無光沢ニッケルめっき液でめっきしたものに光沢がある。
- 無光沢ニッケルめっき液(ワット浴、添加剤なし、成分は硫酸ニッケル、塩化ニッケル、ほう酸のみ)でめっきをしているのに光沢がある。
- 光沢剤の誤添加やめっき厚の問題を除外し、エアー攪拌やエアー配管の汚れも確認しているが、トラブルの原因特定に至っていない。
- 活性炭処理を行うことで一時的に問題が解消されるが、数日後に再び光沢が生じてしまう。
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無光沢ニッケルめっき液でめっきしたものに光沢があ…
無光沢ニッケルめっき液でめっきしたものに光沢がある。 無光沢ニッケルめっき液(ワット浴、添加剤なし、成分は硫酸ニッケル、塩化ニッケル、ほう酸のみ)でめっきをしているのに光沢がある。特に低電部です。ハルセルを取ってみると1A/dm2あたりで明確な境界があり、1A/dm2以上は無光沢、以下は光沢となっています。とりあえず活性炭処理をすると解消されます。しかし、また数日で同様の状態になってしまいます。仮説として、前工程の持込(ハルセルで確認→該当なし)、光沢剤の誤添加(絶対になし)、めっき厚が薄い(3μmでも20μmでも光沢あり)、エアー攪拌のエアーの汚れ、エアー配管の汚れ・・・など調査しましたが該当しません。このトラブルについてアドバイスいただければ幸いです。
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かなり、専門的なトラブル対策を実施されているようですね。通常の光沢不良であれば、御社がやられていることで原因が見つかるはずですが。 経験がないですが、活性炭処理で復活するということは、有機系不純物の影響と思われます。スルファミン酸浴などは、スルファミン酸イオンの分解で、光沢が出てきたり、ピットが出てきたりしますが、ワット浴でも硫酸イオンの分解で同様の減少が起きるかもしれません。 ?2Lビーカー程度の実験槽で稼働試験を実施(エアー撹拌は使用せず、スターラー撹拌を実施 ⇒光沢が出くるかどうかの確認 ?活性炭処理前と後の液をイオンクロマトで調査する 液に起因しない有機不純物の混入があるか? ?連続活性炭ろ過を実施して暫定的に対策 というステップで検証されてはいかがでしょうか?
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