研削盤の仕様の芯押し部のデッド、アライブ方式について
- 研削盤の仕様には芯押し部のデッド方式とアライブ方式があります。
- デッド方式は回転センターとは別に固定された部分で精度が高いですが、交換が難しいデメリットがあります。
- 一方、アライブ方式は旋盤の回転センターと同じ考えで精度が高い上、交換も容易です。
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研削盤の仕様について
教えてください。研削盤の仕様の芯押し部のデッド、アライブ方式がありますが、デッド、アライブのそれぞれのメリット、デメリットを教えてください。メーカーさんに聞きましたが、アライブのほうが、旋盤の回転センターと同じ考えで精度がいいとしか理解できません。恐れ入りますが、ご教示くださいますよう、お願い申し上げます。
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回答(1)に補足させて下さい。 機械の精度が出ている仮定で 精度に関して 市販の国産 回転センターの 振れ精度(回転)は 0.005ぐらいのカタログ値です。 固定式センターの精度はメーカーによって色々ですが、信頼出来るめーかーの物ですと、0.001以内です。 加工物の真円度は センターとセンター穴、機械精度で決まってきます。 但し、センター穴の精度に関してはは固定式の方が大きく影響されます。 加工物重量に関して 固定式の方が絶対に有利です。 ベアリングを使わないので剛性があります。 一般的に円筒研削盤のセンターは固定式(デットセンター)が使用されます。 心押代センター穴側の加工部では干渉の問題もあり、その場合は固定式ではハーフセンターを使用します。 機械仕様でビルトイン方式を採用される場合はこの限りではありません。 加工の真円度は、センターの真円度を写し取る形になり 固定式の場合は、センター+センター穴 回転式の場合は、センターの回転精度となります。 回転センターの精度は構造上どうしても狭いスペースでベアリングを組み込む為にあまり精度を上げられないと思われます。 ビルトイン方式であれば、機械主軸と同じような構造が可能で回転精度も出しやすくなります。
ライブセンターはベアリング内蔵でワークと同期回転しますので焼き付きの心配がありません 高速回転が可能で旋盤のセンターによく使われます デッドセンターは固定ですのでベアリングの遊びがないため心が安定して得られますが固定のため絶えずワークと摩擦が起こります 高速回転に不向きであるため旋盤には不利なことがあります 研削は低速回転で焼き付きが起こらないため心の固定されたデッドセンターが使われます
お礼
勉強になりました。ありがとうございました。返答が遅くなり申し訳ございません。
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