金属の弾性限界について教えてください

このQ&Aのポイント
  • 金属の弾性限界とは、材料が一度受けた荷重を取り除いた後に元の形状に戻る限界値のことです。
  • 材質:SCM:440の場合、JISのハンドブックによると降伏点は835N/mm²であり、その70%の584.5N/mm²が弾性限界値と考えられます。
  • 584.5N/mm²は応力値として扱われ、金属の応力限界を示す値とされます。
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弾性限界

何時も勉強させています。 金属の弾性限界について教えて下さい。 材質:SCM:440 真空焼き入れ:HRC45位ですが、 JISのハンドブックに降伏点835N/mm2と有るのですが、これの70%の584.5N/mm2が弾性限界値と考えれば良いのでしょうか? 又、584.5N/mm2は応力値と考えて良いのでしょうか。 初歩的な質問ですが、宜しく御願いします。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.2

厳密には弾性限界に対する要求度により、変形に対する確率が決まります。 292MPa以下ならある程度高確率(>σ)で塑性変形しないと言えます。100% に近い確率(>3σ)を求めるのであれば,もっと厳しい見積りが必要です。

noname#230358
質問者

お礼

有難う御座います、大変勉強になりました。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.1

特性表にヤング率 204GPa 降伏強さ 833MPa とありますから、 ひずみ ε=833/(204×1000)=0.4% となります。 降伏点で 0.2%ひずみに比較して大きなひずみとなっています。 一般鋼材から考えれて0.2%ひずみを弾性限界と見て、降伏強さの約50%を 弾性限界とみなした方が妥当でしょう。 本来 降伏点(0.2%ひずみ)=弾性限界と考えればよいのですが,設計上は 多少の安全を見ます。通常は材料のばらつき偏差を20~30%程度考慮す るので,安全側の値を採用すれば833×0.5×0.7=292MPaとなります。

参考URL:
http://www.madlabo.com/mad/edat/principle/phismech.htm#SEC1
noname#230358
質問者

お礼

お礼が遅くなりましたが、有難う御座います。 もう一つ教えて下さい、応力を出し、その値が292MPa以下ならOKと言うことで良いのですか? 宜しく御願いします。

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