまったかも知れませんが、お役に立てれば幸いです。  では、失礼いたします。

amito
質問者

お礼

すみません、長い間ログインできずに、お二人にお礼ができませんでした。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.1

「あした」でもつくことがあります。 ※ あしたは公園に行きます。 ※ あしたも公園に行きます。 この場合、「別の時」を表す言葉が入った文がきます。 「も」の場合は必ず前にきますが、「は」の場合は前後どちらでもありえます。 ※ 昨日はデパートに行きました。あしたは公園に行きます。 ※ 今日公園に行きました。あしたも公園に行きます。 ※ あさって学校に行きます。あしたは公園に行きます。 「も」は前の文章と同じ行為をする時ですよね。 「は」は「に」と同じで、強調の意味だと思いますが、 「前(後)の文とは『行為』が違う」と言う意味での強調ですね。 だから、「も」の文の前に「は」の文がくるとおかしいですので、「助詞なし」がくるかと思います。 「昨日、今日、あした、あさって…」に「に」がつくことはありませんね。 助詞がなしの場合は、その文単独で、完結することができます。

関連するQ&A

  • 日本語の時をあらわす言葉

    日本語の時をあらわす言葉の位置に基本的なルールはありますか。 例えば(今)、 今、東京は10時です。  東京は今10時です。 よろしくお願いいたします。

  • 「こんにちは」、「こんばんは」の「は」は助詞なのですか?

    「こんにちは」、「こんばんは」の「は」は助詞なのですか? 「こんにちは」も「こんばんは」本来はそのあとに「ご機嫌よろしゅう」とか「お変わりも無く」などの言葉が続くのだと思います。それであれば「は」は助詞として機能しているのは分かります。 でもわたしたちが日頃「こんにちは」「こんばんは」とあいさつをする時にそのあとに続くべき言葉を意識して言っているかと訊かれたら、多分意識していないのでは、と言う気がします。そう言えば「さようなら」も本来は「左様なら(そのような事情なら)お別れも止むを得ないですね」って意味ですよね?これも同じ感覚で使っているように思います。 「こんにちは」も「こんばんは」もわたしには言い切りの感動詞(あいさつ)のような気がするのですが。そして、もし「言い切り」と言うことであれば、「は」にはもはや助詞としての働きは無いような気がします。 そこで思うのはこちらのサイトでもよく質問される「こんにちは」と「こんにちわ」の問題なのですが、概して、「こんにちは」=○、「こんにちわ」=×と言った傾向が見られるようです。しかし前述のように「は」が助詞としての機能を無くしているのであれば、kon-nichiwaと言う音の通り「こんにちわ」と仮名表記してもあながち間違いではないような気がしますが、どうなのでしょうか? ちなみに内閣訓令によれば 第2 特定の語については,表記の慣習を尊重して,次のように書く。 2 助詞の「は」は,「は」と書く。  例 今日は日曜です 山では雪が降りました    あるいは または もしくは    いずれは さては ついては ではさようなら とはいえ    惜しむらくは 恐らくは 願わくは    これはこれは こんにちは こんばんは    悪天候もものかは  〔注意〕次のようなものは,この例にあたらないものとする。    いまわの際 すわ一大事    雨も降るわ風も吹くわ 来るわ来るわ きれいだわ とありますが、上記のように「表記の慣習を尊重」すると言うことであれば「こんにちは」でもいいでしょうし、またわたしが感じたように「こんにちわ」でも決して間違いではないと思うのですが。

  • 日本語教授法の「明日10時」と「明日の10時」

    海外で初級日本語を教えています。 外国語としての日本語教授法を(国語ではなく)ご存じの方にお尋ねさせてください。 毎日、毎週、毎月など「毎」がつく名詞の後は助詞の「の」を付けず 「毎日8時に(X 毎日の8時に)」「毎週月曜日に(X 毎週の月曜日に)」となるかと思います。 しかし「明日10時」は「明日の10時」と言うようにも思いますし 「昨日9時」も「昨日の9時」でいいようにも思います。 学習者を迷わすことなく指導するには、ここはどのように説明すればいいでしょうか。 ご教示のほど、どうぞ宜しくお願い致します。

  • 日本語のこの文について

    日本語を勉強中の外国人です。 使っている日本語の教科書に(自国で作った)格助詞「で」の原因をあらわす時の例文として「この公園は植物園で有名です」とありましたが、この文にどうも違和感を感じましたが、日本人の皆さんはどう思いますか。説明していただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

  • 助詞の使い方について

    こんにちは。 私は日本語を勉強しています。 日本語のクラスで先週から新しい教科書を使うことになりました。 しかし、第一科を家でまたチェックしたとき、わからないことがあるときづいたんです・・・ 分からないことが簡単に説明できないものかもしれないから、 説明できなくても「それは変に聞こえますね」や「それはやっぱり言えません」や「どっちでもいい」などを書いてくれても助かります。 では、わからないことはこちらです。 教科書は「で」という助詞が動作の場所を表して、「に」が状態を表している場所を示していると述べましたが、 「山の上に月が出ています」 という文には「出ています」は状態より動作じゃないですか。 この文は「山の上で月が出ました」に変えたら「で」を使っても正しいですか。 「出ました」はもう終わった動作なので・・・ 二つ目は、 「新幹線は東京を出発した」の代わりに 「新幹線は東京に出発した」と言っても正しいですか。 もしこの文は「電車は東京へ行く」という意味になりますか。 三つ目は、 「私はバスを降りて、公園を散歩します」と 「私はバスを降りて、公園で散歩します」は何が違いますか。 教科書によっては「を」は何かを通じる意味を表していると述べたが、 散歩という言葉には必ず何かを通じる意味がないと思います・・・ 「で」を使っても正しいですか。 同じように、 「ホテルに泊まっている」と言えますが、 「ホテルで泊まっている」が正しくないと聞いていました。 これは「泊まる」は動作で、「泊まっている」は状態のせいですか。 最後は、 「25日までにレポートを出してください」は 何か締め切りがあると表してると知っていますが、 それは「25日まではレポートを出してください」と どうやって違いますか。 「25日までレポートをだしてください」にも 「26日はもうだめ」って意味が含まれていると思っていますが、 「まで」、「までに」、「までは」はいったいなにか違いますか・・・? 説明しにくい質問でどうもすみません。 手伝ったらたすかります。

  • 助詞 「は」 と 「が」 の使い分けについて

    私自身が使用するときには、間違えなく使い分けていると 思いますが、外国の友人の使用方法をおかしいと感じ、 そこでは、「が」が正しく、「は」は使わない・・・・・などと 説明するのですが、なぜそうなのか聞かれて答えに窮することが しばしばです。 結果として、彼らの日本語を矯正できないままです。 日本語の文法書というのは、あまり一般の本屋では見かけませんし、 図書館でも見たことがありません。 外国人がよく間違える日本語というような類の本で簡単な説明が ありましたが、納得のいく説明はありませんでした。 「は」は強調する時に使う 「が」は強調するときに使う 「は」は話題を提示する 「が」の後には直接、述語がつづく 「は」は述語との間に、長い説明文を挟むことも可 「は」は後に続く言葉に含みを持たせる。 その本の説明と私の感じている「は」と「が」の違いは を合わせると、上のような点が言えるのではないかとおもうのですが、 自分でも矛盾するように思われる点もあり、納得していません。 どのように説明すればうまく理解してもらえるのでしょうか? また、このような点に付いての参考資料がありますか? ご存知の方がいらしたら是非お教えください。

  • 日本の戦のルール

    日本の戦について疑問があるんですが、質問よろしくお願いします。 今日、日曜洋画劇場でバラッドを見たんですが、その中の戦で1日目が終わった時に「今日はもう終わりだ」みたいなシーンがありました。それで疑問に思ったんですが当時の戦というのは今でいうスポーツみたいにルールみたいなのがありフェアーに行われていたんでしょうか? 自分のイメージでは勝つためには手段を選ばないみたいな感じだったんですごく気になります。当時どのように戦が行われていたのか教えて頂きたいです。 そしてもう一つ気になったのが、同じ映画の中で朝方に敵が寝静まっているところを狙うという戦い方でした。最初の質問でもしルールのようなものがあるとしたら夜襲は違反ではないのかな?と思ったんですがそのことも一緒に教えて頂きたいです。 よろしくお願いします。

  • 自分に課したルールを守るには?

    こんばんは 自分にルールを課す時ってありますよね?そう言う時は皆さんどうやって守っていますか。 例えばの話、休日は5時に起きて~する(この人には5時に起きて行わなければならない事があると想定します)と決めるとするじゃないですか。 でも5時には起きられなかった。原因を探ると昨日の夜更しだった。 じゃ、次回は早く寝ようとする。でも早く寝られない。原因を探るとテレビだった。 じゃ、テレビは録画することにしよう。でもやっぱり早く寝ない。原因はパソコンだった。 じゃ、パソコンはやめよう。でも、時間が守れない。原因は(ry と、続きます。これ結局エンドレスですよね?(夜更し→テレビ→パソコン→書籍→音楽→ゲーム→携帯→食事→瞑想、とことん原因を禁止して行ってもどこかでまたテレビを見てしまいます。で、結局「テレビ見ちゃったーじゃ、何でもいいやー。来週から(ry」の流れです) で、2年近くこのルールが守れない人がいるとします。 で、ですね。ココから一部内容が変わって申し訳ないのですが、この2年の間の約110回の日曜は5時に起きられず自分の中では「敗北の日曜日」になる訳じゃないですか。「もうやだ5時に起きられなかったから何にもやる気が起きない。やる事あるけど適当にすごす」と言って特に遊ぶわけもなくボーっと過ごします。何故なら5時に起きられなかったから何もしないと言う志とプライドを勘違いしている下手な完璧主義者だからなんですが・・・(これはルールを守ると言うより完璧主義克服の項目ですよね・・・) で、とにかく自分に課したルールを守るためにはどうしたら良いんでしょうか?ご意見お待ちしております(上記の馬鹿者は私です) (回答を制限するわけではないですけど「自分に甘い」「本当はそれをやらなくてもいいから起きない」等の助言は控えて欲しいですかね)

  • 良い言葉はないでしょうか?

    外国の友人から来たメールに、「6時半頃、○×公園では一部の人々だけ散歩します。」と書いてありました。 「一部の人だけ」という言葉がいまいちピントきません。 「数人、若干名、ごく僅かな人たち」など色々と置き換えてみたのですが、しっくりきません。、 どのように訂正してあげれば良いでしょうか? お知恵を拝借できれば助かります。 よろしくお願いします。

  • 「っつってんだろ」という言葉について聞きたいです。

    私は外国人で、日本語を勉強する時、文法で解釈できない言い方の仕組みを知りたいです。よろしくお願いします。 この言葉の意味はだいたい分かりますが、ただどうやってこう変化しましたのか、それを教えてください。 まずは、「っつ」は「っていう」の形で変化しました。という点はもう分かりました。 肝要はこの後の「ってん」は何何でしょうか? ただ自分の推測ですが、「って」は「と」ですか?引用の意味を表しますか?そして、「ん」の作用は強調ですか? さらに分からないことはこのセンテンスの意味は「と言ったでしょ?」の意味ですが、「っつ」は「っていう」と等しいなら、「っていう」のような形態は過去の意味を表せないのにどうやって「っていった」の意味を表しましたのでしょうか?