比切削抵抗を計算で出すのはムリですか?

このQ&Aのポイント
  • 切削素人でも比切削抵抗を計算する方法はありますか?
  • 比切削抵抗は切削素人にとって求めにくい値ですが、近似式を使って大まかな値を算出することが可能ですか?
  • 比切削抵抗の計算は一般的には難しいですが、おそらく近似式を使っておおよその値を算出することは可能です。
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比切削抵抗を計算で出すのはムリですか?

切削素人です。 切削抵抗や切削トルクを求める時に「比切削抵抗」値を使います。 切削抵抗は計算式で求められるみたいですが、「比切削抵抗」は計算で 大よその値を算出するのはムリなのでしょうか? 素人ながらに 比切削抵抗=強度 送り速度 すくい角 で整理された 近似式があるように思えるのですが、お詳しい方、ご教示頂けると幸いです。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.3

目的は切削動力を計算で出すことと思いますが、目安程度なもので深められてないのでは。 現実、機械を選べる程ライナップはないし、選ぶにしろ大型ワークは載るか否かで動力は二の次。小型ワークはその剛性が理想的切削に耐えなくて動力を余すこと多い。つまるところ計算よりも勘頼みのほうが手取早くて的確なはずが、、追求したい理由が何か逆に知りたいところです。 >比切削抵抗=強度、、、 この冒頭で引掛かるから回答(2)。 切削イコール破壊! 勿論ぶち壊しに非ず綺麗に切粉を分離しなければならない。 現象は塑性域に及ぶからシミュレーションは弾塑性FEM、それには 応力-ひずみ線図 が必要。 引張強さ はその1点に過ぎないので被切削抵抗との相関は高くない。 応力-ひずみ線図は熱処理の違いが大きく同品種では括れない。 綺麗な破壊を要するので弾塑性FEMにも工夫が必要みたく、その詳細はご自身で・・・   切削加工の数値シミュレーション   http://www.kobelco.co.jp/technology-review/pdf/51_3/019-022.pdf   加工現象の定量化と高能率切削加工技術 - 東芝   http://www.toshiba.co.jp/tech/review/2012/02/67_02pdf/a08.pdf イマイチな論文。とくに前者の まえがき むすび の整合性が疑問   動的陽解法弾塑性FEMによる三次元切削過程のシミュレーション   https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspe1986/66/3/66_3_429/_pdf   陰解法弾塑性FEMによる切削機構の解析、、、、、   http://moshiron.appspot.com/search?word=%E9%99%B0%E8%A7%A3%E6%B3%95%E5%BC%BE%E5%A1%91%E6%80%A7 突き詰めるには原子レベルで金属結合を分離するエネルギーにまで遡るべきが、どこまで研究が進展してるのかは知りません。   http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=271255&event=QE0004   回答(4)   引張強さと切削抵抗との相関係数を(Exel)計算するとゼロ近く すでにやってました。   【切削理論】=【 硬さ・引張強さは比例関係  引張強さ・切削性は反比例 】 徘徊者のこれは単純で判ったつもりにさせるだけのバッタ話。それとの闘いは収まったかに見えるが・・・

noname#230358
質問者

お礼

ご返事が遅くなり大変失礼しました。 比切削抵抗を計算で。。。は鋼の場合だと化学成分と熱処理の状態によって 大よその引張強度、降伏応力値が算出できているので、切削加工での比切削抵抗もあるていど経験則や理論式で算出できるのかな?との素朴な疑問からです。皆様からのご回答頂きいろいろ調べておりました。機械加工のジャンルで理論式的なものが見つかったので、そこから再度紐解いていこうと考えております。 添付資料アドレス等お調べ頂きご回答に感謝致します。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

回答(1)さんへのお礼に記載の式において、 “kc1”の値 が、“引張り強さ”と相関があれば、引張り強さの値を用 いれば、そこそこの計算式ができるものかと考えてみました。 参考URLには、引張り強さと被切削抵抗の値が記載されているので、 両者の関係を散布図としてプロットしてみましたが、相関が得られずに 惨敗しました。 材質ごとに分類すれば、ある程度の相関は得られるものと想像しますが、 鉄鋼材料に対して十把一絡げでは無理のようです。 参考URLに示された式も、切削速度に対して“kc1”の値 が変化することは 配慮されておらず、実用的にみても不十分なように感じます。 広範囲のデータベースに基づいて、複雑化を厭わず定式化すれば、ある程度 の近似式が作れそうには想像しますが、複雑な割に精度が悪く、実用性に 乏しい式になるように思います。 >主要切削工具メーカの総合カタログに比切削抵抗値が掲載されている http://homepage2.nifty.com/ty-1999/keisansiki/kousikisyu-01-1.html 上記のURLに記載された炭素鋼+合金鋼の比切削抵抗の値は、引張り強さに 比例的に変化しています。このようなデータに基づけば、単純な形の計算式 を導くことが可能ですね。 なお、上記データの出典は、機械材料と加工技術 / 技術評論社 のようです。

参考URL:
http://www.mitsubishicarbide.net/contents/mmc/ja/html/product/technical_information/information/formula4.html
noname#230358
質問者

お礼

ご返事が遅くなり大変失礼しました。 参考に添付頂いたhpから少しずつ紐解いていこうと思います。 ご回答に感謝致します。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

いちから書くと大変なことになるので手抜き回答で失礼します。 No.39809 サイドカッター切削動力 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=270090&event=QE0004 の回答(2)さんが詳しく解説されていらっしゃります。 内容は、リンクが貼ってある、サンドビック社の公式集を分かりやすく 示されたされたものです。 ただし、小生が同じスレッドの回答(4)の冒頭で申し上げている通り、 切削工具の切れ刃(特に刃先交換式タイプ)の諸元は複雑であり、単純 な計算式にはなりません。 切削理論やシミュレーションを駆使して解析した結果と実測値を比較 して補正を行なうことで、各々の工具毎の近似式が得られるものと推察 いたします。 因みに主要切削工具メーカの総合カタログに比切削抵抗値が 掲載されているのはご存知思いますが、各社微妙に値が異なり ます。 これは試験した工具の刃先諸元が異なるからと思われます。 (切削動力を計算する際に機械効率係数でどうにでも調整可能 です...)

noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答に感謝致します №39809のスレッド確認しました。 興味深い式の記載がありましたが、kc1の補正式のように受け止めました。 やっぱりkc1は実験的に求めた数値を活用するしかないようですね。 >kc = kc1 * hm^(-mc) * (1 - γo/100) * Cw  kc1 : 切屑厚み1mmの時の比切削抵抗 N/mm2  hm : 平均切屑厚み mm mc : 切屑厚みが変化した時の指数  γo : 有効スクイ角 °  Cw : 切れ刃の摩耗等による補正 ご返事が遅くなり大変失礼しました。 ご回答に感謝致します。

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