- 締切済み
熱処理後の耐食性低下のメカニズムとは?
- 熱処理後に鉄鋼品の耐食性が低下し、表面が活性化されるために錆びやすくなる現象について、そのメカニズムを解説します。
- 熱処理前の鉄表面は酸化皮膜によって一定程度の錆の進行を抑制していましたが、熱処理の過程で酸化皮膜が除去され、鉄表面が活性化されることで耐食性が低下し、錆びやすくなります。
- この現象を客先に報告する必要があり、熱処理後には防錆処理を徹底することが求められます。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
関連するQ&A
- MIM成形品の熱処理
お世話になります。 MIMにて成形した製品の熱処理について教えて下さい。 成形後に応力除去、組織安定化等の目的で焼鈍工程は必要でしょうか。その場合、熱処理方法は雰囲気炉、真空炉、大気炉の内どれが最適でしょうか。 また、熱処理が必要になる材質、精度等の条件がありましたら教えて下さい。大変初歩的な質問ですが宜しくお願いします。
- ベストアンサー
- 金属
- 42アロイ材 熱処理について
42アロイ材の熱処理について □200mmt5mmの鉄板を反り±0.01mmで作製したいと思います。 ・加工に焼鈍が必要な様ですが、どのような条件で行えば良いのでしょうか。又、注意事項を教えて下さい。 ・更にこの鉄板表面にメッキ処理を行うのですが、酸化膜形成を極力抑えたいと思います。炉の雰囲気及び温度の注意事項はありますか。
- 締切済み
- 金属
- ステンレス鋼の熱処理
オーステナイト系ステンレス鋼(SUS304)を熱処理(溶体化処理)を行うと表面が黒くなり、砂鉄の様な細かい金属の粉が付着しています。この黒ずんだ部分の成分を教えて下さい。何かが析出しているのでしょうか? 熱処理条件など詳しく追記させて頂きます。 通常、オーステナイト系ステンレス鋼のSUS304の溶体化処理は 1010~1150℃で急冷を行うので私は1050℃で一時間アルゴンガス中で加熱し水中で急冷しています。温度が1050℃以上にも以下にもなっていない事は確認済みです。 炉内の真空度の確認ですが、メーターがマイナス100KPaになるまでポンプで空気を抜いています。
- ベストアンサー
- 熱処理
- SUJ2熱処理の加熱保持について
弊社は無酸化雰囲気でない熱処理炉で作業しています 余熱炉560°で一時加熱を行い次に850°の熱処理炉に素材SUJ2厚み10mmなら30分炉内に保持して油冷を行なっています。 加工品は、スケールもでています作業改善加熱保持時間た短縮出来ないか? もし、同作業されておられる方で、品質管理上加熱保持時間をご教授いただけるならば回答お願いいたします。
- 締切済み
- 熱処理
- S30C、S35C熱処理品の防錆方法
上記材料に熱処理(焼入れ・焼戻し)を行い、HRC=35~40とし、表面処理Ep-Fe/Zn8CM1(ユニクロ)した部品を家畜糞尿(pH6.0~6.3)処理に使用しています。 個々の部品は摺動するため徐々に錆が発生します。安価で効果的な防錆処理はないでしょうか? 塗料によるかと思いますが、カチオン塗装は効果的でしょうか? ご教示願います。
- ベストアンサー
- メッキ
- 熱処理品の電解処理方法
熱処理を行ったワークの前処理について教えて下さい、熱処理品の表面が黒く酸化スケールがひどい為に、めっき後の表面に模様のような物で外観不良が発生してしまいます。ちなみにめっきはZnめっきです。また、不良品のめっきを塩酸で剥離してみますとめっき表面の模様と同様の黒い模様が残っています。酸化スケールの完全除去の前処理方法を教えて下さい。 備考:めっき工程 アルカリ洗浄(15分)→水→水→酸洗浄(5分)→水→水→電解洗浄(12分)→水→水→第二酸(20秒)→めっき
- 締切済み
- メッキ
- 指紋がつくと鉄が錆びる理由
単純な質問なんですが、指紋がつくとなぜ錆が発生するのでしょうか。 私の考えは、指紋の主成分は塩分であり、鉄表面に塩分が付着すると、塩分には潮解(固体が空気中の水分を吸って溶ける現象)という性質があって、空中から腐食に不可欠な水分を調達し保つ役割を果たし、錆を促進させ錆る? 上記が正しければ、鉄表面を水分が付着しないように被えば錆びないと思い、気化性防錆剤を使って実験を行ったのですが錆が発生しました。 気化性防錆剤を使った理由としては、サブ組立品の保管で防錆油を塗布すると使用前に洗浄あるいは拭取りをしなければならず…その工程をなくしたいと思ったからです。 皆様のお知恵を拝借したいと思います。 どうかよろしくお願いします。
- ベストアンサー
- さび止め
お礼
Bunnyさん、ご見解、大変有り難うございます。 仰るように、小生も熱処理後の影響よりも、熱処理前の影響の方が大きいと考えております。 今問題になっておりますのが、点さびと共に、プレス加工油の黒い焼け付きが梅雨から夏場に掛け発生して困っております。 この要因は、プレス加工油(硫黄系極圧添加剤を主成分とした塩素フリータイプの塑性加工用潤滑剤)が温度・湿度・紫外線等の影響で変質(グリス状にポリマー化)し、石油系の真空蒸気洗浄では脱脂しきれずに、熱処理後に黒く焼け付くと推定しております。 Bunnyさんのご見解にで、判らない点を以下に記述いたします。 1.『母材のガラス転移点の前後15パーセント』とはどういうことでしょうか。 【Wikipedia】ガラス転移点を持つ代表的な物質には、合成樹脂や天然ゴムなどの高分子、昔から知られたケイ酸塩のガラスがある。 と言うことですが、プレス加工油に含まれる硫黄が関係するのでしょうか。 ちなみに熱処理は530℃x3hr加熱します。 2.炉内雰囲気の圧力(炉圧)は負圧にはなっておりません。 3.母材はA1変態点温度以下の処理で応力除去焼きなましなので、残留オーステナイトは発生しないと思います。 瘤状炭化物との防錆油反応とは? 防錆剤の塗布、又は散布時に使われる気体との反応とは? ⇒ 防錆油と大気との関係でしょうか。 ちなみに防錆方法は、当初は噴霧でしたが現在は浸漬しております。 お時間をを掛けて頂き、大変恐縮致します。 もう少しアドバイスをして頂けましたら、幸いであります。 Bunnyさん、ご丁寧なご説明有り難うございます。貴重な時間を割いて頂いた事に、大変感謝いたします。 ご教授して頂いたことも踏まえて、原因究明に繋げていきます。 これからも、宜しくお願い致します。