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昆虫(ハムシの仲間)の名前を教えて下さい。

写真の昆虫の名前を教えて下さい。 11月7日に、札幌市内を流れる中河川の堤防に生えているオオイタドリ(タデ科)の葉の上ににいました。大きさは9mmでした。 多分、ハムシの仲間のヨモギハムシかオドリコソウハムシのどちらかだろうと推定しているのですが、解説にある「オドリコソウハムシは、ヨモギハムシに比べ触角が太く短い。」という感覚がネットの写真などで比較をしてもイマイチ分かりません。 写真の触角の姿などから、ヨモギハムシかオドリコソウハムシのどちらかを特定できますか???又、写真から、他の種の可能性はありますか???

noname#238475
noname#238475

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  • 4017B
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回答No.1

画像の印象と北海道という地域性を考慮すると可能性がありそうなハムシ類は… - オオヨモギハムシ (Chrysolina angsticollis) - オドリコソウハムシ (Chrysolina koltzei lamii) - アイヌヨモギハムシ (Chrysolina aino) - ワタナベハムシ (Chrysolina watanabei) - ミヤマヨモギハムシ (Chrysolina porosirensis) - サメハダヨモギハムシ (Chrysolina pirka) - コガタルリハムシ (Gastrophysa atrocyanea) ~以上の様な感じでしょうか。自分が知らないだけで亜種等を含めるともっと多いと思います。 結論から言いますとこれらを画像のみで正確に判別する事は不可能です。触覚の形状や全体的なフォルムは1つの手掛かりにはなりますが、ハムシ類は同じ種類であっても個体間の差異が大きく、遺伝的には同質であっても色味や体型が全く異なる場合もあります。最終的に種を同定するためには「生殖器の形状」を比較するしかありません。生殖器の形状は雌雄でも異なり、同じ種のみのペア同士でのみ鍵と鍵穴の様に互いの形状がピッタリと合致する事で近縁種での交雑を物理的に回避する仕組みになっています。従って生殖器の形状は子々孫々へ遺伝し同じ形状で受け継がれて行くため、細かい種の同定の決め手となります。 従って学術的?には「分からない」が回答となる訳なんですが…それだと味気ないですよね(笑)?なので添付画像で絞り込める範囲での私見を述べさせて頂きます。 とりあえずパッと見の画像の印象だと「オオヨモギハムシ」が一番似てる印象です。「コガタルリハムシ」もかなり似てますが、こちらの方は体型がやや胴長な感じになるので。この画像の個体は全体的に丸っこい印象を受けます。しかしながら前述の様にハムシ類は個体間の差異がかなり激しいタイプの昆虫なので、色形だけだと決定打にはなり得ません。 で、次に質問者も注目した触覚の形状ですが。確かにこれはその通りなんですが、特定の1種のみをじっと見ていても細いか太いかなんて分かりませんよね?これはあくまでも種が確定している他の個体画像等と見比べて見て初めて判別可能な方法なので、そもそも1匹だけの画像を判別する方法としてイマイチ。ただ自分の印象としては「触覚がやや細身」の様に感じますのでオドリコソウハムシよりはヨモギハムシ種よりかなと思いました。 その他の要素では、食草(タデ科)で言えば「コガタルリハムシ」で、姿形でより近い感じで言えば「オオヨモギハムシ」ということになりますかね。ただ同じタデ科の植物でもイタドリよりはギシギシを好むみたいです。ただし時期的に冬を迎えるにあたって越冬場所を探してる最中だったと思われますので、好みの食草以外の場所で見付かっても特に不思議では無いと思います。なのでオオヨモギハムシかなあ~という感じですね。 あ、これらのハムシ類のメスは以前の質問にあった様に「産卵前のメスのお腹が異様に膨れ上がる」ので、また来年の晩夏秋口になればそういった個体に遭遇するかもしれませんね。

noname#238475
質問者

お礼

ありがとうございました。 自分が知らないだけで亜種等を含めるともっと多いと思います。……目眩がしそうで、図鑑を眺めるのがバカバカしくなりました。(T_T)(T_T)(T_T) ハムシ類は同じ種類であっても個体間の差異が大きく、遺伝的には同質であっても色味や体型が全く異なる場合もあります。……再度図鑑を見てみますと、「◆マークの項目は、圏内(札幌・小樽)における特徴であり、圏外においては参考にならない。」と注釈されていました。 最終的に種を同定するためには「生殖器の形状」を比較するしかありません。~~生殖器の形状は雌雄でも異なり、同じ種のみのペア同士でのみ鍵と鍵穴の様に互いの形状がピッタリと合致する事で近縁種での交雑を物理的に回避する仕組みになっています。従って生殖器の形状は子々孫々へ遺伝し同じ形状で受け継がれて行くため、細かい種の同定の決め手となります。……良く分かりました。下記の2点、教えて下さい。急ぎません。 (1)「生殖器の形状」というのが昆虫の識別で重要な要素になることは分かりましたが、甲虫類のお腹を見ても、どれも同じにしか見えません、というか、生殖器というのは外見で見えるものなのでしょうか???写真で見ると長いようですが、ピンセットのようなもので、引っ張り出したりして確認するものなのでしょうか???あるいは、交尾中の昆虫を横から眺めて観察するとか???それと雌雄で確認の方法は違いますか??? (2)「鍵と鍵穴の様に互いの形状がピッタリと合致する」というのは、同種であれば、上に乗っかからなくても分かるのでしょうか???それとも同種か、他種かは分からないけど、とりあえず、上に乗っかかってみて、「こりゃ、俺の女房ではないぞ(*^_^*)」と気付く場合もあるのでしょうか??? 従って生殖器の形状は子々孫々へ遺伝し同じ形状で受け継がれて行くため、……こんな所で遺伝の仕組みが働いているというのは、驚きでした。 学術的?には「分からない」が回答となる訳なんですが…それだと味気ないですよね(笑)?……ある程度は予想していましたし、むしろ「何故分からないのか」ということのほうが、重要な気がしています。……それでも4017Bさんだったら、少し正解に近づいてくれるだろうといつも期待しています。(*^_^*) とりあえずパッと見の画像の印象だと「オオヨモギハムシ」が一番似てる印象です。……ありがとうございました。「オオヨモギハムシ」で整理します。 「触覚がやや細身」の様に感じます……これなのです。この回答を期待しているのです。知識ばかりではなく、「豊富な経験」という裏付けがないと、出てこない回答だと感じています。 来年の晩夏秋口になればそういった個体に遭遇するかもしれませんね。……もう、「ハムシ類」には出逢わなくてもいいです。迷いと悩みのタネが増えるだけです。(*^_^*)

その他の回答 (1)

  • 4017B
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回答No.2

>生殖器の形状の確認方法 おっしゃる通りで外からは全く見る事が出来ません。稀に生殖器が体外へ露出してるタイプの昆虫類もいますが、ほぼ全ての昆虫類は体内に格納されているため、普通に手に取って眺めるだけでは視認する事は出来ません。従って昆虫の生殖器を確認するためには「外へ引っ張り出す」しか方法が無く、何と言うかその…まあそうなっちゃいますので素人や初心者が興味本位で行う事は非推奨というか止めましょう(要するに調べた昆虫は死んでしまう)。 この判別方法は実際に多数の標本を所有しており、それらと比較確認する事が前提の判別方法なので、知識は無論の事、豊富な経験と作業技術等も要求される高度な専門技術です。そのため知見を積んで習熟して行くためには多くの屍を積み重ねる事になります。市井の好事家レベルで、そこまでして正確な種の同定を要求される場面があるとは想定し難いので。外見や状況証拠などから判別出来ない場合は素直に「分からない」で引く事も正しい勇気ある態度だと思います。 ただし一部の種類には生殖器が露出しているモノや、或いは生殖器を保護する外殻部分に特徴的な形状などが表れる種も結構多いので、そういったモノもまとめて「生殖器の形状を確認して」と言う事が多いですね。厳密にはそれらは生殖器では無く、人間で言うなら「皮かむり」の度合いを調べる感じでしょうか…(笑)?同じ様にメスもお尻の先端部分がオスと違う形状になっている種は多いので、それを比較して雌雄や細かい種の判別に用います。ゴキブリとかが素人目にも雌雄の違いが判り易いですね。 専門の研究者の場合、最終的にはその個体を解剖して「生殖器の形状の確認」してから完全に種を同定し報告書類等を作成する流れになります。自分もあくまでも市井の好事家に過ぎず大学や研究機関などで学んだ専門家の足元にも及びませんので、今までも一度たりとも実際に生殖器の形状の確認した事はありません(常日頃、二言目には「生殖器の形状が」などと言う物言いをして置きながら申し訳ありません)。博物館とか研究施設などで展示されている標本を見て「へえ、そうなのかあ」と納得するだけですね。自分もまだまだ浅学寡聞の身なので本来であればこの様に講釈を垂れる身分では無いのですが、それでも誰かの足元を一瞬だけでも照らせる小さな灯火になれればと思って回答を続けています。 >鍵と鍵穴 実際にはそこまでガチっと組み合わさる様な感じでは無く、一升瓶に無理矢理にPETボトルの蓋を被せる様な感じで「あれ?合わないなあ」みたいな感じですね。 哺乳類と違って昆虫類の体はキチン質という硬い物質で表面が覆われており、これが昆虫独特の奇妙なフォルムや美しい光沢色を形作っているのですが(エビカニ類などの甲殻類も同じ)。当然ながら生殖器もこのキチン質で出来ているため、人間の様に少しくらい "左曲がり" とか "下付き" であっても頑張れば出来るというレベルでは無く、ピッタリと互いの形状が合致しないともうほとんど行為を致す事自体が至難の業で無理になるんです。 昆虫の場合、種によって自分のパートナーを見分けるポイントが様々に異なっているので、一概にこうして見分けているとは解説し難いんですが… - ガ ... メスの出すフェロモンの匂い - チョウ ... フェロモンの他、羽根の紫外線反射光による模様の差異 - トンボ ... メスの胴体の色(完全に視覚情報のみで判別) - セミ ... 主にオスが発する振動周波数(鳴き声の他、止まり木を足で叩く等) ~ざっとこんな感じですね。あと結構、多くの昆虫種が前足の先端部分で触れる事で「味が分かる」ので、それで互いの出す芳香物質なんかを感じ取っているのではとも推測されてます。なのでハムシの旦那衆も女房様の手を握った瞬間、「ありゃ?お前さん隣村のもんだね?」と分かるのかもしれませんね(笑)。 さて真面目な話、クワガタ類では飼育下だと結構な頻度で特にオスは相手の種類を間違えて交尾しようとする事例が観察されています。ですので同じ甲虫類のハムシ類でも同様な事例はそれなりに起こっていると推測されます。しかしながら多くの昆虫類にとって交尾の相手を間違えるというのは正しく言葉通りの命取りになります! 人間は何事も人間基準のホモサピエンス視点で語りがち考えがちですので、前述の様に相手を間違ってもせっかくのチャンスだしやっちゃいなヨ!~と思うかもしれませんが…人間以外のほとんど動物にとって、交尾=セックスは一生に一度の命懸けの大勝負であると言う事を忘れてはいけません。つまり昆虫類のその多くはオスは「1発しか弾丸を持ってない」のです。その貴重な弾を妊娠可能性ゼロ(受精確率)の種類の違う相手のメスに使ってしまったとしたら…もうちょっと立ち直れませんね。まあ実際に交尾した後のオスは、ほとんどの場合は2~3日中に精も根も尽き果てて死んでしまうんですけど(笑)。 一方のメスの方もただ下になってマグロ状態な訳ではありません。人間も含めて出産とはメスにとって大変な負担を強いる行為であり、子孫繁栄のために避けては通れぬ道なれど…だからこそ一番最上最良の相手を配偶者として選びたい訳です。特に昆虫類の場合、やはり多くのメスも1回産卵を行った後は衰弱死する事が多いですからね。人間みたいに「また来年も頑張りましょう!」とは行かない。そもそも人間みたいに年齢や季節を問わずに年がら年中、やりまくれる淫乱乱交好きの動物の方が異常なんです。 つまり "絶対に無駄撃ち出来ないオス" と "最高最上の1発が欲しいメス" とが、互いに人生(虫生?)を賭けた一世一代の大勝負が少なくとも無効試合にならない様に、最低限でも1%は可能性がある状態で勝負するために、互いに生殖器の形状が特殊化して行って異種間での交雑を未然に物理的に回避する様に進化したものと推測されます。まあ実際にはそこまでシビアじゃ無かったりするんですが、概ねはそんな感じですね。 あ、外見上は全く同じに見えても遺伝子的に僅かでも差異が有ると、異種間では交尾セックスしても互いに卵子と精子が受精して発達し育つ事はありません。学術的にはこの事実を持って「種類が異なる」とします。以前の質問でも答えた様に「生物学的には人間はホモサピエンスの1種類のみであり、いわゆる黒人や白人といった "人種" とは政治的宗教的に後から作られたモノ」であるという事ですね。 自然界で交雑が起きる種というのは、それだけ遺伝子的にほぼ同質である証拠であり、本来は1つの種であったモノが地形的要因などで数万年単位で断絶した結果、地域亜種と呼べるほどに形質が固定化した者同士で起きると考えられます。特定の植物や環境に依存している種で起きやすい現象ですね(トンボやメダカ、ドジョウなど)。 よく「人間とチンパンジーの遺伝子は98%同じ」と言われますが、逆に言えば "2%も違う" とあんな風に見た目も知能も何もかも全く別の動物種になると言う事です。つまりは "99.999999...%" で数学的に100%同質であると言えないと、互いに交配しても子孫を残す事が出来ないのです。我々は数学的に完全に無視出来る極々僅かな遺伝子の差異に異常注目して「彼奴等は我々とは違う」などと普段は言ってる訳ですね(笑)。社会心理学的には「動物は同一種間の僅かな差異には敏感に反応するが、異種間の大きな差異には鈍感」と解釈するそうです(日本人がフランス人とロシア人の違いを見分けられないみたいな?)。 P.S. 両生類以下の昆虫を含めた動物類の場合(魚類、甲殻類、爬虫類など)、様々な物事を判断する基準としての要素が1つか2つくらいしか無く、それに合致さえしていれば全く異なる事象に対しても同じ反応を示す事がほとんどです。 一番判り易いのはカエルが「動くモノ」なら何でもエサと認識して飛び付いて来る事ですね。目の前で鉄釘とかプラスチック製ボタンなんかを動かすと、明らかに獲物では無いにも関わらず瞬間的に反応してパクッと食い付いて来ます。つまりカエルのそれが獲物であると判別するための要素はたった1つで、その対象物が「動いている」事だけで判別している訳です。 もしもカエルが他の要素を1つでも加味しているのであれば…例えば「匂い」とか、少なくともプラスチックなんかには騙されないと思いますが。カエル的には多少の間違いはあっても(仮に食べたら死ぬ様なモノであっても)、とにかく「動くモノ」を全て食べる事によって統計的にはより多くのエサを食べる事が出来て生き残り、そうやって全くデタラメ無闇矢鱈に食い付く個体の方が結果的により多くの子孫を残し続けて今に至る訳なので。一見すると無謀にも思えるカエルの生存戦略は大成功を収めたと言って良いでしょう。 同じ様に姿形や大きさ等も瓜二つのハムシ種同士であっても、その僅かな生殖器の違いでピッタリと合致しないと交尾が上手く行かずに子孫が残せない様になっている事には、人間視点からでは計り知れない進化淘汰の謎が隠されているのだと思います。

noname#238475
質問者

お礼

懇切丁寧にご回答いただき、恐縮しています。  要するに調べた昆虫は死んでしまう……やはりそうでしたか。図鑑の写真を眺めても、何処に、あんなものがあるのか分からなかったのですが、少し意味が分かりました。「テントウムシハンドブック」の著者紹介の中で、『すぐにゲニタリア(交尾器)を抜くため、周囲から「ゲニモト」と呼ばれる。』という記述がありますが、その意味が分かりました。研究者としては、少し不謹慎じゃないですかねぇ。  非推奨というか止めましょう……分かりました。我が身に置き換えて考えても、気を失いそうで、とても実行する気にはなりません。昆虫のかっこいい姿の写真に満足することに徹します。  人間で言うなら「皮かむり」の度合いを調べる感じでしょうか…(笑)……まだ知識はありませんが、何となく分かるような気がします。バッタなんかでもお尻の部分には、雄と雌では明確に違いがある種がいますね。  人間以外のほとんど動物にとって、交尾=セックスは一生に一度の命懸けの大勝負であると言う事を忘れてはいけません。……そうですね。恥ずかしながら、「人間は何事も人間基準のホモサピエンス視点で語りがち考えがち」ということ自体を認識していませんでした。(T_T)(T_T)(T_T)人類の奢りというか、環境問題などの元凶がこの点にあるのかも知れませんね。  つまり "絶対に無駄撃ち出来ないオス" と、~~概ねはそんな感じですね。……生存競争を勝ち抜くための生活、そして勝ち抜ける遺伝子を残すこと、それが至上命令として、虫生の中にしっかりと組み込まれているということでしょうか。  外見上は全く同じに見えても遺伝子的に僅かでも差異が有ると、異種間では交尾セックスしても互いに卵子と精子が受精して発達し育つ事はありません。学術的にはこの事実を持って「種類が異なる」とします。……このご説明は、私が今もって分からない「種とは、何ですか?」ということを考え、理解する上で、きわめてスッキリとしていて、納得のいくご説明だと思います。ただ、このご説明が『動物、植物を問わず、研究者の間で、「種の定義」としての「統一された見解」となっているのでしょうか???』」という疑問なのです。  自然界で交雑が起きる種というのは、それだけ遺伝子的にほぼ同質である証拠であり、……このことが、私には良く分からないのです。(T_T)(T_T)(T_T)上述の「遺伝子的に僅かでも差異が有ると、異種間では交尾セックスしても互いに卵子と精子が受精して発達し育つ事はありません。」ということと矛盾しませんか???  例えば、植物の例で、うろ覚えな記憶<(_ _)>ですが、ブナ科のミズナラ、カシワやコナラ、カバノキ科のウダイカンバ、ダケカンバ、シラカンバは、雑種をつくるといわれていますし、 ユリ科のエンレイソウの仲間に至っては、種間で頻繁に雑種をつくるようです。一例を挙げるとシラオイエンレイソウというのがありますが、シロバナエンレイソウとオオバナノエンレイソウの交雑種で、一代限りの3倍体雑種と、種をつけて種子繁殖ができる6倍体雑種があるそうです。私には何のことかさっぱり分かりませんが、「シラオイエンレイソウ」というのは、「亜種」とか「変種」と位置づけられるものであって、「種」ではないということですかねぇ。それとも、「種」とか「亜種」だとか「変種」というものを、全く理解していないことによる混乱でしょうか。(T_T)(T_T)(T_T)  私の挙げた事例も、「本来は1つの種であったモノが地形的要因などで数万年単位で断絶した結果、地域亜種と呼べるほどに形質が固定化した者」で説明できるのか???ということや、「数学的に100%同質であると言えないと、互いに交配しても子孫を残す事が出来ないのです。」ということが、私の挙げた事例と矛盾しないのか???というような疑問が生じ、まったく理解できないのです。書きながら、、また頭が混乱してきました。(T_T)(T_T)(T_T)支離滅裂な文章になっているかも知れません。<(_ _)><(_ _)><(_ _)>「種の定義」自体が、混乱しているのか、今もって変化しつつあるのか、そもそも研究者の中で定義すら出来ない状態に陥っているのか、というような疑念さえも生じてきます。素人はあまりそんなことにこだわらないで、野草や昆虫を追っかけていれば良いことなのですが、性分ですかねぇ、ついつい。(*^_^*)  我々は数学的に完全に無視出来る極々僅かな遺伝子の差異に異常注目して「彼奴等は我々とは違う」などと普段は言ってる訳ですね(笑)。社会心理学的には「動物は同一種間の僅かな差異には敏感に反応するが、異種間の大きな差異には鈍感」と解釈するそうです(日本人がフランス人とロシア人の違いを見分けられないみたいな?)。……何度も読み返したのですが、脳が軟化しているのか???文意を理解できませんでした。(T_T)(T_T)(T_T)<(_ _)><(_ _)><(_ _)>人間とチンパンジーとはたいした違いがないという趣旨ですか???そのことと、「動物は同一種間の僅かな差異には敏感に反応するが、異種間の大きな差異には鈍感」ということが引き合いに出された意味が理解できませんでした。(T_T)(T_T)(T_T)<(_ _)><(_ _)><(_ _)>  一番判り易いのはカエルが「動くモノ」なら何でもエサと認識して飛び付いて来る事ですね。……花札にカエルが柳の枝に飛びついている絵がありますが、あれも、風に揺れる「柳の枝」を餌と認識して飛びついているのですかねぇ、……(*^_^*)なんて冗談は別にしても、……『とにかく「動くモノ」を全て食べる事によって統計的にはより多くのエサを食べる事が出来て生き残り、そうやって全くデタラメ無闇矢鱈に食い付く個体の方が結果的により多くの子孫を残し続けて今に至る訳なので。』というのは、興味深い行動と結果ですね。動物の行動の一つ一つに、「生きる」という視点から意味があり、「生き延びる」という成果に結びついているということですね。何故か、動物の行動に関心が湧いてきました。今度、ご回答の機会がありましたら、動物や、特に昆虫の行動にスポットを当てた面白い書籍を紹介して下さい。<(_ _)>  それにしても、ご回答から、思慮もなく、無闇矢鱈と失敗を繰り返す己の行動にも、何か評価すべきものがあるかも???、と慰めてみたのですが……まぁ、そんなことはないか。(*^_^*)  同じ様に姿形や大きさ等も瓜二つのハムシ種同士であっても、その僅かな生殖器の違いでピッタリと合致しないと交尾が上手く行かずに子孫が残せない様になっている事には、人間視点からでは計り知れない進化淘汰の謎が隠されているのだと思います。……うぅ~~ん、すごいですね。たかがハムシ、されどハムシですね。

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