ミューティング回路をトランジスタで実現する方法

このQ&Aのポイント
  • ミューティング回路をトランジスタで実現する方法について解説します。
  • ミュート回路を使用してミューティングを制御する際に、マイコンで直接制御することはできないため、ベースにデジトラを挟んで駆動する必要があります。
  • 2SD2144を直接3.3VのIOで駆動することはできるのか、また、より効果的なミューティング回路の設計についてもお知らせください。
回答を見る
  • 締切済み

ミューティング回路 トランジスタでの実現

下記資料の最後に載っているミュート回路につきまして、 http://www.cqpub.co.jp/toragi/trbn/trsample/2003/tr0301/0301sp6.pdf ミュートトランジスタ(2SD2144)のベースをデジトラを挟んで マイコンで駆動していますが、直接マイコンで制御できないので しょうか? 実際にはこの回路を参照して3.3Vで駆動できるミュート回路を設計 したいのですが、2SD2144を直接3.3VのIOで駆動できますでしょうか。 もしオススメのミューティング回路がありましたらご教示いただけますと 助かります。 宜しくお願い致します。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

PNPのトランジスタを介して駆動しているのは、2SD2144のベースをマイナス まで振幅させるためです。トラ技の回路ではミュート時にはベースに5mA弱 の電流を流し、ミュートしないとき(通常の音を出す時)はベースを-10V にドライブしています。 音声信号の振幅にもよりますが、信号の最も電圧の低い瞬間よりさらに 低い電圧まで下げておく必要があります。例えば、信号の最負電圧が-2V だとすると、ベースは同じくらい(-2V以下)にしないと2SD2144をOFFに できなくなってしまいます。 ベース電流を流すだけならCPUから直に駆動できますが、マイナスまで振る ためにはどうしても一度PNPを通してマイナス電源と用意して駆動する 必要があります。 マイナス電源を使わずに構成する方法もありますが、かえって部品点数が 増えたりします。マイナス電源がどうしても用意できない場合は、その 回路を使うことになります。 構成は原理的には簡単で、要はGNDを0Vではなく少し浮かせる(例えば +1.5V)にすることで、2SD2144にとって相対的にマイナスのドライブを したことにさせる訳です。 ベース電流を流しにくくなるのでベースの抵抗を相当下げなくてはなり ません。また、その+1.5Vがオーディオの目でみてノイズのない電圧で なくてはなりません。その意味ではCPUの電源もノイズに気をつける必要 があります。 エミッタとコレクタは普通はエミッタをGNDにしてコレクタを出力として 使うものですが、エミッタとコレクタを逆に使うとON電圧が非常に低く なります。(電流が少ないとき) なので、この回路ではエミッタと コレクタを区別しなくても構いません。エミッタとコレクタの間の電圧が プラスでもマイナスでもスイッチとして動作する回路です。 ただし、普通のスイッチングや増幅用のトランジスタはエミッタと コレクタは特性を変えて作っていますので、逆接続はどのトランジスタでも できるものではありません。特別逆接続時の電流増幅率が大きくなる ような設計のトランジスタでのみ可能です。 ミュートするときと戻すときに大きなクリック音がしても良い場合は 信号の直流電位を無視しても動作はします。要は音が出たり消えたりする だけなら、直流電位は何であってもトランジスタでショートすれば良い ということです。 余計なクリック音を出したくなければ、ミュート中とノーマル時の信号 の直流電位が変わらないように設計しなくてはなりません。そのために 直流電位を0Vとしてプラスマイナスどちらでも動作するトランジスタを 使った回路としてるのです。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがおとうございます。 お礼が遅くなりまして申し訳有りません。 マイナス電源が必要とのことですが、それはミュート対象信号にエミッタを 接続した場合のみでしょうか? コレクタを接続してある別の参考回路をみたところ、3.3VのマイコンIOで ベース抵抗を挟んだだけで制御しているのがあったものですから。。 トランジスタについてど素人な為、的外れな事をお聞きしているかもしれま せんが宜しくお願い致します。

関連するQ&A

  • トランジスタSW回路のベース電圧について

    DC電源をON/OFFする回路をFETとトランジスタで組んだのですが、ON/OFFはできるものの、立ち上げ時にマイコンからのON信号を接続しているTrのベース電圧が1.2V程→3.3Vになります。 これは何が原因なのかいろいろ考えてみても思いつかず、ご教授ください。 <回路>  DC5V-----FET-------出力     | |     100k | |__| | 10k | u-com(3.3V)-Tr Trは抵抗内蔵タイプです。 | GND

  • トランジスタのプッシュプル回路について

    「定本トランジスタ回路の設計」という本で電子回路について勉強しているのですが、どうしても理解できない場所があります。 トランジスタのプッシュプル回路で2つのトランジスタのベースが共通接続されていて、ベース電位が同じだからスイッチングひずみが発生する、それを解消するためにVbeと同じダイオードを接続するというのが納得できません。写真の回路では、そもそも2つの抵抗で分圧された7.5Vのベースバイアス電圧が掛かっているから、入力信号がなくても両方のトランジスタはonなのではないかと考えてしまいます。 どなたか教えていただけませんか。

  • トランジスタで異電圧をスイッチング制御するには?

    いつもお世話になっております。 下記要求仕様を満たす回路は、どの様に構成したらよいでしょうか? アドバイスお願いします。 〔要求仕様〕  ・3.6V~3.0Vと変動する電圧で動作するマイコンのI/Oポートの出力で、   トランジスタをON/OFF制御で2.5Vの電源をコントロールさせたい。   〔現在の回路構成〕  ・PNPトランジスタを使用。  ・エミッタに2.5Vの電源を接続。  ・コレクタに負荷(LED)を接続。  ・ベースにマイコンのI/Oポートの出力を接続。ベース抵抗は470Ωを接続。  ・ベースエミッタ間にバイアス抵抗10kΩ接続。 【問題】  ・トランジスタにOFFを期待する時、マイコンHi出力(3.6V~3V)時、その出力値と  ベースエミッタ間にバイアス抵抗10kΩを介してみえる2.5Vと電位差が生じる為に  トランジスタのON/OFF動作が方形波の様にならない。 【解決策?】  ・2.5Vの電源を確実(綺麗に)にON/OFFさせたい時に、制御信号が3.6V~3Vと  異なり高い時はどの様な回路構成にすればよいのでしょうか? お分かりになる方、ご教授よろしくお願い致します。 以上

  • トランジスタを使った、電圧変換回路について教えてください。

    トランジスタを使い、12Vの電源を使っている回路から、5Vに電圧を下げ、別のマイコンを動作させたいのですが。 簡単な回路や参考になるURLなどはありますか。 ご教授ねがいます。

  • トランジスタ回路について

    トランジスタ回路について質問です! 画像のトランジスタ回路の (1)ベース接地電流増幅率αはいくらか? (2)電圧利得Av=V1/V2はいくらか? をお教えください。 条件は RL=6.3kΩ rb=400Ω re=25Ω rc=∞Ω インピーダンスZ1=V1/i1=45Ω と、なっています! 画像が見辛いかもしれませんがよろしくお願いします。

  • ミューティング回路でのトランジスタの逆接続

    アナログ回路の素人です。おしゃべりするおもちゃを作ってちゃんと動く のですが、原理がわからないことがあり、ここに書きました。 よろしくお願いします。 (内容) ミューティング用にトランジスタ(NPN)をマイコンからon/offさせて、 音声ボリュームの後ろでさらにプルダウンするかしないかでゲインを2段階に変えています。 ここで、エミッタを接地して使っていたら、ポップノイズが大きく、たまたま 見た本にコレクタとエミッタを逆で使っている回路があったので、そうしたら、 ポップノイズは小さくなりました。今の所、トランジスタは壊れず、動いています。なぜポップノイズが小さくなるのでしょうか?また、こんな使い方をしていてデメリットは無いのでしょうか?

  • トランジスタとマイコンを使ったLED点滅回路

    こんにちわ。LEDとランジスタ、AVRマイコンを用いて LEDを点滅させる回路を作ろうとしています。 回路的には大本の電源がDC13v~DC15vの間で変動する脈流で それを3端子レギュレータでマイコン用に5vとLED用12vに 整流し、使用しようと思っています。 LED(2.1v20ma)を最大5個直列の部分と、同じLEDを2個直列 に繋いだ列があります。 O=LED △=2sc1815トランジスタ R=電流制限抵抗 ггггг--12v OOOOO OOOO| OOO|| OO||| O|||| ||||| RRRRR |||||C △△△△△B-R--{マイコン} |||||E ||||| LLLLL___GND 質問1:このような回路の場合、ベースとマイコンの間につける抵抗は どれくらいのものを使えばいいですか?計算方法も教えて下さい。 質問2:この結線方法ですと、エミッタの電位は0vなので ベースの電圧は0.6v程度でトランジスタをON、OFFできると考えるのですが、間違っていませんか? 質問3:3端子レギュレータの定格電流が1A程度なので 一度に全て点灯することが出来ません。そこで、スタティック点灯では なく、高速に一列づつ点灯させるダイナミック点灯を行わせようと 思っているのですが、その高速ON,OFFにトランジスタは反応して くれるのでしょうか? 質問4:トランジスタのC-E間とB-E間の電圧降下はそれぞれ 0.6v固定なのでしょうか? 長くなりましたがご指導よろしくお願い申し上げます

  • 自励式ブザーの駆動回路

    マイコンの評価基板を買ったのですが、回路図にある自励式ブザーの駆動回路の動きが分かりません。 パターンを追ったところ回路図どおりになっていて、トランジスタもマーキングを調べるとBC056Bである事が分かりました。 CPU_VDDは5V、BUZZER端子はマイコンのポートなので0V/5Vです。 そうすると、このトランジスタは動きませんよね? でもブザーは鳴ります。 この回路はどういう動きをするものなのでしょうか? ご教示ください。

  • 直列のトランジスタ2つによる電圧負荷分担について

    定電圧源の制御部として書かれている、 下図の回路の動作について悩んでいます。 E点は定電圧を出力する端子、 C点は+Vよりも高電位に固定されており、 B点にオペアンプ負帰還からのフィードバック信号が入ってくるとします。 E-C間の電圧をR1とR2で分割して Tr1とTr2に半分ずつ負担させています。 しかし、本の解説を読むとさらに以下のことが書いてあり、 この部分がよくわかりません。 (引用 【OPアンプ回路の設計 】P251より) 「R1とR2で分割するだけでは、負荷電流が増加し E-C間の電圧が下がったとき、Bからのベース電流を 増やしてもTr1ばかりが飽和して、Tr2は残りの電圧を ひとりで背負う状態になります。 そこでTr2のベースをD1を介して+Vにつないでおき、 Tr1のコレクタ電圧が+V以下に下がったら、Tr2にはR1からだけでなく、 R3からベース電流を流そうというわけです。 同じようにして、トランジスタを3個でも4個でも直列 にして制御範囲を広げることができます。」 Tr1に流れる電流はTr2に流れる電流とほぼ同じであり、 Tr1とTr2にかかる電圧もほぼ同じなので、 Tr1ばかりが飽和するわけないのでは? と思うのですが、どうでしょうか?

  • トランジスタの使い方

    前回 http://okwave.jp/qa/q9144077.html で質問した続きになるのですが、アウトプットと5V間に10kΩの抵抗を入れることにより ボリューム調整で5vのオンオフができました。 今度はこの5Vの出力の切り替えで12Vでモーターを駆動したりしなかったりと考えているのですがうまくいきませんでした… ちなみにトランジスタは ダーリントン2SD2081 http://akizukidenshi.com/download/ds/sanken/2sd2081_ds_jp.pdf を使っています。 よろしくお願いします。