内製基板の利点と欠点

このQ&Aのポイント
  • 内製基板の利点とは、外注費を削減することや設計ミスのリスクの低下などです。一方、欠点としては耐久試験や電気特性試験を行っていないことや、保証がないことが挙げられます。
  • メーカーセンサーと比べて、内製基板の利点は価格が低くなることです。しかし、保証や不具合時の対応に難点があります。また、基板設計が一人しかできない状況であるため、将来的なリスクもあります。
  • メーカーセンサーの利点は保証や不具合時の対応があり、安心して使用できることです。一方、価格が高くなるというデメリットがあります。内製基板の利点は価格が低くなることですが、耐久試験や電気特性試験を行っていないため、安全性に不安があります。また、基板設計が一人しかできない状況であるため、将来的なリスクも考慮する必要があります。
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内製基板の利点と欠点

皆様、大変お世話になっております。 1点アドバイスいただきたい点がございます。 現在、弊社では、予防保全システムを開発し、それを半導体の各多工場へ販売しております。 弊社も、利益を上げる為、外注費を削減する考えが基で、センサーを内製基板で対応しています。基板内の各パーツは秋月OOなどで安く買っているようです。基板は、設計し、製作しています。その後基板内へ搭載される各パーツは、組立担当が半田付けしています。 小生が心配しているのは、その基板の安全性です。基板及び制御回路の設計は弊社の技術力の高い人が行っており基板自体で設計ミスなどは考えられないのですが、耐久試験、電気特性試験などは行っていません。素人の私から見ても同じ基板を何枚も手作業で組み立てているが、はたして「同じものです」という言葉が通用するのかな??って思っています。 メーカーセンサーは確かに内製に比べて価格も高いですが、その分保証という付加価値が付きます。弊社基板はそのようなものはありません。不具合と思われる症状が発生すればその都度出張し基板を交換しているようです。 また、弊社内の事情ではあるのですが、基板設計が行える人が一人しかいない状態なのですが、その人が病気になったり、仕事が出来ない状態になった場合にお客様からの問合せに対する対応がとれないことに将来の不安を懸念しています。 メーカーセンサー及び内作センサーのメリット、デメリットに関してアドバイスがあれば教えて頂けませんか?

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

毎度JOです。 基板製作時は全量検査を行う事が基本です、 大量に生産するのであれば「専用の検査機」を開発時に製作する事がほとんどです。 基板の入出力回路及び電源に「専用の検査機」を接続して、製品の検査を行います、 回路が期待どうり動作しているか、電源の電圧変動に対して安定して動作できるか、 等 製品の企画段階で検査項目を決定します、 マイコンを搭載した基板などは、検査の為のプログラムを内包したりもします、 基板のコストは、この検査機とその開発費も含んだ価格となります。 仮に基板を全量検査しない場合、基板内で一つの部品が全部不良であれば、 リコールになり、出荷した製品全てを回収しなければなりません。 今回の場合センサの検査をどのように行うかが難解な気もしますが、 基板の外部よりセンサに擬似入力して検査出来ない場合は、センサと基板を別々に検査を行い、 最終的に組み上げてOKとする事も出来ます。 メーカー製の場合このような検査項目をパスして出荷してます、 仮に出荷台数が少量で、検査機の開発・製作費を考慮すると、製品の価格が高い物になってしまうのであれば、 メーカー製を購入した方が安くなってしまいます。 自社で生産する場合は、生産数などからコスト計算して「本当に内製した方が安いか」を吟味する事が肝要です。 毎度JOです。 基板の全量検査をする場合、回路構成にもよりますが、基板に有る全ての入出力回路のチェックを行います、 今回の場合、基板構成が電源・出力端子・基板に搭載されているセンサのみであれば、 1)電源電圧を、考えられる最低・最高電圧で動作させても正常動作するか? 2)出力端子の負荷を、考えられる最低・最高負荷で動作させても正常動作するか? 3)センサを外部より擬似入力により動作させて、期待される出力結果が得られるか? この場合の擬似入力は定量的に管理されなければなりません。 それが出来ない場合、センサを実装せずにセンサ回路へ直接擬似入力させて、 OKであればセンサを実装して完了とします。 センサ素子自体はメーカで出荷検査を行っているので、それをもって良しとするより方法がありません。

noname#230358
質問者

お礼

回答有難うございます。勉強になりました。 やはり検査は大事ですよね! 実際のところ、出荷前検査で、きちんと予防保全センサーが機能するかどうかのチェックは接続して実施しているようですが、基板自体が正常かどうか、という検査は行っていません。基板の中味、機能、搭載素子にも依ると思いますが一般的にはご回答項目以外でどのような検査が必要ですか? 了解いたしました。肝に銘じます。 今後の開発の参考になりました。今後ともアドバイス宜しくお願い致します。

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