二電力計法の線間電圧について

このQ&Aのポイント
  • 二電力計法における線間電圧の計算方法について理解できない状況です。
  • Va,Vb,Vcを相電圧として、線間電圧はVab=Va+(-Vb) ,Vcb=Vc+(-Vb)となることを知りましたが、なぜVbがマイナスになるのかわかりません。
  • 他のHPの回答を見ても理解できず、ベクトル図からの理解も困難です。できるだけ分かりやすく説明していただけると助かります。
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2電力計法の線間電圧について

二電力計法の解説の中に『三相平衡負荷のΔ結線の際に相電圧をVa,Vb,Vcとしたときの線間電圧は、Vab=Va+(-Vb) ,Vcb=Vc+(-Vb)となる。』とありました。 このとき、なぜVbがマイナスになるのか理解できませんでした。そのためベクトル図からの理解も困難な状態です。 電気基礎の部分と存じますが、ご存知の方がいらっしゃいましたらできるだけ噛み砕いてご説明頂ければ幸いです。 ちなみに、他のHPに類似する回答がありましたが理解できませんでした(下記に貼り付けます↓) 『Va,Vb,Vcv... , Vnは相電圧です。 (Va-Vn)は相nと相1の間の線間電圧を表わしています。 つまり、単相電力計は 線間電圧×相電流 の値を示すようにつなぐことになります。』 よろしくご回答お願い致します。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

「a相b相間の相間電圧Vab」は、「Va-Vbです」ということです。 ベクトルという考え方をとりあえず無視して、どこかの基準をもとに a点の電圧と、b点の電圧を測ったとして、a-b点間の電圧は、 a点の電圧からb点の電圧を引くことで求められるということです。 Vab=Va+(-Vb) という表現は、Vab=Va-Vb と同じことです。 キツネにつままれたような回答でしょうか? ◆Vabは、Va-Vbか、Vb-Vaか? 記号法的に考えて、Vabは、Va-Vbに対応し、 Vbaと表現したときに、Vb-Vaと扱えばいいでしょう。 ◆2電力計法の接続位置 3相平衡した状態ならばどこに接続しても読み値は変わりませんが、不平衡 の場合は個々の電力計の読み値は変化しますし、負になる場合もあります。 3相負荷全体の消費電力を測定することが目的の場合、どんな場合負荷状態 と電力計の接続で表示値が負の値になるかは通常意識する必要なく、2電力 計の読みの和が全体の消費電力ということだけ覚えておけば十分です。 表示値が負の値になる条件を知りたければ、きちんとベクトル図を描けば 理解できます。 「2電力計法」について理解しておくべきことポイントは、3本の電線で 電力が伝送されているときは、線の本数より一つ少ない2台の単相電力計で 全体の消費電力を測定することができると言うことです。この考え方は、 平衡3相であろうが単相3線であっても直流回路でも成り立ちます。また、 負荷がバランスしていてもアンバランス状態でも成り立ちます。 この考え方を拡張することができ、 n本の電線で電力が伝送されているときは、線の本数より一つ少ない n-1台の単相電力計で全体の消費電力を測定することができると いうことも成り立ちます。 ◆日本語の問題で恐縮ですが、 >100%理解できませんでした。 この表現をそのまま解釈すると、「全く判らなかった」になります。 「100%は理解できませんでした」ならば、 「ある程度判ったが、判らない部分が残った」の意味です。 回答記入の参考のために、真意を教えて頂けると助かります。

noname#230358
質問者

お礼

迅速なご回答ありがとうございます。 丁寧にご説明いただきましたが、正直100%理解できませんでした。申し訳ありません。 『Va-Vb』は『Vb-Va』となる場合もあるのでしょうか? また、このケースの場合Vac間はVa-Vcとなるのでしょうか?それともVc-Vaになるのでしょうか? 素人な質問で申し訳ありません。 いくつかのホームページを確認してみたところ、a点・b点・c点あるなかで、どの線間に電力計を取り付けるかによってマイナスになる相電圧が変わっている様でした。 どのケースにも対応できる考え方を理解したいのですが、マイナスになる相電圧の基準がありましたら教えて頂けますでしょうか。 お忙しい中ご回答いただきありがとうございます。 同じ電圧でも相によって電位差が違うことから、数式で表す際に解りやすいようにプラス・マイナス表示を付けていると解釈しました。間違った解釈でしたらすいません。 【追記】 『ある程度判ったが、判らない部分が残った』の意味合いで記入しておりました。ご指摘ありがとうございます。以後気をつけたいと思います。申し訳ございませんでした。

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