角パイプ蓋の強度計算方法とは?

このQ&Aのポイント
  • 角パイプを平行に並べて溶接した車両通行用溝の蓋の強度計算方法を紹介します。
  • 車両通行用溝の蓋を重くすることなく、角パイプを使用した強度計算方法を解説します。
  • 溝幅600mmの角パイプ蓋の強度を計算する方法について詳しく説明します。
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  • 締切済み

角パイプを平行に並べて溶接した時の強度について

車両の通行する溝の蓋を鉄板にすると重たくなるため、角パイプを平行に並べて溶接したものにしようと考えています。この角パイプ蓋の強度計算を教えて下さい。宜しくお願い致します。 (条件)溝幅:600mm、角パイプ:□50mmt3.2mm×700mmを6本並べて表裏全溶接したもの

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.5

参考URLにあるように、車両が通行する溝の蓋は、その荷重はタイヤ接地面積に 加わる。とすればスパン600mmの単純梁と置き換えて考えることもできる。 20x50cmの内で20cm幅(スパン方向)に部材を何本入れられるかがネックになる となれば角パイプでは精々4本しか入れられないことになるから有利にならない 仮に荷重区分T-25で137kNの衝撃考慮の後輪一輪荷重なら137/4=34.25kN/本の 単純梁となるからσ=M/Z=(1/4*34250*600)/8160≒630 N/mm2で耐えられない 更にスパンに対するたわみ規制も1/500以下とかも考慮するべきでしょう 結論、角パイプ構造だけでは無理があるから鉄板との併用とするかないだろう つまるところ、結局は重量軽減は難しくなり、グレーチング構造に落ち着くと 思う。ザックリと計算しただけだがこんな感じになるだろうと思います

参考URL:
http://www.chubu-net.co.jp/kenzai/pdf/481.pdf http://www.dkc.jp/product59/catalog/02/2-1-07.pdf
noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 計算参考になりました。グレーチングの方向で検討してみます。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

実用面では回答(1)(2)両氏に賛同します。 その一方で、材料力学的計算は、大して難しい問題ではないので、適切な 公式を適用すればよさそうに思います(参考URLを参照下さい)。 角パイプ□50mmt3.2mm1本を支間600mmの両端支持として、中央部に1000kg の荷重を加えた場合の最大応力は170MPa程度と計算できますので、そーっと 荷重を加える条件であれば、材質がSS400程度であれば、塑性変形せずに持 ち堪える筈です。(局部座屈の配慮をしていないので、この結果に頼るのは 心配もありますが・・・) 溶接すれば、6本が並列に合成されるので、理想的には6倍の強さになると 思われますが、タイヤの幅が丁度6本分の300mmよりは狭いと考えた方が 良いので、タイヤの幅分に相当する強度と考えては如何でしょうか。 なお、実際の車両が通過する場合は、静荷重による弾性限度で判定すること では危険であって、動荷重に対する安全係数を加味して判断することが必要 と思います。

参考URL:
http://kijie.com/compute/cal/sect/t/
noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 安全係数や、動荷重を考える必要があるんですね。参考になりました。グレーチングの方向で検討してみます。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

厚板    溶      角パイプ 又は       溶  厚板   アングル  接      フラットバー        接  アングル       ↓                    ↓   ┌────┬────────────────────┬────┐  └───┐│                    │┌───┘  ┏━━┓││                    ││┏━━┓  ┃  ┃││                    ││┃  ┃  ┃  ┃└┴────────────────────┴┘┃  ┃  ┃  ┃                        ┃  ┃  ┃  ┃                        ┃  ┃  ┃  ┃                        ┃  ┃  ┃  ┃                        ┃  ┃  ┃  ┃                        ┃  ┃  ┃  ┃                        ┃  ┃  ┃  ┃                        ┃  ┃  ┃  ┃                        ┃  ┃  ┃  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  ┃  ┃                              ┃    ┃           溝 又は側溝             ┃  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 上の構造を溶接で製作 又は、他の回答者さんの如く、市販品のグレーチング ホームセンターでも確認できますよ

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 単純に角パイプを並べて溶接を考えていたのですが、アングルに溶接する方法はとても参考になりました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

私も回答(1)氏のグレーチングに賛成。 コストパフォーマンスを考えれば、他の選択肢は無い。 どうしても自分で作ってみたいのなら、 角パイプの溶接ではなく、厚肉アングルと縞鋼板の組合せ。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 グレーチング採用の方向で検討してみます。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

用途からして、グレーチングを買ったほうが結局安いと思います。   溝幅600mm 【荷重】2トン用   http://item.rakuten.co.jp/takara-kizai/tup38-60/ 許容荷重が明記され、頻度か少ない箇所なら少しのオーバは大丈夫。この場合なら縦断限定を横断するとか。   http://www.okutanikanaami.co.jp/yousetu/y0004-2.html グレーチングは構造材の断面二次モーメントが明記されるが、この種の計算で厄介なのは、タイヤが載るとして構造材の何本がそれを支えるか想定を要すること。 覆う必要があるなら適当な縞鋼板を溶接する。その強さはオマケ。 これは事故になれば責任を問われる案件です。   http://www.kawagure.co.jp/grating/catalog_pdf/080-081_.pdf グレーチングは規格がはっきりしており、メーカーに製造責任を問えるが、自分で設計施工すれば全部を被らねばならない。 これは見掛けの安い高いを吹っ飛ばす程の違いです。 角パイプ1本あたりの簡易計算は電卓不要で出来る。   角パイプの断面性能   http://www.ns-kenzai.co.jp/pdf/a1/a1_4.pdf   辺の長さ 50×50 厚さ 3.2 断面二次モーメント 20.4  断面係数 8.16                   単位換算要   ↓       ↓   http://www.hajimeteno.ne.jp/engineer/calclib/bar2ten1.html   一様断面2点支持梁集中荷重のたわみ計算   支点間距離(L): 600 mm   断面係数(Z): 8160 mm3   断面2次モーメント(I): 204000 mm4   荷重(F): 5000 N   荷重点位置(a): 300 mm   計算点(x): 300 mm   材質: 鉄 (E): 206000 MPa   計算結果   ----   ----   ----   たわみ(ω):0.535 mm   ----   曲げ応力(σ): 91.912MPa    ← 回答(4)と同じ計算 1本について500Kgの静荷重にギリギリ耐えそうとの結果。実際の荷重はそうでなく安全係数余裕もみて更に低くしなければならないが、その判断根拠が難しい。 グレーチングは計算だけでなく試験の裏打ちがあるから信用出来る。その違いです。 過去質問の例。   http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=281654&event=QE0004 これでも私が(4)でグレーチングを提案、その前後で延々延々延々・・・・質問者もアキレ 責任問題は、役所の仕事を請けることを考えれば判りやすいでしょう(でなくとも責任被るか被せられるかの違いは同じ) グレーチングなら耐荷重何トンのものを使います、だけで通る。JIS規格や国交省基準、業界標準などあるから適合品は審査不要。 オリジナル構造物を提案しようものなら、設計書持って来いの建築基準法に則った計算せよ、、と手間は数百倍。でグレーチング並の単価でないと入札負け。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 おっしゃられる通り、タイヤ幅から何本で支えられるかの想定や、事故時の責任問題もあるため、グレーチング採用の方向で検討してみます。

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