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SCM440の調質硬度範囲と材質設計変更について
noname#230359の回答
外径2600が凄いのでデーターが追いつきません。厚さで判断が必要。 SCM440 相当 42CrMoS4 の詳細データ http://www.lucefin.com/wp-content/files_mf/0542crmo4eng.pdf 右ページ中ほど Mechanical and physical properties Hot-rolled mechanical propaties in quenched and tempered.... φ160/250 HB 225~271 なので HB=240~300 は、まぁ妥当な値でしょうか しかし右ページ上 Hot Rolled annealed + peeled-relled+A+SH ~φ100 → HBmax 241 これより下なのは如何なモノか >当社では通常SCM440の調質硬度をHB=293~341に設定 は普通でしょうがサイズの影響は何とも、、試した上で規格範囲は追い込むべきでしょう。 >SCM440 ⇒ アズロール硬さ;HRC 39以下、焼なまし硬さ(HRB);95以下> HRB 95 以下 = HB 209 以下? 何処から? アズロールは硬すぎ http://www.shinkansai-steel.co.jp/pdf/mechanical.pdf 新関西製鉄 SCM440 アズロール硬さ実績 HB 269 サイズ不明ながら上記詳細データと矛盾無くこれぐらいでしょう。 http://www.tenhiko.co.jp/search/zairyou/tokushukou/kouzou.html SCM440 アズロール硬さHRC 39以下 焼なまし硬さ(HRB) 95以下 根拠はこれですか・・・更にその出処も辿れて http://www.nisshin-steel.co.jp/nisshin-steel/product/catalog/pdf/b01-7.pdf 何なのかよく確認すべきです。 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=277021&event=QE0004 No.40521 SCRとSCM材の違いを教えてください 回答(4)>これ生材でなく焼入後の硬さです と誤りを指摘したが、これとも整合しない。 熱処理の基本は冷え具合なので、径がデカクとも厚みで考えれば良いのです。 かなり低い硬さねらいで強さも低くなる。それで良けれは熱処理屋さんも公差幅が広いので一発合格してくれるでしょう。 調質でなくコスト安な焼きならしでもいけそうな硬さです。 SCM440 の処理温度は判るが硬さが判りません。これも熱処理屋さんに試しを依頼すれば結果は出ます(NGでも調質可能)。 日本の鉄鋼メーカ、商社はデータを出すのをサボッテおり、詳細に知りたい時には上記のような海外メーカのサイトに頼るか技術力ある熱処理屋に相談せざるをえません。
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